シンパク(真柏)の育て方

投稿日:2018/07/03 更新日:2021/10/22

真柏の育て方

本ページに記載の商品・サービスは広告を含むことがあります。

シンパク(真柏、植物名:ミヤマビャクシン、学名:Juniperus chinensis var. sargentii ) はヒノキ科ビャクシン属の常緑針葉樹。

ビャクシンの仲間は日本各地の高山帯から丘陵地、海岸など広い分布域を有していて、栽培品種として知られる「貝塚イブキ」は庭木や生垣としても利用されていますが、盆栽で使われるのは高山性のミヤマビャクシン(深山柏槇)で、葉性に優れ幹模様も素晴らしい新潟県の「糸魚川シンパク」は世界的にも有名です。

強い曲付けにも耐えるのでいろいろな樹形に作ることができ、ジンシャリの芸や葉の細かさ、幹肌の美しさなど魅力が沢山。平地でも丈夫に育つ上、挿木繁殖が容易で、ビギナーでも素材から愉しめるのもよいところです。

芽摘みでよく枝ができ、針金かけにも強いシンパクは、定型の樹形に留まらない、作り手のセンスによって変幻自在な姿を創造できる面白さがあり、まさに盆栽趣向の神髄ともいえる樹種です。

シンパクの培養の基本

管理場所

高山性のシンパクは、昼間の日差しが強烈で昼夜の寒暖差が激しく、霧深い環境で生きているため、年間を通じて日当たりと風通しの良い場所で管理しましょう。

ミニサイズや樹勢が弱っている樹は多少の保護が必要ですが、基本的には真夏でも日除けなしでよく陽に当てることで、色艶よく締った枝葉の充実に繋がります。

耐寒性も強いので、冬も特別な保護は必要ありません。霜に当たると一時的に葉が茶色く灼けることがありますが、過保護にするといつまでも年輪がつきませんから、2~3度霜に当ててから、棚下やムロなどに入れて冷たく乾燥した外気から守ってあげましょう。

灌水

締った枝葉を作るために辛めの灌水をするところもありますが、本来は水を好む性質なので乾かしすぎは禁物です。

灌水頻度は用土の配合や根の回り具合によっても異なりますが、春秋は1日2回、夏は2~3回、冬は2~3日に1回(ムロに入れているもの)を目安に、鉢土の中まで乾いてきたらたっぷり灌水してあげてください。

空中湿度の高い高山性の樹種なので、霧の代わりとして朝夕の葉水も効果的です。ただし水を好むといっても、鉢内の蒸れは根を傷める原因となるので、水はけのよい用土を使うことが重要です。

施肥

基本的には、新芽が動き出す4月頃から梅雨入り前の6月中旬頃まで春肥を置き、夏場は一旦中止して、9月~10月いっぱいまで秋肥を与えれば充分です。

成長期の芽摘みに耐えられるだけの力や葉色を維持するためには肥料は欠かせませんが、シンパクの場合は多肥にすると枝の徒長やスギ葉を生じさせる危険があるので、与える量は少なめに。特に春肥は控え目でよく、樹勢を抑えるために6月頃に最初の肥料をおく愛好家もいます。

枝葉の充実が目的ですから、肥料はチッ素分主体でリン酸とカリウムのバランスもよい緩効性の有機肥料が基本。生育後期はリン酸も多少効かせて、冬越しに備えさせておきましょう。

石灰岩質の高山の岩場などに自生するシンパクは、酸性土壌を嫌う性質があり、多肥は土の酸性化を進めてしまう原因となるので注意が必要です。

日頃から葉をよく観察し、葉の伸び方や色艶が悪くなるようなことがあれば、肥料が効きすぎている可能性があります。特に梅雨明け後は、溶け残った肥料成分によって鉢土が酸性に傾いている状態ですから、苦土石灰や草木灰を少量撒いて酸性土壌を中和してやりましょう。

