
キミのミニ盆栽びより > 基礎知識
更新日:2018/09/03
植物を育てるときに、基礎的な生育方法を知っておけば植物も元気に育てられるし、長く楽しめて愛着が増します。
植物は樹種や産地によって乾燥への強さや水分の必要量、日照、寒さや暑さへの耐性などいろいろな違いがあります。
さらに花芽の分化時期や、植え替え、剪定、施肥の適期なども違うので、まずは自分が育てようと思う植物がどんな性質なのか調べてみましょう。
植物の性質を知って、最適な環境で生育の手助けをすることは植物を育てる上での重要な点です。
盆栽は植物を思いのままの姿にできると考える人もいるかもしれませんが、技巧にこだわらないで、植物を丈夫に育てることを第一に考えましょう。
そのうえで植物にあった樹形を考え、盆栽として自分好みに仕立ててください。
植物の葉は、あとにも書きますが光合成の働きやガス交換、水分を蒸散させる場所です。導管は根から吸い上げた水を体内に送り、合成した栄養分は師管から全体へ運搬する役割……
盆栽にはたくさんの植物が取り入れられていて、 松や真柏などに代表される松柏類の他、葉物類、花物類、実物類、草物類と大きく分類されています。例えば海棠(カイドウ)……
まっすぐ伸びるスギを無理に曲げたり、マツを一直線に作ろうとしても、不自然な作品になってしまうだけではなく、木の生育を悪くしてしまうことになります。スギはスギらし……
盆栽は昔は床の間などに飾られることが主流だったために、一方向から観賞されることが通常でした。さらに正しくは座って観賞するものですから、目の高さなども考慮にいれ正……
盆栽は育てるだけでなく、飾って楽しむものでもあります。家庭で飾って楽しむだけなら自分の好みで自由にできますが、正式な席飾りでの場では陳列側と観賞側の心得を持ち、……
盆栽の愛好家の間で、『鉢が先か樹が先か』という問いになると話が尽きないと言われます。骨董価値の高い鉢のコレクターも多く、樹作りに熱心であまり鉢には興味がないとい……
植物の根は、土の中で四方八方に張り巡り地上部を支えています。根は主に側根の吸収領域から土中の水分や養分を吸収し、植物体の生命維持をしています。さらに根自体も呼吸……
盆栽に苔を張ることで、鬱蒼とした森の自然の中で何百年も前から佇んでいる老樹の様相を持ち始めます。この景観上の美観を高めるだけでなく、苔には植替え後の湿度の保持や……
水石は添配のように盆栽との組み合わせで脇役として使ったりもしますが、受けの盆栽の代わりとして、また遠山に見立てて主として使われることもあり、盆栽と水石は切り離す……
お庭のないマンションやアパートなら、ベランダやバルコニーで育てることになりますが、盆栽のために確保出来るスペースは限られますし、風通しや日照条件は物件により違い……
盆栽界には一般とは違う用語や言い方があります。盆栽に関する用語をまとめています。
都内のベランダから盆栽を始め、現在は盆栽のために郊外に土地を得て暮らしています。小さい盆栽を中心に山野草や鉢作りを楽しんでいます。
アビシニアン猫(♂)とメダカを飼っています。歴代猫は『アロ』『アズロ』。
現在、盆栽世界にて「キミのMonthlyお手入れ講座」連載中です。
更新履歴
おすすめ文献
最近のコメント