盆栽の冬の管理

投稿日:2017/02/10 更新日:2023/01/18(更新回数3)

盆栽の冬の管理

日本の国土は沖縄地方や北海道、東北地方など限られた地域を除きそのほとんどが温帯に属しているので、寒さの厳しくなる冬の期間は盆栽たちを寒害から保護する必要があります。

冬の保護は単に寒さだけでなく乾燥した冷たい風や積雪、凍てつきや霜の被害から樹を守るために事前の保護対策をすることをいいます。

直接風や霜等が当たらないような安全な場所に樹を取り込むことになりますが、保護する前には整枝作業や消毒、掃除などを済ませておきましょう。

C o n t e n t s

  1. 日本の冬
  2. 耐寒性の違い
  3. 冬の保護と管理(ムロ入れのタイミング・置き場所・水やり・肥料・ムロ出しのタイミング)
  4. 病害虫対策
  5. 関連ページ

1. 日本の冬

日本の冬は太平洋側と日本海側、東北地方側と九州地方側でかなり状況がかわります。

また、地形や棚場の環境(棚場の方角や周りの建物)によっても違ってきますので、冬の管理もそれぞれの地域や環境に応じた対策が必要になります。

日本の冬の気候

日本の冬の積雪量と天候の特徴(2020年12月下旬)

太平洋側の気候

日本の太平洋側に位置する地域では、気温は「南高北低」で、高地になるほど低くなり、低地や海沿いにいくほど温暖になります。冬は晴天の日が多く、内陸部になるほど寒暖差が大きくなる条件が揃います。

季節風の影響で乾いた冷たい風が吹くとことも特徴です。

関東以南の沿岸部は南からの温かい海風の影響で、冬でも比較的温暖な地域が多く、都心部や千葉、横浜、四国などでは冬でも冬囲いをぜずに管理できることろもあるようです(暖地性の樹種を除く)。

日本海側の気候

対して日本海側の地域では、昼も気温が上がらず毎年厳しい寒さとなり、大量の積雪が観測されます。冬型の気圧配置によって、大陸北部からの寒気(北西の風)が吹き付け、とても寒い日が続きます。

フェーン現象により日本海側に低気圧が発達しやすく、みぞれやガスの発生が多いというのも特徴です。

寒冷地になるほど冬の期間が長く、厳しい寒さや積雪による被害も大きくなります。早いところでは10月頃から冬囲いの準備が始まり、5月を過ぎても通常管理ができないところもあるようです。

2. 耐寒性の違い

盆栽を育てる上では、植物の自生地の環境を知ったうえでどの程度の寒さや暑さに耐えられるのかを把握しておく必要があります。

盆栽樹種を常緑針葉樹(針葉樹)落葉広葉樹(落葉樹)常緑照葉樹(常緑樹)に分けたとき、耐寒性の強いもは①針葉樹>②落葉樹>③常緑樹という順になります。

常緑針葉樹(針葉樹)

マツ類やヒノキ類などの針葉樹は、根が何日も凍って溶けないということがない限りは、どんなに寒くても冬を越すことができます。

主に高山帯や寒冷地に自生が見られますが、その丈夫さから平地や丘陵地にも植樹され、環境への適応力の強いものが多いです。

特に耐寒性の強いものには、クロマツ、アカマツ、ゴヨウマツ、シンパク、カラマツ、ヒノキ、カラマツ(落葉樹)などが当てはまります。

落葉広葉樹(落葉樹)

モミジやカエデ、ケヤキ、シデ類、ブナ、イチョウのほか、サクラやウメ、長寿梅、カイドウ、野バラなどのバラ科樹種などがあります。

これらの落葉性広葉樹は凍結を防ぐために冬に向けて体内に糖分を溜め込むことができるため、葉が付いている時期では氷点下1℃~3℃で寒害を受けるものの、落葉後は耐寒性が増して氷点下10℃を下回っても耐えることができます。

常緑照葉樹(常緑樹)

クチナシやキンズ、椿など、一年中葉をつけている常緑照葉樹は比較的温暖な地域に自生しているものがほとんどで、このような暖地性樹種は零下になると寒害が起こりやすいところがあります。

ある程度の寒さに耐えられる樹種もありますが、針葉樹や落葉樹のように敢て寒さに晒す必要はありません。

また寒さに強くてもサイズの小さいものや、秋に強い剪定や植替え、針金を掛けたものや、枝が細く出来ている雑木類などは早めの保護が必要です。

積雪

マツやシンパクなど寒さに強い樹種は乾燥に注意すれば特別な保護なしでも大丈夫ですが、ミニサイズのものは保護が必要かもしれません

寒さに弱い樹種(暖地性樹種)

