サクラ (桜)の育て方
投稿日:2016/02/12 更新日:2023/04/08(6)

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サクラ(桜:英名Cherry blossom、Japanese cherry、Sakura)はバラ科サクラ属の落葉高木。
日本の春の象徴とも言えるサクラは、多くの品種で新芽に先駆けて花を咲かせ、枯木に散らばる優しい花色とのコントラストがとても美しい樹です。
園芸品種は600以上と豊富にありますが、盆栽で人気なものは小輪で剪定に強いヤマザクラ系や寒緋桜系の品種の他、江戸彼岸系のしだれ桜(糸桜)や十月桜、小輪の富士桜、湖上の舞などがあります。
バラ科の中でも病害虫被害に注意が要るサクラは、根頭癌腫病を患いやすく長く持ち込めないことが難点とされていますが、定期的な消毒と日頃の培養次第で長く楽しむことができます。
C o n t e n t s
- サクラの培養の基本(管理場所、水やり、施肥)
- サクラの苗木の入手と繁殖法
- サクラの病害虫と対策
- サクラの適期作業
- 関連ページ
1. サクラの培養の基本
管理場所
サクラは日当たりと風通しのいい環境が適しています。日陰だと花芽が出来にくくなったり、枝が弱ったりして樹形作りに影響するので、多少葉焼けをしても春から花芽形成に向かう時期はよく陽に当てるようにしましょう。
ただしマメザクラ系(富士桜、渡辺桜、雲竜富士桜など)の品種やミニサイズのものは強い日差しや暑さに弱く、少しの水切れや過水で根を傷めやすいので、日差しの厳しくなる時期は遮光対策が必要です。限られた鉢の環境では水切れや葉焼けなども起こりやすく、特に夏に葉をひどく痛めてしまうと翌年の花芽がなくなるだけでなく、枯死にも繋がるので注意してください。
近年は5月を過ぎると真夏のような日差しで、梅雨明けに急に調子を崩す樹も増えてきましたので、片手で持てるサイズのものは直射日光下ではなく明るい半日陰のような環境を作ってあげましょう。
遮熱効果のある寒冷紗(ダイオ化成のクールホワイト)。遮光率は45%とやや低めですが夏でも涼しく、明るさも保てます。
遮光率の高いもの(70~80%)は強い日差しからは守ることができますが、枝の間伸びや花芽減少の原因にもなりますから、遮光率50~60%くらいで夏越しができればベスト。
遮熱効果のある遮光ネットも市販されていますから、夏越しアイテムに取り入れてみてください。
病害虫の多いサクラは風通しの良さも重要で、密集して配置していたり風の通らない場所では葉ダニやサビ病なども発生しやすいものです。葉が大きいサクラの場合、風通しの悪さは樹全体に光も入らないということですから、樹形維持のためにもいい場所を作ってあげましょう。
サクラの培養でトラブルを起こすのは置き場所のミスからくることも多いですから、花芽が付かない、枝ができないなどで困っている人は環境を見直す必要があるかもしれません。
寒さに強い樹種ですが、冬の乾燥した外気や遅霜にあたると小枝や新芽が痛みますので、2~3度霜に当てたら棚下やムロ内で越冬させましょう。特に秋に植え替えをしたものは早めの保護をしておくようにしてください。
水やり
水を好む樹種なので水やり頻度は多めです。
特に夏の水切れはひどい葉焼けを起こす原因になり、その後の生育や花芽分化に影響してしまうので注意が必要です。
サクラは葉が大きくなるものが多く、単に上から水かけしただけでは葉が水を弾いて根まで届かないことがあるので、株元にもしっかり水をかけるようにしてください。
春秋は1日2回、夏は1日2~3回かそれ以上(乾き具合による)、冬は2~3日に1回(ムロ内)を目安に、表土が乾いてきてからたっぷり灌水してください。
花に水がかかると花が痛みやすいですから、開花中は直接花(特にシベ)に水がかからないように注意しましょう。
ただし水を好むといっても、いつも用土が湿っているようではいけません。特にサクラのような比較的多肥多水で管理する樹種は、用土の劣化(根詰りによる排水性低下や酸性化)が早いので、表土が乾いてきたタイミングで水をあげるように心がけましょう。いつも湿気た状態ですとコバエやキノコバエが沸いてしまいます。
落葉後は乾きも遅くなるので水やり頻度は減りますが、少しの油断から水切れさせる失敗が意外に多いものです。
冬の水切れは翌年の芽を痛めますし、折角作り込んだ枝も枯れてしまうので注意してください。
施肥
