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フジの育て方

フジの作業暦

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
生育状況
休眠期
 
芽出し
 
 
 
 
 
 
 
 
落葉
 
 
 
花芽分化
 
管理場所
ムロ
 
ムロ出し
日なた
 
半日陰
 
 
 
 
 
ムロ
灌 水
(回数/日数)
1/2~3日
 
1~2/日
 
2~3/日
 
 
 
1~2/日
 
 
1/2~3日
施 肥
 
開花中
 
薄液肥
 
 
 
針金かけ
剪 定
 
 
花芽確認 
 
植え替え
 
 
芽摘み
 
           
葉刈り              

フジの性質

フジはマメ科の蔓性落葉高木。

花房が垂れるのでやや高く作ったり半懸崖作りにするとバランスが取れます。

蔓性の丈夫な植物で、根も丈夫でしばらく植え替えしないと鉢を割る程です。

花芽を多く付けるためには、肥料をしっかり効かせ伸びる蔓を葉1枚残して剪定して短い枝を出させます。

さらに用土は粘土質の荒木田土を2~3割混ぜることで徒長を防ぎ花芽を多く付けることができます。

開花したものはほとんど結実しますが、樹勢を落とさないためにも花柄を切り取るか早めに果実切り取ってください。

挿木、根伏せでよく増えます。

フジの管理場所

風通しのよい日当たり~半日陰で育てます。

夏に強い西日に当たると葉焼けをしたり水切れになりやすいので、梅雨明けからは寒冷紗などで日よけをしてください。

寒さには強いですが、冬の乾燥した外気に当たらないようにしてください。

フジの灌水

水をたいへん好み乾燥に弱いので、とくに夏の水切れに注意してください。

6月の花芽分化期は控えめを心がけ、用土が乾いたのを確認してから灌水してください。

春の芽出し頃からは1日1~2回で、夏は1日2~3回、冬は2~3日に1回を目安に、表土が乾いたらたっぷり灌水します。

フジの施肥

肥料を好むのでしっかり効かせることが花付きをよくするコツの1つです。

梅雨から夏場を除いた成長期の間に月1回を目安に油かすなどの肥料を置き肥してください。

開花中はいったん中止し花後は薄い液体肥料から始め、花芽分化期(7月~8月)は控えめを心がけてください。

チッ素分の多い肥料は花付きを悪くする原因になるので注意してください。

フジの作り方

芽摘み(5月頃)

春から伸びる蔓(徒長枝)には花はつかないので、春から伸びた蔓が4~5節(葉が4~5枚)ほどに伸びてきたら1芽(葉を1枚)残して先を摘みます。

フジは葉がついていない枝元にも芽がついているので短く切り詰めても大丈夫です。

特に若木では蔓を長く伸ばしてから切り詰めると節の長い枝になってしまうので、短いうちに芽摘みしておくことが大切です。

剪定(6月、11月~3月)

フジの剪定は蔓をなるべく短く剪定することが基本ですが、枝数を増やしたいときは2~3芽残して切ってください。

秋になると花芽が膨らんで葉芽との区別が付くようになるので、今年伸びた枝を花芽を残し3~4芽で剪定してください。

完成樹や古木では枝の伸びが弱いので、長めに残して(2~3芽)秋に全体を整える剪定をしてください。

針金かけ

フジは基本的に芽摘みや剪定で枝を整えるため、針金かけは行いません。

どうしてもかけたい時でも無理に曲げたりしないで自然な作りにしてください。

植替え(2月~3月)

落葉後か春の芽出し頃にできます。

沢山花芽を付けさせるためには根の生長を抑え枝を徒長させないほうがいいので、小さめの鉢に収めるようにしてください。

植え替えは毎年行う必要はありません。

若木や小さいものは2年に1回を目安に植え替えをします。 成木は2~3年に1回を基本にしてください。

コメント

こまめ さん 2017年04月04日21時16分
初めまして。
キミさんのサイトは、わかりやすくて楽しさが伝わってきますので愛読させて頂いております。
最近ヤマフジ盆栽を購入したのですが、フジ盆栽を初めて育てますのでご質問させてください。

①ノダフジとヤマフジは育て方が同じでしょうか?
②植え替え用土の配合を詳しく知りたいです。
③植え替え時、根を切らない方が良いと言われていますが、全く切ってはいけないのでしょうか?(植え替え時、同じ鉢を使用したいのですが、根を切らないので次は大きめの鉢に変えなければいけない??)
④フジ盆栽に合っている固形肥料と液肥のメーカーを知りたいです。

長々と申し訳ありません。
お答え出来る範囲で結構ですので宜しくお願い致します。
きみ さん 2017年04月04日22時29分
こまめさん
初めまして、コメントありがとうございます