トショウ、柑橘類(キンズ、マートルなど)、クチナシ、椿、シャリンバイ、ハクチョウゲ、スイレンボク、緋ネム、ハリツルマサキ、姫桜桃、台湾ツゲ、ザクロ、ベニシタン、百日紅、山アジサイ、ハンショウヅルなど

また、耐寒性は備えているものの、冬の乾燥に弱く盆樹で寒害にあいやすいものには、コメツガやエゾマツなどがあります。

3. 冬の保護と管理

ムロの例

通常棚場にしている場所の冬囲いの一部。棚下や発泡スチロールケースに樹を入れています

冬の保護は、寒さや乾燥した風、霜、積雪などから盆樹を守るために囲いを設け、外気を遮断することを目的としています。よほど寒い地域を除き、加温する必要はなく、低温で一定の湿度が保たれた場所で樹を休ませるために保護をします。

盆栽界ではその設備を「ムロ」といい、箱やフレームに樹を移動し保護することを「ムロ入れ」といいます。

ムロはフレームで囲ったビニールハウスや半地下など本格的に作る業者や趣味者もいますが、発砲スチロール箱や棚下のスペースを囲った簡易ムロでも十分に機能します。

棚下を利用する場合は、上からビニールシート(ブルーシート等でもOK)を2重にして被せ、風で煽られないように重しをのせて、中に盆栽を収納してください。トタンで囲ってもいいです。

天気のいい日中は蓋やシートを開けて換気をし、一定の気温と湿度を保てるようにすれば立派な保護施設になります。

ムロ入れのタイミング

小品サイズ盆栽のムロ入れのタイミングは、日長が短くなり、気温が5度以下になる日が続く頃で、関東だと12月中旬頃。早朝の庭や棚場をチェックして霜が2~3回降りたのを確認してからムロ入れを始めてください。

ムロ入れの時期

朝霜が降りているのを2~3回確認

一定の寒さに晒すことで冬の到来を知らせ、寒さが最も厳しくなる時期に向けて耐寒性を上げさせる支度をさせる狙いがあります。

人間の感覚で暖房のある部屋で保護しようとすると、翌年の芽出しやその後の成長に悪影響を及ぼしますから、一定の低温下で休ませるつもりで保護をしてください。

ただし、寒さに弱い暖地性の樹種は寒さに晒す必要はありません。ある程度まで耐えられるものもありますが、春になっても樹勢が上がらず樹作りができなくなるので、早めの保護が必要です。

関東なら通常のムロ入れよりも1ヶ月ほど早め(11月中~下旬頃)にムロ入れ準備を始め、ムロ出しも気温が暖かくなってから行うようにしましょう。

保護の仕方は他の樹と同じでいいですが、特に寒さの厳しい寒冷地では室内で加温が必要な場合もあります。

冬の置き場所

冬期保護中は暗い場所でもOK。天気のいい日は寒気を兼ねて日光浴

冬の間ほとんどの樹は休眠状態に入ります。落葉樹は完全に葉を落とし、光合成や呼吸もストップしていますから、生長期のように太陽の光に当てる必要はありません。

常緑の松柏樹種は冬でもわずかに活動していますが、やはり生長期ほどの日照は必要なく、春まで完全に遮光したからといって生育に影響がでることはほとんどありません。

寒地では雪解けまで真っ暗な半地下に埋まっている状態で保護されるところもあります。

ただし、マツやシンパクなど日照を特に好む樹種は、天気のいい日中は換気も兼ねて陽に当ててやるといいでしょう。

ビニールハウスや棚上のフレームを利用したムロなら、冬期も比較的明るく冬越しができますが、日中は寒気するなどして、ムロ内が高温にならないように注意が必要です。

水やりと肥料

水やり頻度は少なくなる。肥料もストップ

冬は水の吸い上げも減るので灌水は活動期ほど必要ないのですが、冬の乾燥した空気は意外に土の水分を奪い、油断して水切れさせることがあります。

風の強い日や晴天が続く日は特に乾きも早くなるので、棚上管理の樹はもちろん、ムロにいれたものでも1日1回は乾き具合をチェックしましょう。

また、夜間氷点下になる真冬は、用土中の水分が氷って膨張し、鉢が割れたり根を痛めたりする危険があります。凍っても昼間に溶けるなら大丈夫ですが、1日中凍った状態が続くと根が水を吸えず、耐寒性の強い樹種でも障害がでます。水はできる限り温かい午前中のうちに与え、夜に余計な水分が残らないようにしてください。

冬の間は植物の生育も休止するので、肥料は必要ありません。

庭木や果樹・花木類には寒肥といって休眠期に肥料を施すことがありますが、盆栽の場合は用土を汚すだけですので理由が無いかかぎり取り除いておきましょう。

余計な肥料が残っていると、ムロ内の湿度でカビが発生しやすくなります。

ムロ出しのタイミング

ムロ出し

新芽が伸び出しても3月いっぱいは保護が必要

「ムロ入れは遅め、ムロ出しは早め」というのが冬期保護の基本で、芽出しの時期になれば通常管理の準備を始めますが、春になったからと急に通常管理に戻すことは出来ません。