春に植替えをしたものは2週間~20日ほど経ってから施肥を開始してください。 また、杉葉がでている間は肥料を控えた方が戻りが早いようです。

シンパクの病害虫と対策

病害虫には強い樹種ですが、培養条件の悪いものや樹勢の落ちているものでは、葉に褐色の斑点を生じるサビ病が発生することがあります。

また、ビャクシン類には幹を食害するズイ虫(メイガ幼虫)や、葉を食害するウチジロマイマイ(ドクガ幼虫)などにも注意が必要です。

防除には定期的な薬剤散布と培養環境の整備が重要。サビ病の中間宿主となるナシやバラなどのバラ科樹種とは離して管理し、病害虫が発生しやすい成長期(5月~9月)と、冬には必ず越冬病害虫の消毒を行うようにしましょう。

とくに休眠期は石灰硫黄合剤などの殺菌殺虫薬でしっかり消毒することも大事。サンヨールやオルトランCなど代替薬もありますが、高濃度で散布出来る休眠期間は石灰硫黄合剤がとても効果的です。

またシンパクは葉水が好きで害虫予防にもなるので、朝夕に霧吹きなどで積極的に葉水をあげてください。

シンパクの適期作業

シンパクの作業暦

3月 4月 5月 6月
冬期保護
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
植替え
 
 
 
芽摘み・葉すかし
 
 
 
 
 
剪定
 
 
 
 
 
 
 
 
針金かけ
 
 
 
 
 
 
 
ジン・シャリ彫刻
 
 
 
 
 
ジン・シャリ入れ(剥皮)
 
 
 
 
 
春肥
 
 
 
 
 
7月 8月 9月 10月
 
 
 
 
 
植替え
 
 
 
 
 
 
芽摘み・葉すかし
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
剪定
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
針金かけ
 
 
 
 
 
ジン・シャリ入れ(剥皮)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
秋肥
 
 
 
11月 12月 1月 2月
 
 
 
 
 
 
冬期保護
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
剪定
 
 
 
 
 
 
 
剪定
 
 
針金かけ
 
 
 
 
 
 
針金かけ
 
 
 
 
 
 
 
 
ジン・シャリ彫刻
 

植替え(3月中旬~4月中旬、9月)

シンパクの根

シンパクの根は細根が多く、根回りも早いので植え替え頻度も松柏類としては短い

シンパクの植替えは2月下旬頃から可能ですが、寒いうちの植替えは作業後の管理に気を遣うので、少し陽気が暖かくなる春の彼岸頃の植替えをお勧めします。秋の植替えも可能で、暑さが和らぐ8月下旬~9月頃の間に済ませるようにしましょう。

発根がよく、細根がよく回るので植替え頻度は他の松柏類よりも短い周期がよく、若木では1~2年、完成木でも2~3年に1度の間隔で植替えてください。長く植替えをしていないと根詰りを起こして樹勢を落としてしまうので注意が必要です。

整理する根の量は根の状態や仕立て段階によって異なりますが、全体の1/2~1/3程度を目安に、底根や鉢周りの古土を落とし、伸びた根を丁寧にほぐして切り詰めてください。

切込みに強く、あまり根張りを気にする樹種でもないので、不要な走り根は早めに整理し、細根が多くでるようにしましょう。

用土は土地柄によっても異なりますが、赤玉土主体に桐生砂や川砂を3~4割混ぜた水はけの良い用土を使ってください。排水性の良さは松柏類では特に重要ですが、シンパクの根は細いですから、粒径もそれに合わせたもの(極小粒くらい)がよく、走り根や枝葉の勢いを抑える効果も期待できます。

竹炭

酸性土壌を嫌うシンパクや、長年植え替えをしない松柏類には、植土に竹炭を混ぜると良いと言われています。

シンパクは酸性土壌を嫌う性質があるため、植土には土壌pHを中和する働きを持つ竹炭等を混ぜておけば万全です。

また、強い剪定整枝をした年に植替えも同時に行うと、スギ葉が生じやすくなるので、植替えは1年以上置いてから行うようにしましょう。

芽摘み(5月~10月)