たくさんの花を一斉に開花させるサクラはそれだけ体力を使うので、肥料の要求度も高いのです。
生長期の間は継続的な施肥が必要ですが、特に花後の肥料(春肥)は枝作りや樹形維持のために重要ですので、新梢が伸長する4月~6月頃にかけては他樹種の3~5割増しくらいを目安に肥料を効かせてください。
春に植替えをしたものは2週間ほど経ってから徐々に多くするようにしましょう。
サクラを始め、花もの樹種には花付きをよくするためリン酸分の配合にも気を遣ったものを与えます。油かす肥料にリン酸分を追肥する形で与えてもいいですし、花もの・実もの向けの肥料も多く市販されていますから、松柏類や葉ものとは別に使い分けてもいいと思います。
お勧めとしては、パイポネックスの『プロミック』(草花・鉢花用、NPK=8:12:10)や、花ごころの『もっともっと花の肥料(NPK=5:9:5)』などはリン酸の配合が多く、効きも良いと思います。
秋肥は9月~11月頃の間ですが、黄葉~落葉が始まったら外して構いません。春ほど多くは必要ありませんが、冬越しの体力と芽出しのための大事な栄養素ですから、忘れずに与えてください。
2. サクラの苗木の入手と繁殖法
接木のサクラ苗。台木に枝を接いで接木テープを巻いてある状態
一般に出回っている花付きのいい品種のほとんどは、畑で太らせたヤマザクラを台木にして接木で作られています。
接木の素材は接ぎ口から病原菌やウィルスが入る危険があるので、できるだけ接ぎ方が自然で傷が小さいものを選び、根元にコブがないか、弱っていないかなどを確認してください。
このように接木痕が治っておらず樹液がしみ出しているものは見た目が悪いだけでなく、傷口から病気や害虫が侵入しやすい。
根頭癌腫病のように治療が難しい病気を自分の棚場に持ち込まないように、他の鉢と一緒に置く前に一度隔離し、必ず消毒をしておくことも地味ながら大切な作業です。
また、根元から勢いよく伸びる台木由来の枝は、せっかく接いだ品種の枝の力を奪って枯らせてしまいますから、小さいうちに元から切り除いておいてください。
挿木可能な品種も多いので、休眠枝か葉が固まった6月頃に葉切りで葉量を調節してから挿木してみてください。生長期の挿木は、古枝よりも若枝のほうが発根がいいです。
実生から育てることもできますが花が咲くまでに6~7年は必要になるので、挿木繁殖の用意な「富士桜」や「湖上の舞」などを増やしてミニに作るものよいと思います。
3. サクラの病害虫と対策
桜に発生する病害虫は意外に多く、一度や二度は被害に困った経験があるかもしれません。日々の管理や培養環境がよければ気にすることはありませんが、樹勢のよくないものほど深刻な被害に至る場合も多いので、防除と早めの対処が必要になります。
サクラの枝に侵入していたコスカシバの幼虫
桜につく害虫にはカイガラムシやアブラムシ、チュウレンジバチの幼虫などがありますが、中でもコスカシバの幼虫は接ぎ口などから樹皮下に侵入して縦横に食い荒らし、ヤニを吹いて樹勢を著しく落とします。根元に木屑や虫フンなどを見つけたら、侵入痕に殺虫剤の原液を注入し、ガムやボンド、粘土状の保護剤などで蓋をして駆除してください。
サクラは剪定痕から水分が逃げたり、病気や害虫が侵入することがあるので剪定時期を守り、傷口には必ず保護剤を塗っておきましょう。
落葉後は幹枝の様子が確認しやすく、病害虫による被害の痕跡にも気づきやすい時期です。よく観察し、不自然な膨らみや侵入痕があれば駆除しておいてください。
サクラの根元に出来た癌腫
サクラに発生しやすい病気も比較的多く、サビ病やてんぐ巣病、菌核病、炭疽病、黒星病、うどんこ病などがありますから、定期的に消毒をして発生を防除しておきましょう。
また、サクラをはじめ、バラやボケ、長寿梅などのバラ科の樹種は根頭癌腫病にも注意が必要です。
植替えの際にはストレプトマイシン硫酸塩系の殺菌剤(アグレプト液剤やアタッキンなど)で株や鉢・道具類をしっかり殺菌し、用土も新しいものに更新してください。
ムロ入れ前と冬期保護中には石灰硫黄合剤やサンヨール、オルトランなどで消毒することも忘れないように。葉のない時期は高濃度の薬剤を散布できる絶好のチャンスです。
落葉後のカイガラムシ駆除にはマシン油(カイガラムシに直接塗るように使います)が効果的です。
4. サクラの適期作業

植替え(3月、9月~10月)
植替えの最適期は春の芽出し前で、花後の2月中旬~3月中旬頃(関東)に行います。
