ウメ(梅)の育て方

投稿日:2013/05/18 更新日:2023/03/29

梅の育て方

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ウメ(梅、学名:Prunus mume、英名:Japanese apricot)はバラ科サクラ属の落葉小高木。

品種は原種に近い野梅(やばい)系を始め、野梅系から変化した濃紅花品種で幹枝の軸も赤い緋梅(ひばい)系、アンズやスモモとの交雑でできた豊後(ぶんご)系など多彩な花芸を持ち、現在では実ウメも含め500種以上の品種があると言われています。

盆栽では香り高く花に気品のある野梅系の品種が定番で、葉芽を持ちやすいため姿の維持も容易。幹には老樹の趣が早いうちに出るので、ジンやシャリの芸も大きな見所の1つです。

1.梅の培養と管理

管理場所

ウメの葉巻き現象

ウメの花芽形成には春から十分な日照が必要。花芽が作られる頃には葉を巻いて強光から葉を守る性質をもつものもあります。

梅は日当たりと風通しのいい場所が向きます。枝の徒長を抑え、多くの花芽を付けさせるためにも春からよく陽の当たる場所に置くようにしましょう。

陽が当たらないと枝が軟弱に伸び、葉ばかり茂って花芽の付く枝が少なくなるので、日照条件が限られた人でもせめて午前中はしっかり陽に当たる場所を作ってほしいところです。

ただし夏の間は強い日差しで葉焼けを起こしやすいため、日除けの設置が必要です。花芽形成に重要な時期に葉を痛めると来年の花芽に影響するので注意してください。

従来は梅雨明け頃から夏の保護(遮光)を始めることが多かったのですが、近年は5月頃から真夏の気候になることが多く、高山性の樹種などは夏を前に調子を崩すケースも増えてきましたので、天気をみながら早めの遮光の準備をしておくと安心です。

もともと陽を好む樹種なので、遮熱効果のある明るい遮光ネットがお勧め。遮光効果の他に、鉢の高温化や水切れも防げますので、葉焼けの原因となる根痛みも起こりにくくなります。

風通しの良さも重要で、風が当たらないと害虫や病気にかかる原因にもなるのでよい場所を検討しましょう。


水やり

花芽を付けるには水分過多は禁物で、野梅などは花芽形成に向け水や肥料を辛めにする方法もあります。

ですが本来は水を好む性質で、特に葉がある間はよく乾きますので、水切れには注意してください。

春秋は1日1~2回、夏は2~3回、冬(ムロ内)は2~3日に1回を目安に、表土が乾いてきたらたっぷり水やりしましょう。

6-7月頃に葉刈りをしたものは、葉量が激減するため通常の灌水では過水状態となりますから、表土が乾いたのを確認してからの水やりを心がけてください。

施肥

梅は肥料をとても好む樹種で、根が肥料を求めて上に集まってくるほど要求度が高いです。枝を充実させるためにも表土がみえないくらいたくさん肥料をおく愛好者や生産者がいるくらいです。肥料が少ないと枝枯れしたり花芽が少なくなったりするので、真夏と休眠期以外はしっかり効かせることが、毎年花を咲かせるコツです。

花後の3月から6月頃までは少ない量から継続的に施肥し、花芽分化に影響する夏は一旦中止。秋肥(9月~11月頃)には再びよく肥培し、冬越しと芽出しの力をつけさせてやります。

実ウメのように寒肥を与える必要はありませんが、冬の間に肥料が切れると花後の芽出しが弱くなることがあるので、秋肥は春よりもしっかり効かせることが大事です。

与える肥料は、油かす肥料の単用だとリン酸(P)が不足しがちなので、実花もの向けを謳っている肥料(リン酸が多めの肥料)を使うなど工夫してください。「花物用プロミック」や「バイオゴールド」、花ごころ「もっともっと花の肥料」などはNPKのうちPの配合が多い山型タイプの肥料です。

一般的に、冬の間は樹も休眠に入るために肥料を置いてもあまり効かないのですが、早咲きの品種は休眠から目覚める時期も早いため、12月頃から寒肥をおくところもあるようです。そのくらい、肥料が好きな樹種だと考えておくといいと思います。

2.ウメの苗木の入手と増やし方

園芸品種が豊富なウメは、そのほとんどが接木で作られていて、毎年11月以降になるとお正月飾り用の素材がたくさん流通します。

挿し木も可能で、休眠枝ならよく発根しますので、花後すぐの剪定などででた芽動き前の枝を挿してみてください。休眠中(2月頃)に挿しておくと春の発根は早いようです。

挿し木をした場合は、再び花が見られるまで数年かかりますが、この間は根の充実と樹作りに専念できます。

葉がでてからの挿し木は、雑菌が原因か、吸い上げが追いつかないのか葉が萎れて失敗しやすいのですが、何事も挑戦ですので試してみてもいいかもしれません。

3.ウメの病害虫と対策

コスカシバ幼虫

幹からヤニ(飴色の樹脂)が染み出している部分はコスカシバ幼虫が食害している可能性大。地植えのウメやサクラだけでなく盆栽でも時々みられるので要注意!