シンパクの新梢

春から秋の成長期の間に次から次へと新芽を出すシンパクは、丹念な芽摘みが枝作りに欠かせない重要な作業です。

勢いを付けるために新芽を伸ばしておくこともありますが、強い枝を残すと周りの弱い芽や下枝が枯れてしまうので注意が必要です。

シンパクには一枝の中に1番強い芽(芯)があるので、その芯を樹冠の輪郭に沿って摘み取ってください。

芽元を指先で軽くつまんで引き抜きますが、細かいところはピンセットでひと芽ずつ摘み取っていきましょう。芯を摘むと腋芽が伸び出してくるので、同じように芽摘みを繰り返して小枝を増やしていきます。

シンパクの芽摘み

樹冠から飛び出す新梢を指でつまんで引き抜きます

芽先を揃えて一様に摘んだり、ハサミで刈り込んだりすると葉先が灼けて芽止まりを起こす危険があるので、枝葉の分岐を確認しながら丁寧に摘むことが大切です。

勢いを付けるために伸ばしたものや芽摘みが遅れたものは、指で摘むことはできないので無理せずハサミで切り取ってください。

葉すかし(7月~10月)

芽摘みは枝の充実に欠かせない作業ですが、芽摘みだけ何年も繰り返し行っていると次第に枝先が混み合って団子状になってきます。

そのままにしていると強い枝ばかりに力が集中してバランスが崩れるだけでなく、内部の日当たりや風通しが悪くなって枝枯れや病害虫の発生を引き起こす原因となってしまうので、必要に応じて葉すかしや込み合った枝の間引きを行ってください。

各枝棚がこんもりと扇状に広がるように、枝作りで不要となる枝元の芽や下向きに下がった弱い枝などを元から取り去り、幹模様や枝すじがよく見えるようにしましょう。

葉や枝をすかす強さを調節することによって各枝のバランスも平均的になり、培養条件も改善されます。また、幹枝が見えるようになれば将来の構想も練りやすくなり、あとの剪定や針金かけにも着手できるようになります。

剪定(9月下旬~3月)

養成木の剪定

ある程度幹が太って枝数もある段階の養成木では、まず仕立てる樹形を考えておおかたの役枝を決め、不要な枝を剪定することから始まります。

樹形作りの支障になる忌み枝や不要枝を剪定し、使う枝に力が付くようにしましょう。

剪定は針金かけと合わせて行うほうが効率的で、秋から芽動き前の休眠期間(厳寒期を除く)が作業適期ですが、秋に負担の大きな作業をすると冬の保護に気を遣いますから、強い切込みは樹が活動を始める前の2月中下旬~3月頃に行ったほうが安全です。

シンパクはジンやシャリの芸も重要な見どころになりますから、太さのある枝は元から切り落とさずに長めに残して皮を剥いでおくと案外に赴きのよいものができます。

完成木の剪定

完成木でも、維持のための剪定や葉すかしが欠かせません。

成長期の間は枝元付近からもよく胴吹きしてくるので、不要な芽は発生しだい元から切り取っておいてください。

シンパクの剪定では、強い枝を切り詰め、弱い枝を活かすようにして樹勢を平均的にすることが大切です。

間延びした枝の元に芽が出た場合はその芽を活かして短く切り詰め、全体を小さく維持するようにしてください。培養に悪影響を与えるような混み過ぎた枝の間引き剪定は適宜行えますが、改作を伴うような強い剪定や整枝は芽動き前の2月~3月頃に行ったほうが回復も早くなります。

針金かけ(9月下旬~12月上旬、2月中旬~3月)

シンパクは大胆な整枝にも耐えられるので、事前に構想をよく練って思い切った矯正をする必要があります。

適期は9月下旬~12月上旬頃と2月中旬~3月頃。樹液の流動が落ち着き、形成層と木質部が密着している休眠期間中(厳寒期を除く)に行うことが多いですが、シンパクは針金で捻られることに強いですから、軽い針金かけなら周年可能です。

