ブナの剪定
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ブナの枝の出方はケヤキと似ていますから、剪定の方法もケヤキの剪定と同じでいいです。
ただ、ブナはケヤキに比べて強い剪定には弱く、枝枯れを起こすこともありますから先を詰めるくらいで済むものは、剪定は控えるのがいいでしょう。
もし剪定をするときは出来るだけ元から切るようにしてください。
ブナの種木の剪定
ブナの種木はほとんど実生で作られています。
枝の出方はケヤキと似ていますが、ケヤキほど芽吹きはよくありませんので、実生3~4年でも枝数も少ないものが多く、種木の間は寄せ植えで楽しむのもいいです。
ある程度幹が太ってきたら、枝分れのいいものを選んで1本植えにします。
芽摘みは基本的に1回で、伸びの良いものだけもう1度できればいいほうです。2~3節残しの剪定をして出来るだけ下枝が出来るようにしてください。
ブナの完成樹の剪定
春から伸びた枝は3~4節になったころに2~3節残して剪定します。
勢いのある枝は最初の剪定後も伸びてくることがありますので、2回剪定をして枝数を増やすことができます。
ブナは冬の間も葉を付けているので、全体の姿を確認することができません。そのため秋の剪定は不要枝の剪定を行う程度に済ませておいてください。
春になると古葉の元部分から新しい芽が動き出しますので、全体の剪定は春の芽出し前に行うのがよいでしょう。
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