本来、病害虫には強い樹種ですが、培養環境の悪化や過水による根腐れなどで樹勢が落ちると病害虫の被害が深刻化しやすいところがあります。

新芽にはアブラムシや葉ダニ、カイガラムシ類などの吸汁性害虫がつきやすく、幹枝にはキクイムシやコスカシバ幼虫が入り込むことがあります。

また、風通しが悪いとうどん粉病や、バラ科樹種に発生する黒星病、ベト病などにもかかりやすくなります。

桜ほどではありませんが、根頭癌腫病にも注意が必要ですから、植え替え時期にはストレプトマイシン系の殺菌剤で消毒するなど、被害が出る前の防除が大事です。

4.ウメの適期作業

ウメの適期作業カレンダー

植替え(2月~3月)

ウメの植替え

ウメの根は旺盛で、細根もよく伸びます。植替え時には台土をしっかり解して伸びた根や太根を整理し、いい根張りを作りましょう。完成木や古木は控え目に!

植替え適期は芽出し前の2月下旬~3月頃で、花後すぐの剪定と併せて行うと効率的です。

秋や観賞前でも可能ですが、冬の間の凍てつきや遅霜で根を傷めないように注意が必要です。

樹勢が旺盛な梅は、雑木のように根を半分に以上切込んでも大丈夫。特に仕立て中の若木は台土もしっかり崩して根を捌き、走り根や伸びすぎた根を切り込んで細根を充実させるようにしましょう。

ただし、古木の場合はあまり深く処理せず、台土を残し気味にするのがポイントです。全体の2/3は残すように、鉢周りや底部分の根を整理してください。時々発生する走り根はもちろん切りますが、全体を深切りすると樹が若返り、枝の徒長や花芽が付きにくくなる原因になるので注意してください。

鉢の大きさや根詰り具合にもよりますが、植え替え周期は1~2年に1回が目安で、古木では2~3年間隔でも十分です。

また、サクラやバラほど心配いりませんが、念のため根捌き後は、根頭癌腫病予防のためアグレプト液剤(ストレプトマイシン液剤)で浸漬殺菌しておくと安心です。

用土は赤玉土を主体に桐生砂や日向土など排水性のよいものを2割ほど混合して使ってください。植え付け時には元肥(マグァンプKなど)も忘れずに。肥料が多めの培養のため、2年以上植替えしないものは土の酸性化防止に竹炭を混ぜるのをお勧めします。

花がら取り(花後2月~3月頃)

多くの花を付けるウメは、それだけ体力を消耗します。開花期が長いと樹勢を落としやすく、枝枯れを起こしたりその後の生育が悪くなったりしてしまいますから、花がら取りはとても大事な作業です。

苦労してせっかく付けた花芽。満開まで長く観賞したくなりますが、樹勢の維持のためには5分咲き以上、遅くとも7分咲きくらいで花がら取りをしたいところ。花も蕾も除去して早々に剪定を始めてください。

花がらをそのままにしてしまうと結実したりして樹勢を落とすだけでなく、剪定のタイミングを逃して、枝を間伸びさせる原因にもなります。

樹形を維持し、毎年花を見るためにも、早めの作業を心がけてください。

梅の花がら

結実する可能性もあるので、花がらは花の付け根から丁寧に取りましょう

ウメの花は花弁が落ちても子房や雄しべが付いたままなので、これを指先でむしり取るかピンセットで取り除いてください。

花柄が短く基部にも小さい芽を持っているので、この芽を痛めないように注意しましょう。

ウメは葉芽も持ち方がまちまちで、花が咲いた箇所に必ず葉芽を持っているとも限らないので、剪定と同じで芽を確認しながら作業してください。

芽摘み(4月下旬~5月)

養成木の芽摘み(切り戻し剪定)

花をみるためには花芽分化期から逆算して剪定時期や培養を工夫する必要がありますが、樹形作りの段階では花芽を気にする必要がないので、伸びたら切り詰める「切り戻し剪定」を行い、基本の枝を作っていきましょう。

春以降に伸びる新梢は、4月下旬~5月頃になって葉が6~7枚くらいに達した頃に、2~3節の所で芽摘みをします。この場合は手では摘めませんので、ハサミで切り戻してください。

あまり早いうちに芽摘みをしてしまうと、2番芽が強く伸びて枝の太さのバランスが悪くなってしまうので、一旦伸してから切り戻すことがポイントです。

ウメの養成木の芽摘み

養成木の段階では、新梢の葉が6~7枚ほどに伸び落ち着いた頃に2~3節で切り戻し

芽摘み後に伸びる2番芽も、強く伸びるようなら同様に摘んでおくか、針金で枝を下げておいてください(芽おさえ)。

枝を太らせたい場合は、まだ新梢が柔らかいうちにアルミ線で軽く曲げ下げて、必要な太さを得てから切り戻します。

枝先はいずれ切り戻すので、枝元にしっかり模様をつけるように曲げ下げておきましょう。

ウメの芽押さえ

枝を太らせたい場合は針金で抑制(芽おさえ)してから、落葉後に切り戻します

ウメは直線的な枝が特徴ですが、全ての枝が直線では見どころに欠けてしまいます。

そのため、基本の枝の元部分は嫌味にならない程度の模様をつけて下げておき、小枝に向かって跳ね上がるような姿をイメージするといいかもしれません。

新梢は太りが早く1~2ヶ月で食い込むので、傷が付く前に外すかかけ直し、落葉後に2~3節を目安に必要なところで切り戻しておいてください。

樹形作り優先の養成木なら年に2~3回の剪定や芽おさえで基本の枝骨格を作っていきます。

完成木の芽摘み

ウメの花芽形成は7月~8月頃で、5~6節の所でとまり充実する枝に付きやすいため(比較的短くとまる短枝もあります)、花を見るためには枝を長めに残す必要があります。

花を見る段階の完成木の芽摘みは、養成木の時よりも長めに残すことがポイントで、5月頃になったら長く伸びた新梢を4~6節のところで芽摘みしてください。

花を見るためにはどうしても残す枝が長めになってしまいますが、それも梅の趣です。

あまり短く詰めると花芽がなくなるだけでなく、2番芽(夏芽)が勢いよく伸びて枝元が不自然に太る原因になります。

芽摘み後に伸び出す2番芽は、あまり伸びないうちに再び1節で摘み取り、勢いを止めておいてください。先端だけ摘んでおけば伸びだけが止まり、そうして充実した枝が花芽を持つようになります。