①2つとも好日性の比較的暖かい山地や林に自生している植物なので、育て方は同じでいいと思います。
②土は赤玉単用でも育ちますが、詳しい配合はこちらに明記して降ります。
https://bonsai.shinto-kimiko.com/kiso/tuchi.htm
③直根が伸びやすいので、これを切ると枯れることがよくあります。芽出し前だったら多少無理をしても回復しますが、あまり短く切りつめては駄目です。本来は出来るだけ根を巻き込んで収めるのがよいです。根をよく見て、分岐があればその先で切ることは出来ます。
④こちらも詳しくは他のページに書いています。
https://bonsai.shinto-kimiko.com/kanri/sehi/sehi_hanamono.htm
このページの「樹種別の施肥(花物類)」の箇所を読んでみてください。

また分からないことがあったら、教えてください<(_ _)>
為房寛治 さん 2018年05月27日09時00分
どうかよろしくお願いします。白長フジの盆栽を育てています。去年花が咲きました。
花後葉っぱを4枚ほど残して豆が付かないように切りました。今現在わ新芽も伸びて
これからも楽しみです、いまのところ葉芽になるか花芽になるかわかりませんが、日当たりをよくするために、日当たりをよくするため上部の葉っぱをカットして、少しでも太陽
当たるようにしています。水わ乾いたらやるようにしています・以上です。
  
  何かアドバイスがあればよろしくお願いします。失礼します。
きみ さん 2018年05月27日09時58分
為房寛治さん
こんにちは。
フジは季節感があっていいですね。
管理は問題ないと思いますが水切れさせたら大変なので、これからは腰水でもいいかもしれません。
日よけの準備もしておいたほうがいいですよ
為房寛治 さん 2018年05月27日13時14分
為房です、早速のコメント有難うございます。腰水は夏はどのくらいつければよいですか。初めての者でよろしくお願いします。それからもう1件ですが、庭に野田フジを、
植えてますが、去年は花が咲きましたが今年花が咲かないのわ、蔓とか葉っぱが伸び
過ぎて、日が当たらなかったせいでしょうか。今年わ春の剪定で小枝がたくさん出来、上の葉っぱを短くし、太陽が当たるようにしました。そして花芽に変る蕾みがたくさんありますが、それわ花芽文化時期まで待てばいいでしょうか。詳しいアドバイス
  よろしくお願いします。でわ失礼します。
きみ さん 2018年05月27日13時35分
為房寛治 さん
腰水は朝浸った状態の水が夕方にはほとんど無くなっているくらいの量です。


あと花芽は伸びる蔓にはつきませんから強くのびるのは間延びするまえに芽摘みをしておきます。花芽形成は6月ぐらいなのでそれ以降はやたらに剪定しないほうがいいと思います。

「そして花芽に変る蕾みがたくさんありますが、それわ花芽文化時期まで待てばいいでしょうか。」→花芽あるということですよね?花芽分化までまつとはどういう意味でしょうか
為房寛治 さん 2018年05月27日14時51分
お世話になります。例の花芽分化時期とわ、6月から8月の期間のことですよね。
こ間に蕾の状態から花芽に代わることでしょうか。私もネットでいろいろ勉強中
なもので、今後とも色々フジ花に関するアドバイスを教えてください。ーーー
今わ新芽の伸びが勢いが良いですね。お忙しいところ有難うございました。
為房寛治 さん 2018年05月28日08時18分
おはようございます。為房です。たびたび詳しいアドバイス有難うございます。
5月27日の件ですが、フジの蕾がたくさんあるといいましたが、花芽わ今から
付くわけ話ないですね。花芽の付く頃の7月頃まで楽しみに待つことにします。
 大変失礼しました。--今後ともよろしくお願いします。
きみ さん 2018年05月29日12時59分
為房寛治さん
お返事が遅くなってしまいすみません。
為房さんのおっしゃる蕾というのは芽の事だったんですね。芽には花芽と葉芽があり、花芽が膨らんで蕾になります。
花芽が分かるようになるのは秋頃なので、分化期ではまだはっきりわかりません。
これからは伸びる枝以外の剪定を控えてくださいね
為房寛治 さん 2018年06月01日16時49分
為房です。ご返事が遅くなってすみません。アドバイス有難うございました。花の
分化期まで、剪定しないように花芽の付くのお楽しみにしたいと思います。ほんとに
有難うございました。
          