ただし幹曲げや太枝の整枝など負担の大きな作業は、回復の早い2月中旬~3月頃に行った方が失敗は少ないと言えます。

他の樹種でも共通して言えることですが、樹作りはまず基本となる幹模様や根を作る最初の段階があり、次に枝模様を作り、最後に小枝の先まで神経の行き届いた整枝をして完成に近づけていきます。

樹が古くなれば技術的にも強い整枝が難しくなるので、樹勢の強い養成木のうちにしっかり幹模様を入れておくことがのちの樹作りの成功に繋がります。

ジン・シャリ作り

シンパクは幹枝の一部が折れたり枯れたりしたあとに雨風に晒されて白骨化したシャリやジンも魅力の1つで、その姿に厳しい環境で生き永らえてきた生命力の強さや古さを感じ取ることができます。

ことシンパクに関しては白いシャリと赤褐色の水吸いが織りなす幹芸や、瑞々しい緑葉と朽ち果てたジンとの対比が樹格を左右する重要な観賞点ですから、是非チャレンジして欲しいところ。

ジンシャリ作りは基本的にいつでも可能ですが、不要枝をジンにする場合は、皮を剥ぎやすい活動期の方が向きます。

生きている幹への大きなシャリ入れを生育期に行うと、樹液の流出や枝枯れを起こす可能性があるので、厳寒期を除く11月頃から3月頃の間に行った方が安全です。特に広範囲を削るような大手術は回復の早い2月下旬~3月頃まで待った方がよいでしょう。

シンパクはわずかな吸い上げでも生きていける丈夫な樹ですが、ジンシャリ入れは樹への負担も大きいですから、年数をかけて範囲を拡げ仕上げてください。

彫刻は個人のセンスと経験がものをいう難しいテクニックですが、小さい樹では樹皮を剥ぐだけでも観られる場合もありますから、樹をよく観察してデザインしてみましょう。

関連ページ

コメント

エビ さん 2016年06月03日20時20分
きみさん こんばんは。
今日、いつも購入する盆栽店で真柏を購入しました!
初です!
シャリ、ジン、最高ですね!
管理をするにあたって、気を付けなければいけないことはありますか?
きみ さん 2016年06月03日22時03分
エビさん、こんばんは。シンパク、いいですね~^^丈夫なのでとくに管理で気にすることはありませんが、肥料は7月頃になってからあげるといいかもしれません。
水は甘くなく、辛すぎず。
日当たりのいい場所において、霧吹きしてやると葉っぱが元気になります。
初めてならばあれこれせずにまずは1年元気に育てるのが課題でしょうか~^^
エビ さん 2016年06月04日05時39分
きみさん、おはようございます(*^^*)
返信ありがとうございます。
1年元気に育つように頑張ります!
真栄 朱美 さん 2017年06月04日09時56分
真拍の剪定で無く葉透かしを教えて下さい。
きみ さん 2017年06月05日10時28分
真栄さん

すみません、シンパクは書くことがおおくてちょっと後回しになっていました。
これから書きます。
ゆき さん 2018年05月04日14時30分
初めまして、盆栽は初めてですが、父が遺した真柏が五鉢あります。おそらく10年以上経っていると思いますが大切にしていたので、私が自宅へ持ち帰り管理をすることになりました、父は体調を崩しており、植え替えは何年もしていないと思われました。夏に枯れてしまうより良いと思い、お彼岸過ぎ頃に植え替えにチャレンジしました。根は鉢底まで回っておりましたし、根元は硬くなり根を傷つけるのが怖いので、三分の一程、根を落として植え替えをしましたが、その後、新芽は出てきましたが、部分的に葉が黄変して触るとポロポロと落ちてきています。東向きの庭ですので昼頃まで日の当たる場所に置いてありますが、大丈夫でしょうか?幹の根元が硬いので、来年また根元まで崩して植え替えを強行したほうが良いでしょうか?、葉が落ちてきているのが心配です。父が大切にしていたので何とか生かしたいと思いメールしました。今後の管理のご指導を宜しくお願いいたします。長文にて大変失礼申し上げます。
きみ さん 2018年05月04日14時51分
>ゆき さん
シンパクの植え替え時期はわたしは秋にやってますが、いつやってもいいという人もいますし時期的に心配はないと思いますよ。
時々古葉(トヤとかいいますが)がでるものなので、写真を見る限り心配ないです。綺麗に掃除してお世話しましょう。肥料は梅雨開け頃からで大丈夫です。
5鉢くらいならお世話も難しくないでしょうね、頑張ってください。
ゆき さん 2018年05月10日23時05分
きみ様、返信有難うございました感謝申し上げます。
大切に育てていこうと思います。  ゆき
渡辺一茂 さん 2018年11月15日18時20分
いつも大変感慨深く読ませてもらっております。