また、芽摘みのかわりに、新梢を枝の途中で折る「折りだめ」も花芽を付けさせる方法の1つで、組織を切断せず残すことで枝元に花芽を持たせる効果が期待できます。

どちらの方法も、枝元に近い葉(元葉)を2~3枚葉刈りしておくと、その基部についた芽は葉芽を持ちやすくなるため、葉芽を持ちにくい園芸種では元葉の葉刈りが有効とされています。

梅の芽摘み

花芽を期待する場合は長めに残して切り戻し。元葉を刈ると将来の枝作りに使えます。

折りだめ(5月頃)

新梢を枝の途中で折る「折りだめ」は、花芽を付けさせる工夫の1つで、組織を切断せず残すことで葉数が確保され、枝元にも花芽を持たせる効果が期待できます。

ウメの折りだめ

この方法では、短い位置で花を咲かせることができますが、葉芽が折った枝の先にできるので結果的に間伸びしやすく、しかも枝は折れた状態になってしまうので、枝として使えないケースもあります。

また、折りだめをしたからといって必ず元部分に花芽がでるとは限らないので、結果は一長一短といったところ。

この折れた枝を活かして直線的な枝模様を作ることもできるので、枝作りの方法の1つとして行う人もいるようです。

葉刈り・葉すかし(5月頃)

枝がある程度出来た完成木の場合は、葉が茂って内部が蒸れ、弱い枝が枯れてしまうなど樹形維持に支障がでてきます。

特に枝が混み合い葉が茂った状態のものは、そのままにしていると大事な下枝やフトコロ枝が弱ってしまうので、葉量を減らして日照や風通しを改善してやる必要があります。

作業の適期は春から伸びた新梢の葉が固まる5月上~中旬頃。

葉すかしといってもモミジや楓のように詰めた先端の片葉を切るのではなく、新梢の第一節に付いている小さい葉(スソ葉)を鋏で切り取ってください。

枝の勢いによってスソ葉の付く数も違うので、スソ葉が4枚なら2枚、3枚なら1枚切るといったように調整します。枝数の多いものならこのスソ葉刈りだけでもスッキリします。

極端に伸びる徒長枝に対しては、葉すかしより芽摘みで対応するなどの判断も必要です。

このように、スソ葉や枝元付近を葉刈りした箇所は葉芽になりやすいので、葉芽を持ちにくい園芸種では元葉の葉刈りが有効です。

ウメの全葉刈り(5月上旬頃)

ウメは葉刈りをすると2番芽が伸びなかったり樹勢が落ちてしまったりすることがあるので、葉芽を持たせるための部分葉刈り(スソ葉刈り)をするくらいで、基本的には葉刈りはしません。

ただし、樹勢が十分な養成木~半完成木や、芽吹きのいい品種(野梅系の一重咲き品種など)なら葉刈りが可能で、節の短い枝を増やし、かつその枝に花芽を持たせることができます。

ウメの全葉刈りは、剪定と葉刈りを同時に行うことから二度切りといい、春から伸びた新梢を2節まで追い込み、残した枝の葉も全て切り取ります。

ウメの二度切り

二度切りの適期は5月初め頃。時期が遅れると花芽を持ちにくくなるので、遅くならないようにしましょう。

二度切り後1ヶ月くらい経つと2番芽が充実してくるので、芽摘みと同じ要領で強く伸びる枝を3~4節残して剪定してください。

あまり伸びない枝はそのままにするか、軽く葉すかし(スソ葉刈り)をしておくなど、全体の枝の力を平均的に維持することも大事です。

うまくいけば花芽も期待できるので、落葉後は葉芽を確認しながら2~3節残して切り詰め観賞に備えてください。

先にも書きましたが、全葉刈りは葉すかしよりもはるかに負担が大きい作業です。葉刈りを予定しているものは、前年から充分肥培し、樹勢が乗っている若木や芽吹きのいい品種の樹に対して行うようにしてください。

剪定(花後2月~3月)

どの芽で切っても枝が出来るような樹種と違い、ウメの剪定は不用意に行うと葉芽を飛ばして葉芽と葉芽の間隔が大きく開き、著しく樹形を崩しがちです。

そのため、ウメの剪定は花芽と葉芽をしっかり確認しながら行う事が大事で、その判断が付きやすい花後の剪定が基本になります。

秋に剪定する場合は忌み枝や枝先を軽く整えるなど、観賞に備えた剪定にとどめておきましょう。

剪定の適期は、花が終わって芽がようやく動きだそうかとする2月から3月にかけて。厳寒地では、やや葉が伸びだした4月頃に剪定することがあり、葉芽が確認しやすく冬枯れのリスクも低くなるメリットがあります。

基本的な剪定方法は、葉芽の位置を確認しながら1~2芽残して芽のすぐ上で切り詰めます。

ウメは葉芽のできかたがまちまちで、花の咲いた箇所に必ずしも葉芽を持っているとは限らないので、葉芽の有無を確認しながらできるだけ短いところで剪定するようにしましょう。