 今後ともよろしくお願いします。  失礼します。
為房です。 さん 2018年06月06日16時39分
為房です。たびたびお世話になります。シロナガフジの盆栽の件でお尋ねしたいんですが、蕾の上に新芽が伸びていて、その蕾が日に当たらないようであれば、新芽と葉っぱ
も選定していいでしょうか。
それから、庭フジを植えておりますが、つると葉っぱが伸びてまして、その蕾に日が
当たらないので、今6月であれば軽く選定してもよいでしょうか。以上の件
アドバイスをよろしくお願いします。それでわこれにて失礼します。
きみ さん 2018年06月06日18時17分
為房さん
蕾=芽の事と理解してお返事しますね。
長く伸びる蔓には花芽つきませんので、2~3節ほどのこして先を切ってください。
いまくいけば残した葉腋から短枝が伸びて翌年の花芽がつきます。
ただし小品盆栽での話なので、庭木なら4~5節でもいいと思います。
採光をよくしたい場合、枝先だけ軽く剪定してもあまり意味がないので、枝が込んでいれば不要な枝は元から間引きます。
これは6月までの作業です。
為房です さん 2018年06月06日19時24分
アドバイス大変参考になりました。今後念を入れて、剪定をしたいと思います。
ほんとに有難うございました。でわ失礼します。
為房です。 さん 2018年07月05日14時21分
今日は、たびたびお世話になります。フジの狂い咲きの事でおたずねいたします。
くるい咲きわだいたい7月の半ばころでしょうか。それとも下旬ころでしょうか
楽しみにも、しているのでアドバイスの程よろしくお願いします。
フジの事に関して他のアドバイスがあれば何でも結構です。よろしくお願いします。
    それでわ失礼します。
きみ さん 2018年07月05日14時44分
為房さん
こんにちは、ご訪問ありがとうございます。
すみませんが、フジの狂い咲きについてよく知りません。狂い咲きというのは、季節外れに花が咲くことをいいますが、何かが原因で植物に異常がでて、自分が枯れる前になんとか子孫を残そうとする現象だと聞きました。
本来咲くはずのない時期にいくつも花が咲いたり、花芽しか出ないようになれば枯れる前兆と捉えると、狂い咲きはしないに越したことないと思います。
為房です。 さん 2018年08月01日08時37分
今日わ為房です、お世話になります。庭フジも、盆栽フジもお彼岸ころにリン酸を
含んだ肥料をやればよいでしょうか。そして花芽が付く秋ごろ待てばよいでしょうか。
そしてフジの狂い咲きわ。今わないですが、狂い咲きわ気にしなくてもよいですか。
アドバイスお願いします。
きみ さん 2018年08月03日22時43分
為房さん
肥料は夏は控えます与えるなら規定より薄めた液肥で充分です。
チッ素が多いものは花付きに影響するので花物用のプロミックを試してもいいと思います。使いやすいですよ。
狂い咲きは普通ない現象ですから、今はないならなにも問題ないと思います。
為房寛治 さん 2018年08月08日13時04分
こんにちわ為房です。ご返事が大変遅くなり申し訳ありません。早速
プロミックを試してみます。アドバイスを有難うございました
                          失礼します。
洋司 さん 2018年08月27日14時48分
きみさん

ご無沙汰しております。
また、1点お教えください。

藤の盆栽なんですが、最近下の枝先の葉が枯れたような色になり、少しづつ散っています。

これは、正常な落葉なのでしょうか?

落葉には少し早い気がしますが、この藤は4月初めに開花したので、それを考えるとこのくらいなのかなぁと思ってしまいます。

アドバイスをお願いいたします。
きみ さん 2018年08月28日15時09分
洋司 さん
葉が部分的に枯れる原因はいろいろあると思いますが、水切れさせるとこういう状態になります。心当たりはないでしょうか。
猛暑が続きますし、特に藤は水が好きなので、しっかり水やりしてあげてください。
洋司 さん 2018年08月28日16時20分
きみさん

早速のアドバイスありがとうございます。

水切れの可能性が大きいのですね。
水は、朝と夕方にたっぷりとやっているのですが、
この鉢は、水はけが悪いので鉢底までたっぷりと
水がいかなかったのかもしれないですね。

暑さもマシになってきていますが、当面『腰水』を
してやった方が良いのでしょうか?
取り敢えず腰水をやってみます。

またアドバイスをよろしくお願いいたします。
きみ さん 2018年08月28日16時26分
洋司 さん
藤は植え替えを何年もしていないと今の様な状態になってしまいますからね
来年は植え替えしてあげてください。
腰水管理もいいですが、夕方には水が乾いているような状態がいいです
いつまでもヒタヒタだと逆に根腐れしてしまいます。
日陰しばらく管理したほうが良さそうです。
洋司 さん 2018年08月28日16時34分
きみさん

追加で教えて下さい。

今の状況で肥料(活力剤等)はあげるべきでは
ないのでしょうか?

弱っているときに肥料はやっぱりダメですかねぇ?

素人の質問で申し訳ないですが、よろしくお願い
いたします。
きみ さん 2018年08月28日18時44分
洋司 さん
肥料は「くれない害」より「くれる害」の方が大きいです。弱って入る樹はもちろんですが猛暑の頃は植物も生長が止まります。根の活動も低下するので多肥による害が出やすく、無理に施肥する必要ありません。
葉に薄めたメネデールやハイポネックスを散布するのはいいと思います。まじない程度と聞いていますが効果はあるように思います。
洋司 さん 2018年08月28日23時37分
きみさん

ありがとうございます。
良く分かりました。

当面。日陰で腰水をして様子を見るようにします。
肥料は、くれない害よりくれる害の方が大きい!
なるほど、理解いたしました。

お忙しい中アドバイスありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。

世田谷区にいましたが、盆栽のための広い土地を求め移住計画中。小さい盆栽を中心に山野草や鉢作りも楽しんでいます。

動物も好きで猫を飼っています。初代愛猫『アロ』は天国へ行ってしまいましたが、新しい家族を迎えて仲良く暮らしています。

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