実際には春の彼岸前後から芽動きが活発化しますが、4月を過ぎても積雪や遅霜が観測される所もありますから、ムロ出しは慎重に行ってください。

2月下旬~3月は植替えのシーズンですが、植替え後も引き続きムロ内に取り込み、乾燥を防ぎながらゆっくり外気に慣していきます。

気温が暖かくなれば蒸れてくるので、日中はシートや蓋を開け、棚上で鉢を温め根の成長を促してやりましょう。

夜間の冷気にも少しづつ慣していきますが、遅霜の可能性があるうちはシートや蓋をずらしたままにしたり、棚下などに下ろしたりして、新芽が霜や強風で傷まないようにしてください。

完全に通常管理になるのは、遅霜の心配がなくなる3月下旬~4月上旬頃(関東)です。

ムロ出しの時期は季節の変わり目で風が強く、用土の乾き方も早くなりますから、植替え後は水苔やネットを張るなどして水切れのないように注意してください。

4. 病害虫対策

幹掃除、ジンシャリ化粧

防寒のためムロや屋内に取り込んだ盆栽は、風通しが悪くなりがちで細菌や害虫が潜伏しやすい環境でもあります。

一定の湿度と温度が保たれたムロの中は病害虫にとっても快適な潜伏場所になるので、歯ブラシなどで幹や根張り部分を磨き、表土や幹を覆う苔や汚れも綺麗に取り除いておきましょう。

ムロ入れ前の掃除

ムロ入れ前の幹掃除。シャリの境目も綺麗に掻きだして、石灰硫黄合剤を塗っておきましょう

元からジンシャリのあるシンパクやトショウ、イチイやウメなどは、剥皮部分と水吸いとの境目に越冬虫が潜り込んでいる場合がよくあるので丁寧に掻き出してください。

同時に、原液~数倍程度に希釈した石灰硫黄合剤でジンやシャリ部分を塗り直し、腐食を防止しておきましょう。

剥皮したばかりのものは、形成層から木質部に薬剤が染みこんで芽先を痛めるので、傷口を癒合剤で保護してから希釈した石灰硫黄合剤を塗るか、肉が巻くまで接木テープで保護しておいてください。

消毒(殺虫・殺菌)

冬期期間中の消毒

寒中の殺菌の様子(電動噴霧器でキノンドーを散布しているところ)

低温順化により細胞壁が肥厚する休眠期間中は、浸透性の高い薬液も高濃度で使用できるため、駆除しきれなかった越冬病害虫を根絶するチャンスです。

越冬病害虫は植物組織上を卵や冬胞子の状態で越冬し、気温が温かくなってくると爆発的に繁殖・蔓延するため、春までにしっかり対策しておきたいところ。

ムロ入れ前と寒中(2月頃)の最低2回は必ず全ての樹を消毒・殺菌し病害虫を駆除しておいてください。

石灰硫黄合剤(多硫化カルシウム)

越冬病害虫の防除に効果のあるものとして定番の薬剤に石灰硫黄合剤があり、果樹類を主とする農作物をはじめ、盆栽界でも生産者や愛好家の間で使用されています。

浸透性が強く、ほとんどの越冬病害虫(カイガラムシを除く)に効果がある万能薬として使われています。

マツの葉フルイ病を予防する効果も高いようです。

石灰硫黄合剤

値段は10L(リットル)で2千円~3千円程。宮内の硫黄合剤株式会社やさくら化興などのメーカーがあります。

強アルカリ性で扱いに注意が必要なため少量での規格販売は禁止になっていて、現在は10L容量からしか購入できないので愛好家同士で分け合って使われることが多いようです。

小分けにする場合は、ラベルを貼ったガラス瓶に入れて冷暗所保存。ペットボトルに入れると容器の劣化や誤飲の危険があります。

石灰硫黄合剤は園芸用にも使われる入手の用意な農薬ですが、強アルカリ性のため取扱には注意が必要です。強い硫黄臭がする上、皮膚や目に入ると危険ですから、できるだけ風のない換気のできる空間で使用してください。

浸透性が強く、皮膚や眼などをおかしやすいので、厚手のゴム手袋はもちろん、マスクやゴーグル等を必ず着用しましょう。

石灰硫黄合剤の使い方

石灰硫黄合剤を水で薄め、地上部に散布、塗布、ドブ漬けなどで被膜を作らせます。樹の数が多い場合は噴霧器を使って散布する方が早いですが、小品サイズならドブ漬けが一般的です。