これをしっかりやらないと樹形がどんどん崩れてしまうので、花がら取りとセットで行ってください。

花前の強剪定

上記の剪定をしっかり行っていても毎年少しずつ枝は間伸びしていくのは避けられません。

芽吹きのいいウメは、樹勢が十分であれば胴吹きもするので、数年に一度は葉芽を無視して枝元まで全ての枝を短く切り詰め、新たに芽を吹かせて作り直すことも検討してください。

花前の強剪定

樹勢が十分なものは、花前に枝元まで切り詰めて新たに芽を吹かせることができます

時期は花後すぐでもいいですが、まだ蕾の硬いうち~開花前(1月中~2月上旬頃)に済ませるのがベスト。

開花前に行うことで樹勢を落とさず、芽も早く準備させることができます。

部分的に強剪定すると芽ができない場合もあるので、行う場合は全体を切り込むようにしてください。

ただしこの吹かせ直しは、畑で肥培したウメや樹勢の旺盛な若木向けの作業で、古木や樹勢の弱っている樹に行うと芽が動かず枯れてしまうこともあるので注意が必要です。

針金かけ(5月~6月、落葉後)

ウメの幹枝は古くなると折れやすいので、5~6月頃になって新しく伸びた柔らかい枝にかけるようにします(芽おさえ)。

梅の枝は真っ直ぐ上へ上へと伸びる性質があるので、新梢がまだ柔らかいこの時期に針金で伏せておくとあとの樹作りに活かすことができます。

ただし無理をすると元から折れてしまうので、負担のかからない程度に枝を下げて軽く模様を付けておくようにしましょう。

針金は食い込みが早いので1~2ヶ月で外し、伸ばした新梢は落葉後に必要な長さを残して切り詰めてください。

ウメの針金かけ

2年枝への針金かけ。このように軸が古質化していないうちなら用意に曲げることができます

落葉後の針金かけも、軸がまだ緑色を帯びた若枝なら比較的柔らかいので可能です。

ただし芽が膨らんでからですと作業中に芽を痛める危険があるので、休眠期(厳寒期を除く)の間に済ませておくのがお勧めです(要保護)。

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コメント

ようじ さん 2018年02月08日22時19分
きみさん

こんにちは。
鹿児島紅梅が綺麗に咲いてくれました。

盆栽を始めて最初の開花なので、喜びひとしおですねぇ。

これからの作業について、お教えいただけますでしょうか。

1.樹に負担をかけないために、花を摘むと聞いていますが、花を摘むタイミングはいつ頃なのでしょうか?
しぼんだ花を摘めば良いのでしょうか?

2.花芽を2つほど残して剪定をしようと思いますが、すべての花を摘んでから剪定すれば良いのでしょうか?
剪定のタイミングをお教えください。

3.一回り小さい鉢に植え替えようと思ってますが、いつ頃に植え替えれば良いのでしょうか?

初歩的な質問ばかりで恐縮ですが、よろしくお願いします。
きみ さん 2018年02月10日09時50分
ようじ さん
こんにちは、引っ越しと風邪で暫くネットが出来ずにお返事遅くなってしまいました。すみませんでした。梅、綺麗ですね紅千鳥?品種詳しくないので間違っているかも。
質問にお答えします。
1、花を摘むタイミングはしぼんできた時で大丈夫です、そんな難しく考えずに見頃が過ぎたな~って時に摘んでください。
2、剪定は全ての花を摘んだ後の方が全体のバランスが取りやすいです。今切っていいですけど、切り口からヤケが入るので面倒でも保護剤を塗っておいた方がいいかも。
3、植え替えは2月下旬~3月上旬頃の芽出し前です。樹の状態をよくみて、芽が膨らんで動いてきたなと思った時がベストです。うまく根がさばければ小さい鉢でもいいですけど、管理になれないうちはあまり無理しないほうがいいですよ。来年は今年ほど花芽は付かないかもしれません。ゆっくりいい樹にしてください!
ようじ さん 2018年02月11日09時50分
きみさん

アドバイスおおきにぃです♪
風邪は大丈夫ですか?
ちゃんとアップ出来てなかったのかと思い2回も送ったしまいました。
すみませんでした。

花の摘むタイミング、剪定時期、植え替えについて良く分かりました。
来年は今年より花芽がつきやすくなるの少なくなるとのこと、寂しくですねぇ?

ゆっくりと楽しんで育てていきます(^-^)v

これからもよろしくお願いいたします。
ようじ さん 2018年02月11日10時33分
きみさん

追加で質問させてください。

剪定後に保護剤(癒合剤)を塗った方が良いとのことですが、塗った所はもう伸びなくなるのですか?

それとも保護するだけで、従来通り成長するのでしょうか?

初歩的な質問で申し訳ないですが、よろしくお願いします。
きみ さん 2018年02月11日10時47分
ようじさん
塗ったところといいますか、切った部分は伸びませんがその近くにある芽が伸びてきます。剪定はいろいろな目的がありますが、枝を切ることによって側芽が伸びるのでそれを利用して枝数を増やしたり幹模様を作ったりします。
ようじ さん 2018年02月11日12時41分
きみさん

早速のご回答ありがとうございます。
てっきり切った所からまた枝が伸びるもんだと思ってました?

