ハゼの剪定
ハゼの寄せ植え(11月:東京)
鮮やかな紅葉は実生1年生から楽しむことが出来ます。
小枝が出にくいので樹形作りは諦めて太枝で姿を作ったり、寄せ植えにすることが多いですが、優しい幹の立つ姿は1本植えにしても充分楽しむことができます。
樹形作りが難しいと思われる樹種ですが、芽摘みや芽出し前の切り戻し剪定によって小枝を増やすことができるので模様木に仕立てることも可能です。
ウルシ科のハゼは、樹液に触れるとかぶれることがありますから、作業する時は手袋を着用するなど充分注意してください。
ハゼの剪定
ハゼの芽摘みと葉刈り(5月~6月)
葉が4~5枚開いたら2枚残して芽摘みする
春から伸びる新芽は5~6月頃になって伸びがいったん落ち着いてきたら2節(葉を2枚)残して剪定します。
勢いがあるとすぐに上に伸びてしまうので、樹高を抑えたい時は芽摘みにより2番芽を出させます。
また大きな葉は葉柄を残して切り取り、小さい葉を出させるようにしてください。
葉刈りによって脇芽を動かし枝を増やす効果もあります。
ハゼの強剪定(芽出し前:2月~3月)
芽のある節目の上で切り戻す
全体の切り戻しといった強剪定は2~3月の芽出し前に行ってください。
節のある箇所を2~3節残して短く切り詰めることで、樹高を低め小枝を増やすことができます。
コメント
この記事へのコメントはまだありません。