石灰硫黄合剤

ひっくり返してドブ浸けしたら、横にして乾燥させる

希釈倍率は、落葉樹や松柏樹種では30倍その他の常緑樹では40~50倍くらいを目安に水で希釈して使用してください倍率は人により違いますが大体30倍くらいで使うことが多いようです。

マツやシンパクなどの松柏樹種は、高濃度の石灰硫黄合剤が葉に付くと多少やけ込みます。温かくなるにつれ元に戻りますが、気になる人は葉に付くのを避けて筆(アクリル製)で幹枝に直接塗ったりもします。

ドブ漬けした後は鉢や土に薬剤が染みないように水気を切ったり横に転がしたりして、陽の下でしばらく乾かしてください。しっかり乾かすことで表面に薬剤の皮膜ができて効果が持続します。

乾いて2~3日もすれば樹全体が真っ白になりますが、春になる頃には流れて取れるので心配いりません。

また、浸透性の強い薬剤ですからサツキの葉や芽に使うと薬害がでやすいです。サツキには使用を控えるか、薄めにして散布してください。

その他の殺虫殺菌剤

石灰硫黄合剤は、強い硫黄臭がします。強アルカリですから処理にも気を遣いますし、住宅事情によっては使用を控える必要があります。

石灰硫黄合剤を使わない場合は、一般家庭でも使いやすいサンヨール(有機銅系殺菌殺虫剤)やGFオルトランC(アセフェート系殺虫殺菌剤)、ジマンダイセン(ジチオカーバメート系保護殺菌剤)、キノンドー(有機銅)などでも一定の効果が期待できます。

石化硫黄合剤では駆除できないカイガラムシには、補殺するかマシン油などの専用剤を使うようにしましょう。

サンヨール液剤(殺虫殺菌剤)

【有効成分:ドデシルベンゼンスルホン酸ビスエチレンジアミン銅錯塩】

サンヨール液剤

匂いも優しいので使い勝手がよく、冬だけでなく年中使えます。そのまま散布するスプレー式と、原液を希釈するタイプもあります。

越冬病害虫対策にも使用されますが、効果の持続性はやや弱め。その分定期的に散布し、他の薬剤と交互に使うとなお効果的です。

効果のある害虫:アブラムシ類、コナジラミ、チャドクガ、マイマイガ、ナメクジ、カイガラムシなど
効果のある病気:うどんこ病、べと病、葉かび病、灰色かび病、白さび病、黒星病、褐斑病

GFオルトランC(殺虫殺菌剤)

【有効成分:アセフェート・MEP・トリホリン】

GFオルトランC

広範囲の病害虫に効果のあるエアゾルタイプの病害虫防除剤。

オルトランとスミチオンの他、うどんこ病や黒星病にも効く殺菌剤のサプロールが配合されていて、広い範囲の病害虫に対して速効性を示します。

効果のある害虫:アブラムシ類、グンバイ虫、ケムシ・アオムシ類、チャドクガなど
効果のある病気:うどん粉病、黒星病のほか広範囲の越冬病害虫

マシン油(カイガラムシ駆除剤)

【有効成分:マシン油乳剤】

マシン油

鉱物油などを由来とする機械油に乳化剤を混ぜ合わせた殺虫剤。

カイガラムシやアブラムシ、葉ダニ類などの駆除に効果があり、油膜で害虫の気門(呼吸口)を物理的に塞いで窒息させることで殺虫効果を示します。

特に石化硫黄合剤でも駆除が難しいカイガラムシに効果があり、対象害虫に直接散布または塗布して使います。

ただし、コーティングする力が強いため、休眠中のみの使用がお勧め。物理的な接触剤として使うもので、まちがって枝葉に散布すると気孔も塞いでしまい、光合成や呼吸ができずに樹が枯れる危険があるので注意してください。

使用方法に気を付ければカイガラムシ駆除効果は高いものです。

キノンドー(殺菌剤)

【有効成分:有機銅(8-ヒドロキシキノリン銅)】

キノンドー

薬害発生リスクの大きい無機銅剤の欠点を改良しつつ、ボルドー液の良さを活かした殺菌剤。

主成分である有機銅(不溶性銅)の粒子が外部からの病原菌の侵入を防止すると同時に、水に溶け出した銅イオンが病原菌の酵素系を阻害することで効果を発揮します。

黒星病、黒点病、斑点落葉病、炭疽病、うどんこ病、落葉病、縮葉病、そうか病、輪紋病、べと病菌などの他、マツ葉ふるい病にも効果があるため石灰硫黄合剤の代用薬として使うことができます。

病原菌に対する殺菌効果に加え、植物の病害抵抗性を強める働きも持つとされます。幅広い病害に効果があり、予防効果にも優れた基幹防除剤として広く使われています。

こちらの商品は水和剤(粉末を水に溶かすタイプ)でお買い得ですが、調整が手間なのでフロアブル剤の方が使いやすいと思います。

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