保護剤を塗ってる意味が良く分かりました。

ありがとうございました。

これからもよろしくお願いします。
やえ さん 2018年02月12日15時02分
きみさん、

初めてコメント差し上げます。
梅盆栽の育て方についてあれこれ調べているのですが、こちらの梅の説明、ひょっとしてツツジの説明文ではありませんか?
梅はバラ科だし、育て方も微妙に異なるように記憶しているのですが⋯違っていたらごめんなさい。
きみ さん 2018年02月12日17時25分
やえ さん
本当にごめんなさい。
その通りです。折角見に来て頂いたのに、すみませんでした。
取り急ぎ文章だけで見にくいですが、内容を直しました。宜しくお願いします。
メレイン さん 2019年05月17日19時58分
はじめまして。

北国での梅の植え替えと剪定時期について知りたいのですが、
道南で育てていますが若葉が大量に出て新芽が伸びている5月に満開を迎えています。
花が落ちたらこの状態で植え替え・剪定をしてもいいのでしょうか?

あと樹形が悪いので2本ある太い枝の一本を切ろうと考えています。
1980円で10年以上前に購入したものです。
きみ さん 2019年05月19日20時23分
メレイン さん

北海道の気候を植物の生活環がどのようなものか実感できない私ですが
葉がすっかりでているものは植え替えに慎重になるべきかと思います。

剪定は問題ないです。
メレイン さん 2019年05月20日17時39分
御返事ありがとうございます。

秋葉が落ちてからと、春の芽が動いてない時期、植え替えはどちらがいいでしょうか?
11月から3月までは雪に埋もれます。

木に負担がかからないのはどちらでしょう?
きみ さん 2019年05月20日18時50分
メレイン さんへ

樹に負担のかからないのは春の芽出し前です。
特に北海道なら寒さも厳しいでしょうから、よほど慣している樹以外は春先がいいかと。

剪定もするなら、今植え替えできます。
根を切るなら枝も整理しないと水の吸収と蒸散のバランスが崩れます。
挿穂の考えと一緒です。
メレイン さん 2019年05月22日16時04分
アドバイスありがとうございました。
本日植え替えと剪定をバッサリしました。

来年も咲いてくれるといいけど^^
David さん 2019年08月13日05時00分
こんにちは、助けてください

I need some help to find out what's wrong with this little ume, it's my first one :(
kimi さん 2019年08月13日10時00分
Davidさんへ

I think this is a whistle disease. There is a suspicion of anthrax and ring-shaped virus, but I'm not an expert so I don't know the answer clearly.
The yellow leaves may be due to the lack of fertilizer.
Judgment is different depending on what you are taking care of.
There is no doubt that you are ill, so use a universal disinfectant.
I think the leaves will fall, but the core is fine, so cut off all infected leaves and dispose of them.
Jordan さん 2020年02月01日12時20分
こんにちは! 英語を使ってすみませんが、私はアメリカ人で東京に住んでいて、日当たりの良い場所のバルコニーに梅の盆栽を置いています。

この梅の木を購入しました:https://i.imgur.com/StRcuHV.jpg

枝/葉を切り取り、剪定する方法を理解する助けが必要です。 私の写真では、一番上の枝の周りに黄色の円があります。 どこで切りますか? 最初の2つの芽の後? この木をどこで切るべきか教えてもらえますか? そしていつ? すべての花が落ちたら? ご協力ありがとうございます! ヨルダン
kimiko さん 2020年02月01日14時11分
Jordan さん
日本語で書いて下さってありがとうございます。
感謝の印に英語でお返事しますね。

This plum variety is probably called "Beni_chidori".
When the flower is over, cut off the remains of the flower. You can pruning immediately after the flowering season, but your tree is a garden variety with few leaf buds, so there is no place to cut it.
And then leaves come out, please leave it until around June.
Around June, cut one or two leaves or fold them in the same place.
This is called "Folding pool". By not cutting, photosynthesis can be continued, keeping it healthy.

Thank you
Jordan さん 2020年02月01日16時13分
ありがとうございました !!

Thank you for writing in English as well. This is perfect advice for me, thank you!! You are awesome :)
ようじ さん 2020年03月01日15時54分
キミさん

久しぶりにお教えくださいm(_ _)m

鹿児島紅梅ですが、はながらをつんだ時に同時に植替えをしました。

本来なら花後のお礼肥をするのですが、同時に植替えをしたので、お礼肥はずらさないとダメなのでしょう?
ずらすとすればどのくらいあとにお礼肥をすれば良いでしょうか?

よろしくお願いしますm(_ _)m
きみ さん 2020年03月01日20時10分
ようじ さんへ
植え替え直後は新しい根が動き始める10日~2週間くらいおいてから施肥するか、緩効性の元肥をあげます。
わたしはマグアンプKを使っています。根ヤケしないようです。
小粒~大粒と揃っていて、元肥以外にも使えるのでもっておくといいですよ
ようじ さん 2020年03月04日10時15分
キミさん

返信が遅くなりすみません。
アドバイスありがとうございます。

10日~2週間あけてから施肥をするようにします。
またマグアンプKも使ってみます。

いつも的確なアドバイスありがとうございます。
大変助かります。

今後ともよろしくお願いします。
ぽちのすけ さん 2020年04月04日20時25分
きみ様

お返事を有難うございました!
秋まで待って植え替えをしてみたいと思います。
それまでは、葉を楽しみながら、お手入れをしますね。
木が好きですねん さん 2021年04月27日06時24分
きみさんこんにちわ
先日は黒松でお世話になりました。
今度は梅で教えて下さい。
この冬にネットで種を購入して春に発芽しました。花梅か実梅かも判りませんが、グングン育ってくれてます。
いまの樹高は8cmほどです。
可能な限り小さく育てて、花も見たいのですが、
このままにしておくと大きくなり過ぎてしまうのではと不安で仕方がありません。
これからやるべき事について教えて下さい。
よろしくお願いします。