多くの品種は花後すぐに芽が動き出すので、花後=芽出し前と考えてよく、負担が軽度で根の再生も早いので強い根の切込みも安心して行えます。
バラ科の樹は根頭癌腫病予防のために秋に消毒と合わせて植え替えすることが多いのですが、その後の冬の管理(油断からの水切れや凍結)に気を遣いますし、予防殺菌剤も充実しているので、気温の上がらない早春のうちに植替える人も多いようです。
ただしこの時期はまだ寒さも残り遅霜が降りることもありますから、気温が安定するまでは引き続き保護しておくようにしましょう。
サクラは根の成長が旺盛で、長年植替えをしないと根詰りして花付きを悪くし、生育にも悪影響がでるようになりますから、植替え頻度は若木で1~2年おき、完成木でも2~3年おきが目安です。
定期的に植替えができていてもたまに走り根がでるので、短く切り詰めておきましょう
古木でもよく根を出すので、鉢周りや底土を中心に古土の1/3程を落とし、幹下の走り根や太根を整理して、新しい細根が充実できるようにしてください。
特に入手して初めての植替えでは、病気の有無を確認するためにも根洗いで古土を全て落とし、幹下の強い根や太根をしっかり切り込んでおいてください。
適期を守れば強い根処理も可能なので、仕立て段階のうちにいい根張りを作るようにしましょう。
根処理後はストレプトマイシン硫酸塩系の殺菌剤(アグレプト液剤やアタッキンなど)で浸漬殺菌し、新しい用土に植え付けてください。農薬を使わない防除方法の1つとして、200~300倍程度の木酢液やキトサン活性剤を散布することで、病原菌を減少させる(=有用菌が増殖する)効果が期待できます。
肥料を好む実もの花もの樹種には、元肥を入れておくと肥料切れの心配がありません
元肥(マグァンプKなど)は必須ではありませんが、肥料を好む樹種ですから出来れば植え付けの際に入れておきましょう。
太根を切った場合は切り口から病原菌が侵入する危険があるので、必ず保護剤を塗って植え込むことも病害予防のポイント。保護剤には殺菌効果のあるトップジンMペーストがお勧めです。
また、秋の彼岸頃から10月頃の植替えも可能です。冬に向かう時期の植替えは春ほどの根捌きはできませんが、冬期保護に注意しさえすれば失敗もほとんどありません。 ただしあまり遅くなると寒さの害が出やすいので注意してください。
芽摘み・芽押さえ(4月中旬~7月上旬)
桜は枝の更新が早く、古枝が枯れてしまうことはよくあるので、枝作りが難しい樹種の1つと言えます。
昔から「桜切る馬鹿」と言われますが、花ばかり気にして剪定を怠ると肝心の盆栽としての姿からかけ離れてしまうので、特に若木のうちはしっかり切り込んで枝を作っていきましょう。
花を見ながら小枝をある程度充実させるためには、芽摘みや剪定が重要な役割をします。
剪定は花後すぐ(芽出し前)に伸び過ぎた枝を切り詰める作業と、落葉後の本剪定の年2回で、成長期の間は花芽を意識した芽摘みで小枝を作り、観賞に備えて秋に全体を整えます。
若木の場合は花芽を気にしなくていいので伸びたら摘むを夏まで行い、太らせたい枝は芽押さえしておきましょう。
養成木の芽摘み芽おさえ
太枝の剪定はなるべく避けたい樹種ですから、若木のうちに積極的に剪定することがポイントです。不要な枝は思い切って切り除き、目標の樹形に近づけてください。
基本樹形や枝作り段階の養成木の芽摘みは4月中旬~6月頃。新梢を少し伸ばし気味にしてから2~3節の所で摘み取ります。芽摘みはあまり早いうちから行うと枝の力が弱って思うように2番芽が伸びてこなくなるので、一旦伸ばして樹勢をつけさせることがポイントです。
養成木の芽摘みは新梢を一旦伸ばしてから2~3節で摘む
樹勢のある養成木なら6月以降も二番芽が勢いよく伸びてきますが、枝作りの段階ですから、強く伸びるものから芽摘みや芽押さえを繰り返し行います。
頂部の強い枝はあまり伸ばすと太くなってしまうので早めに摘むか、先だけ止めて、枝元を針金で伏せておきましょう。
枝として残したい所は針金で伏せて太らせてから切り戻すなど、各枝の樹勢を平均に保つことが大事です。
完成木の芽摘み芽おさえ
完成木は新葉がまだ伸び出さないうちに摘んで抑制をかける
完成木の場合は、維持のための芽摘みをします。
伸ばしてから摘む養成木の芽摘みとは少し違って、新梢はあまり伸び出さないうちに摘むのが基本で、葉が展開する前後で新芽を1~2節残して摘み取ります。
芽摘み後伸び出す2番芽はそのまま伸ばしておくか、針金で伏せて抑制しておきましょう。