質問があります。
●小品真柏の葉を細かくする(ブロッコリーの様に)にはどのような作業が必要ですか?
「葉透かしをする」ようなことを言われたのですが、口頭なので
あまりよく理解できておりません。

●杉葉にならないようにするにはいつ、どのような事をすればよいですか?
以前、夏ごろ(葉が)込み入っていたようなので、鋏で透かして見たのですが、ものの見事に杉葉になってしまいました。

質問からも判りますように盆栽2年目の新米者です。

よろしくお願いいたします。
きみ さん 2018年11月15日18時21分
渡辺一茂 さん

こんにちはメッセージありがとうございます。

シンパクの葉を詰めるには、はやり細かい芽摘みにつきると思います。
葉性にもよりますが、5月~10月(関東)の間は絶えず新芽が伸びてくるので、これを細かく摘んで先を止め、フトコロの芽を守ることが大事です。
「葉すかし」は、この芽摘みで充実させた枝で込み合った枝葉を取り、内部をスッキリさせて風通しをよくしたり、胴吹きを誘う目的で行うものです。

杉葉は、でやすいものとそうでないものがあります。日照不足、水不足も原因の1つ。葉性の細かいのは強い剪定や植え替え、針金かけですぐに杉葉がでたりします。
紀州のシンパクはとほんど杉葉が現れないと思います。

杉葉を出さないコツは、強い剪定・針金かけと植え替えを同時にしないこと。春の肥料を控えること(勢いが付きすぎて先祖返りしてしまうので)。日当たりのいいこと。
一度でたら、肥料は与えず水と太陽だけで管理してください。時々薄めたハイポネックスで葉水をしてやるといいですよ。

葉を細かくするのも、杉葉を戻すもの時間をかけてじっくりやることですよあまり急いでも仕方ないです。
頑張ってください。
初心者 さん 2018年11月29日10時34分
最近本サイトを発見しまして、楽しく読ませていただいております。

一点ご質問といいますか、伺いたい事がございます。
真柏の品種?あるいは系統の中で、住吉(漢字も定かではありません)というものを聞いたことはございますか?購入を考えている苗がありまして、その説明に住吉真柏と記載されておりました。糸魚川などの産地による品種ではなく、品種改良を進めてできた葉性の良い系統?というような説明だったのですが、ネットで調べても詳細は分からず。なにかこれに関してご存知の事がございましたら、ご教示いただければ幸いです。

またこれをきっかけに品種にも興味が湧いてきましたので、そういった情報をまとめた記事も読んでみたいと思った次第です。
ぜひお願いいたします。
きみ さん 2018年11月29日12時34分
初心者 さんへ
うーん、わかりません!
わたしも初めてききました。ただシンパクは同じ産地でもいろいろ葉性ありますし、「糸魚川」でも結構違ったりするので珍しいことではないかもです。
見つけた人が勝手に名前つけて売り出すのはシンパクに限ったことではないですから、品物をみて良さがあれば試していいんじゃないですかね?
初心者 さん 2018年11月29日19時27分
きみさま

葉性の善し悪しもまだよく分からない初心者ですが、挑戦してみたいと思います。ありがとうございました。
ブリッジ さん 2018年12月29日01時02分
きみさん,