あと種から育てた場合、花が咲くのに10年かかるって本当なのでしょうか?
この前友人に聞いてショックを受けています。
きみ さん 2021年04月27日11時22分
木が好きですねん さんへ
品種にもよると思いますが、ウメは確かに実生から花が咲くまで年数がかかります。
8~10年くらいはみておいた方がいいかもしれないですね。
中には40年たっても咲かない品種(甲州野梅とか)もあるのですが、ウメは花が咲くのは一瞬です。花が咲いたあとは葉っぱでボーボー。長めに切ることが多いので場所も取ります。地味ですが、樹姿とかシャリとか見ていても飽きないので、焦らず育ててください。

市場にでまわる苗木は、実生の樹を数年肥培して太らせ、切込みによって樹形を作るのが一般的です。
花をどうせ見られませんから、5月頃と秋~芽出し前の年2回くらい切り込みをすると枝ができてきます。伸ばさないと太りませんので、ご心配なくです。
ちょっと針金かけて基本の幹模様付けるくらいは今やっとくといいと思います。今年はこのまま伸ばしておいてください。
木が好きですねん さん 2021年04月27日22時23分
きみさん
ご回答ありがとうございます。

やっぱり10年は覚悟なのですね・・・。
逆に考えると長く楽しめますね♪

お教えのとおり今年はこのままにして針金だけかけておきます。
「伸ばして太らせて切る」ですね。
来年の5月にはじめて切り込みして枝を出させるんですよね!
それまでにいっぱい勉強しておきます。そんでまた質問すると思いますがよろしくお願いします。
ちっちゃいけどカッコイイ梅盆栽を目指して頑張ります!
敏。 さん 2022年04月11日16時27分
いつも拝見させて頂き、参考にさせて頂いてます。
教えて下さい。梅盆栽を購入し、花を楽しみましたので、植替えを剪定後の3月4日に実施しました。
植替え後1ケ月くらい経過した頃、突然出てた赤い樹液を何だろうと思いましたが、気にとめずに拭き取りました。しかし、今また2か所に樹液がでており心配しています。更に、幹周辺の土が湿ってましたので掘って見ると根が腐ってる?ような箇所が確認され、その箇所を取り除きました。
私としては、根を洗い消毒して、再度植え替えを実施したらいいのか等と考えています。
原因や対処方法など適切なアドバイスを頂ければ幸甚です。よろしくお願い致します。
きみ さん 2022年04月11日16時55分
敏。 さんへ

こんにちはいつもありがとうございます^^
3月の植替えの時点ではなにも問題はなかったのでしょうか?購入したばかりの樹ですから、古土はほとんど落として根の状態をみたほうがよかったかもしれません。

この状況だけでは何が原因かわりかねますが、幹から樹液が出ているのは心配ですね。
木屑などは出ていませんか?もしかしたらキクイムシが入ってしまっているかもしれません。

植替えをもう一度やるというか、いちど鉢からだして問題点を見つけるべきではないかなと思います。
敏。 さん 2022年04月12日20時52分
きみさん、こんばんは。
春の忙しい中を、迅速に適切なアドバイスを頂き、ありがとうございました。

古土は以前、全部落として枯れた?という経緯がありましたので、今回は2/3の古土を残して植え替えをしたため、根の状況確認は出来ませんでした。(失敗しました。残念です。)

今日確認したんですが、木から出ている樹液には木屑の混入はありませんでした。
幹の傷ついてるところが多くありましたので消毒の為、トップジンMペーストを購入し塗布しました。

一度鉢から出して見るべきというアドバイスから、古土を全部落とし、根の異常なしを確認して再植え替えを実施したいと思います。(植替え時期が遅いですが、この際、仕方ないですよね)
ありがとうございました。
きみ さん 2022年04月13日07時46分
敏。 さんへ

接木されたばかりの梅でしたら樹液はでるやもしれないです!
てっきり違う原因と思って、鉢からだすことアドバイスして申しわけなかったです////
鈴木啓文 さん 2022年12月30日13時04分
キミさん、こんにちは。
 6月の老爺柿の取り木株についてのアドバイス、ありがとうございました。
都紅は発根したので取り木外しをしましたが、実は落果してしまいました。彩姫と宴は発根しませんでした。3月に再度、針金巻き法で再取り木を掛けます。
 今回は、梅盆栽についてアドバイスをお願いします。
現在、野梅、冬至梅2鉢、紅冬至、鹿児島紅、寒紅梅2鉢、思いの儘を栽培していますが、野梅を除いて、みんな腕延びしてしまって、盆栽の体を保っておりません。
枝接ぎや芽接ぎに挑戦してみましたが失敗ばかりです。
間延びした枝をすべて切断して、1芽もない裸にした場合、発芽するでしょうか。
ネットで検索してみても、「盆栽世界」2月号のキミさんのマンスリーお手入れ講座でも、腕延びしてしまった樹の改作方法がよくわかりません。
よろしくお願いいたします。
きみ さん 2022年12月30日17時00分
鈴木啓文 さんへ

いつもコメントありがとうございます^^
ウメは花後すぐの葉芽残しの剪定をしても、毎年段々と枝が遠くなるのはよくありますよね。
花を観るのは2年に1回とかにして、通常の雑木の芽摘みのように伸びたら摘むというのをやれば枝はできてきます。元気な野梅系なら葉刈りもできます。