品種にもよりますが、一般的な桜の花芽分化は7月中旬~8月頃なので、花芽を作るためには芽摘みや剪定は遅くとも7月上旬頃までには終わらせておく必要があります。
梅雨明け頃からは新芽の伸びも落ち着きますから、花を見る段階の樹は無闇な剪定を控えてください。
剪定(花後、休眠前)
桜は枝の更新が早く、枯れては新しい枝ができるを繰り返す性格があります。
「桜伐る馬鹿、梅伐らぬ馬鹿」ということわざがあるように、桜は枝の維持が難しく、こまめな芽摘みや剪定なしでは盆栽としての樹姿を作ることはできません。
剪定や針金かけの適期は基本的に落葉期ですが、花を見るために長めに残しておいた枝は花後に整枝を行うことが多いようです。葉芽を確認しながら短い位置で切り詰め、枝向きの矯正などもこの時に一緒に行ってください。
花後の剪定(3月中~4月上旬)
多くの品種は芽出しに先駆けて花を咲かせるので、花後=芽出し前と考えておいていいです。
時期は3月中旬~4月上旬頃。花の観賞が終わり、葉芽が動き出す前に剪定します。
本格的な剪定は休眠前ですが、花を見るために長めに残しておいた枝は花後すぐに2節で切り詰め、針金で向きを修正するなどの簡単な整姿をしておいてください。
剪定後は新芽が動き出すので適宜芽摘みや剪定をし、梅雨開け~夏の花芽分化期までに各枝を充実させておきます。
休眠前の剪定(11月~12月中旬)
落葉後の11月頃からは本格的な剪定の適期。
花芽と葉芽を確認しながら不要な枝をしっかり整理し、必要に応じて針金で向きを修正するなどの整枝作業をします。
特に若木ではまず樹形作りが課題なので、積極的な剪定が欠かせません。不要枝は思い切って切り詰めて基本樹形を定め、枝作りを始めてください。
桜の場合、太枝の剪定はできるだけ避けたほうがいいのですが、やむを得ない時は枝の付け根部分まで深めに切り込みます。中途半端に切り残してしまうと肉巻きも悪く、そこから腐れ込みが生じやすくなるので注意してください。
また、桜の剪定で最も大事な事は傷口の保護。剪定痕から水分が逃げて衰弱の原因になるだけでなく、傷口から腐朽菌や害虫が侵入する危険が高まります。
大きな傷はもちろんですが、小さな傷でも必ず保護剤や癒合促進剤を塗ることを徹底してください。
桜の整枝はあまり寒い時期までやっていると枝枯れを起こすことがあります。落葉後、おそくとも12月中旬までには済ませ、厳寒期の剪定や針金かけは控えてください。
花を見るための追い込み剪定
ある程度枝作りが終わって花を付けさせる段階の樹には、新梢を段階的に切り戻す追い込み剪定も有効です。
やりかたは春から伸びる新梢は芽摘みをしないで一旦伸ばし、樹勢を付けさせておきます。そして葉が5~6枚くらいに達した頃に先端の芽を摘み伸びを止めてしまいます。
植物は頂芽優性の性質を持っているので、残された葉のうち最も先端部に近い葉の腋から2番芽が伸びてきます。そこでこの2番芽が確認できたらその芽ごと先端の葉元の枝を剪定します。
葉数を確保しながら徐々に枝元近くに2番芽を吹かせることで、樹勢を損なうことなく残した枝を充実したものに出来るという考え。
7月~8月の花芽分化期までにこの作業を2~3回繰り返していると、枝元付近に花芽を分化させることができるようになります。
だたし品種によっては2番芽が吹きにくいものもあります。また追い込みを剪定をしているうちは小枝は増やせないので、花芽を付けさせるための芽摘み法の1つとして覚えておくといいでしょう。
針金かけ
桜は枝の更新が早く、毎年姿が変わるといって良いほど枝決めの難しい樹です。
そのため樹形作りはこまめな芽摘みや剪定で整え、針金はあくまで補助的に使うと考えてください。
桜は水分が多く、古枝に針金をかけようとすると枝折れしやすいので、今年伸びた柔らかい枝への芽押さえや、枝向きの軽い直し程度にしてください。
役枝として残したい部分は剪定せずに枝を下げて(芽おさえ)、欲しい太さを得てから元芽の位置まで切り戻してください。
基本的には春と秋の剪定後に補助的に針金かけをしますが、向き修正くらいの軽作業ですから必要に応じて行うことができます。
ただし秋(休眠前)以降にかける場合はあまり遅くなると枝枯れの原因になるので、遅くとも12月中旬までには終わらせておきましょう。
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桜は枝の更新が早く、枯れては新しい枝ができるを繰り返す性格があります。「桜伐る馬鹿、梅伐らぬ馬鹿」ということわざがあるように、桜は枝の維持が難しく、病害虫の被害……