そして、今のご質問ですが花後すぐの剪定の時に、芽のないところで短く切りこんでおくと、枝もとや幹に胴吹きします。
ウメは意外と芽吹きがいいので、時期がよければ作りなおしできますよ。
その場合は、中途半端に葉芽を残すと眠り芽が眠ったままになってしまうので、丸裸にする感じで全体の枝を芽を残さずに切ってしまいます。
本当は秋に切り込んだ方が、年内に芽の準備ができるのでいいのですが、花後すぐ(3~5分咲き)か蕾のうちなら十分枝になります。
作り直しをする場合は、根もしっかり切ってください

ほんとうに1から枝作ることになりますし、強剪定する場合は数年は花諦めて枝作りに集中したほうがいいかなと思います。
鈴木啓文 さん 2022年12月30日17時42分
きみさん。
早々にお返事ありがとうございます。
早速、2月中頃に1鉢、植替えと共に、強剪定してみます。
神戸のチャレンジャー72 さん 2023年01月10日14時39分
こんにちわ
今年もいろいろ教えてください!

さてさて、梅の取り木は時期はいつでしょうか?
色々試したくてウズウズしています

よろしくお願いいたします
きみ さん 2023年01月11日10時19分
神戸のチャレンジャー72 さんへ

ことしも宜しくお願いします^^
ウメの取木はやったことないので分かりませんが、挿し木は冬にできるので取木かけも今頃からやっていいと思います
神戸のチャレンジャー72 さん 2023年01月12日14時51分
いつも即回答ありがとうございます!
早速チャレンジしてみます(^^)/

取り木マイブームなので引き続き質問です!
色々な方の動画見て針金結束法、環状剥皮法のやり方は理解できたのですが、その後の管理方法が皆さんマチマチで・・・(T_T)
ある方は暗い風の当たらない部屋、ある方は半日陰、ある方は2週間半日陰後日当たりのよい所で肥料、他にもハウスとか・・・
どれを信じたらいいのかパニック(T_T)

それと取り木後どのくらいの期間置いておくのかも不明で・・・ある動画は半年、ある動画は1年とか・・・

どの動画を見ても取り木する時と取り外す時しかアップしてくれていないので途中経過がわかりません。
他の樹種でOKなのでキミ盆流動画をお願いします!
きみ さん 2023年01月13日15時43分
神戸のチャレンジャー72 さんへ

お返事おくれてすみませんでした!

取木後の管理ですが、みなさんそれぞれの管理でそれぞれ間違いでないと思うのです。
発根に関与するホルモンには主に頂芽付近で作られるオーキシンと根で作られるサイトカイニン(カルス形成に関与)というのがあるのですが、葉がある時の取木(6月頃)はすぐに日に当て温めたほうが発根が早いようです。
反対に休眠期の取木は頂芽で作られるホルモンに頼らないところがあるので、まず根から送られるサイトカイニンが取木部分に溜まり、カルスが作られ、温かくなってくると根ができるのではないかと思います。
ですから、まだ葉がでていない時期の取木は生長期ほど日当たり気にしなくてよくて、通常の冬期保護下においていても大丈夫です。
オーキシンもサイトカイニンも単独で作用しているわけでななく、濃度によって生長を促進したり抑制したりしています。

肥料に関しては、取木後おいてもおかなくても結果に有意差はないと思いますが、それよりも取木前にしっかり肥培して樹勢をつけておくことが大事なのではないかと思っています。

取木後どのくらい根が出たら外していいか、というご質問ですが、ちょろっと出ている段階で外すよりは、十分根が伸びてから外したほうがいいでしょうね。
カルスばかりできてなかなか根がでないという場合は、気温が温かくなってきたら思い切って外したほうがよく根がでたりします(取木挿し)。

手入れのしかたは正解というのはなくて、各人がやってみてこれは大丈夫だった、あれはだめだったということの積み重ねなので、それらを参考に実践あるのみかと思います。
神戸のチャレンジャー72 さん 2023年01月14日10時37分
分かりやすい説明ありがとうございます!

また色々教えてください\(^o^)/
ベケット さん 2023年07月27日09時55分
前略、

梅盆栽のブログを拝見致しました。
3月に購入した梅盆栽が先週うどん粉病にやられてしまい、今日は全体が黄色/茶色の葉になってしまいました。
どうしたらよいでしょうか。
良いアドバイスがございましたら、お願い致します。
きみ さん 2023年07月27日10時04分
ベケット さんへ

こんにちは。病気にかかってしまったらとにかく早めの対処をしたほうがいいですので、殺虫殺菌剤を1つでも持っておくといいですね。
ベニカXファインスプレーなど使いやすいのでお勧めです。

結構進行してしまっている状態だと思いますから、残った葉をできるだけ残すようにしましょう。
もともとはうどんこ病からはじまったのでしょうから、まずは殺菌です。治療にはならないかもしれませんがやらないよりはいいかと思います。
親の敵のようにベトベトに散布して薬害をおこさせてしまうこともあるので、使い方の説明をよく読んで使用してくださいね。

それと水やりですが、葉がないので乾きはとても遅いはずです。乾いてきたらやるのを基本にしてください。朝1日1回としても、乾いてなければ夕方にあげるとか、翌朝にあげるとか、乾きの状態によって工夫が必要です。
活性剤をまぜた葉水もいいかもしれません。

年内の回復は難しいかもしれませんし、来年の花も期待できないと思いますが、そのウメも頑張ってますので枯らさなければまた綺麗なお花みせてくれると思います。
チャレンジャー72 さん 2024年02月16日13時08分
こんにちわ
質問です
小品盆栽の梅なのですが、この時期に花が咲かず葉芽が出てきました(泣)

去年の花後に2芽残して剪定しました
剪定はそれ以降していません。
肥料は4~6月、9~11月にバイオゴールドを2個置き、1か月ごとに変えました
原因はなんでしょう?教えてください
きみ さん 2024年02月17日09時56分
チャレンジャー72 さんへ

今年は花が咲かなかったということでしょうか。
暖冬の影響かわかりませんが、葉芽が動くのも早いような気がしますね~

夏に水切れなどさせて、落葉したとかなかったですか?
剪定時期は特に問題なさそうです
そういうことがあると花芽がなくなってしまいますが...
梅子 さん 2024年02月17日12時27分
きみさん、剪定について2度ご相談にのっていただき、お陰様で無事開花する事が出来ました!ありがとうございました。
さて咲き始めて気がついたのですが、直径3cmほどのしっかり咲いている花もあれば、直径1cmぐらいの小さい花もあり、どこかの段階で何かが足りなかったのかと心配になりました。また、植木鉢の土の上に2~3mmの蕾が5個落ちていました。貴重な蕾が落ちてしまった原因は何が考えられますか?来年もっと元気な花ぶりにするコツはありますか?
アヤ さん 2024年02月24日12時33分
きみさん、こんにちは。

甲州野梅の枝に病気のような斑点があるのに気づきました。枝数はまだ少ないですが、いくつかの枝に同じような症状があります。もう一つの甲州野梅は真横に置いてありますが枝に斑点は見当たりりません。ちなみに写真にあるように先っぽが一本萎れていますが、そこは雨樋から漏れてくる水が集中して当たっていた部分です・・・ 今年に入ってからキノンド―水和剤40を二度霧吹きしました。花も数個ですが確認しました。蕾も残りひとつあります。影響のある枝全て切るべきでしょうか。
きみ さん 2024年02月26日18時18分
梅子 さんへ

お返事がおくれてしまってすみませんでした。
紅筆よく咲いていますね!

紅筆の花の付き方はこんな感じですし、これだけでも十分素敵と思いますが、ウメは思ったよりかなり肥料好きですので、たくさん花を咲かせたいなら肥料は多めにしてあげるといいかと思います。
花もの向け(リン酸多め)の肥料が市販されているので探してみてください。

わたしは花ごころの「もっともっと花の肥料」というのを使っています。
https://amzn.to/48xVkYi

花後の剪定もわすれずにお願いしますね。
きみ さん 2024年02月26日18時37分
アヤ さんへ


こんにちは。
ウメの枝にはときどきこういう斑点がでることがありますね。あまり深刻なものではないとは思いますが、たぶんサビ病(赤星病)の一種ではないかと思います。

隣にシンパクがあるようですが、年中同じ配置ですか?

ビャクシン類はサビ病菌の中間宿主(ビャクシン類での病名は「さび病」)で、バラ科樹木と往復寄生しているので離して管理してください。

今切ると芽がでない可能性もありますので、まずはサビ病に効く殺菌剤(ベニカやダコニールとか?)を散布してください。

新芽がでてからでは薬害が心配なので、芽がでる前にしっかり殺菌しておいてください。
アヤ さん 2024年02月26日20時13分
キミさん

お返事ありがとうございます。隣のシンパクに気づくとは鋭い観察力ですね!
春になったら場所移動予定ですが指摘されなかったら恐らく大品同士で横に並べていたので助かりました。ベニカxファインスプレーして様子みてみます。
アヤ さん 2024年09月10日10時11分
キミさん

こんにちは。

少しづつ今年の盆栽被害者が浮き出てきました。

写真の梅の他にもう一つの梅も同様に葉の色が薄くなっていたので、目では見えませんでしたが恐らくハダニの被害だろうと想定して8月3日にカネマイトフロアブルをスプレーしました。桜もひとつは気づいたときには手遅れで、もう一つの桜はハダニのスプレーをしてから何とか持ち直しました。一週間後にはカダンセーフ、そして8月から今までにアンビルフロアブル、ダーズバン乳剤40、ペンコゼブフロアブル、スミチオン乳剤をスプレーしましたが、最近また梅の葉が黄色くなって落ち始めていますがハダニはやっぱり裸眼では見つけられません。4月から毎月いろいろな農薬で殺菌殺虫していますが、これは何の病気でしょうか?

肥料はまだ置いていませんが2週間に一度2000倍の希釈でハイポネックスと週に一度メネデールで灌水しています。
きみ さん 2024年09月24日16時02分
アヤ さん

お返事だいぶおそくなりすみません...

葉の感じからみても葉ダニだろうと思います、葉裏にうごいているのがいなければすでに引っ越したか薬剤で駆除できているのだろうと思います。
8月3日の処置で十分と思いますが、今後は落葉するだけですので、そのままです。
芽は生きているようだし、来年からまた管理がんばっていきましょう。
アヤ さん 2024年09月25日11時42分
キミさん

お返事ありがとうございます。

やはりハダニですか。。 持続性のある薬剤を選んだのですが、8/3に施したスプレーの効き目が弱かったのかもしれませんね。念のため圃場全体にもう一度他のハダニ用の農薬をスプレーしておきます。