初めまして。きみのぼんさいびよりはわかりやすく勉強もたのしくなります。

盆栽講座を受講初めて一年,地元のクラブで楽しく学んでいます。基礎知識もまだ十分でない私に,面識のない方からシンパクを預かりました。コラムの ”なくなった方の盆栽をどうするのか” を読んで思い切ってメールしています。

石付きで,浅い仕立て鉢に植えつけてあり,幹はサバ,枝はサバ状態,葉はうす緑が残っているものの茶色に変色始めているー。地域の盆栽プロに世話を断れたということで,どういうわけか私の仕事場に私宛に置いて行ってしまったのです。この方とは電話で ”じゃみてみましょうか”,という約束だったのです。園芸店での仕事をしており,少しですが大学主催のコースで植物の勉強もしていたので興味があったからです。結果的にその方は,ことわれるのを恐れたのか,わたしがの不在中に電話番号だけを残して消えてしまいました ?

クラブの先輩の意見は,”手遅れ”,”半々”と別れ私は,半々を信じ,植え替えをすることに。ここで写真を載せられれば良いのですが,マックが不調で長い文章になってしまっています。

10月,グルグルになっていた根を少しだけ切りに赤玉80%, 鹿沼土20%を用土に,石を外してボール型のコンテナに植え替え,ついでにダニの処理もしました。朝日の当たるところで他の植物の近くで,風に当たらないように地面に置いて管理しています。かなりの大手術だと思います。持ち主は,大切なお友達から頂いた盆栽でその方がなくなり何とか育てたいとたくさん潅水したそうです。今はもう葉はすべて茶色になり,幹を少し削っても緑は見当たりません。

長い説明を読んでいただきありがとうございます。ここで質問です。
管理状態は正しいでしょうか?
枯れた葉は剪定すべきでしょうか?
もちろんまだ生きているという前提です。

ご意見コメントがありましたら,おねがいします!
ブリッジ
きみ さん 2018年12月29日12時31分
ブリッジ さんへ
長くなりそうだったので直接メール送りました。また何かありましたらコメントください。遅れてすみませんでした(´Д`)
かず藤田 さん 2019年01月12日10時24分
盆栽3年生です。岩から伸びるシンパクの姿に感動して20センチのしんぱくぼんさいを約30センチ大の軽石に穴をあけて少し無理があるかも知れないけど赤玉と一緒に押しこんで、4ヶ月です。
なんとか元気ですけどこれって土を換えてあげられないぞ?
この先どうしてやればいいか教えていただければと投稿いたしました。尚、軽石の底は後から穴を貫通させました。
きみ さん 2019年01月16日09時26分
かず藤田さんへ
すみませんなんか最近返信遅れ気味反省しています。
石につけた樹は基本植え替えとかしなくていいですよそのまま持ち込んでください。
ただ土が少ない分乾き安いので、植え付け後はとくに注意です。ミズゴケとか張って馴染むまでよくみてあげてください。
しんぱくはあまり根を下ろさないので石に乗っかったままでしょうけど、雑木や長寿梅の石付きは下まで根を伸ばして土に根を張るように作ってもいいですよね。
かず藤田 さん 2019年01月20日07時24分
やった❗初デビューさせていただきました。
きみ様アドバイスを参考に第2弾3弾と軽石盆栽を楽しもうと新年早々しんぱくぼんさいを眺めています?
icchann さん 2019年01月27日01時35分
真柏や杜松などの病虫害防除の消毒剤についてお聞きします。
キミさんも、また他の方々も石灰硫黄合剤が使いやすくとても有効だと言われていますが、現在は500㏄ほどの少量では販売禁止です。10月ℓ以上なら購入可能ですが、個人の盆栽愛好家には消費出来ない量です。
欧米の盆栽家は硫黄剤をジンやシャリに塗布しているように聞いています。
➀硫黄剤の使用は有効ですか?
➁石灰硫黄合剤に代わる良い薬剤はありますか?

個人の盆栽愛好家が対応できる具体的なことを、ぜひ教えてください。
よろしくお願いします。
きみ さん 2019年01月27日09時12分
icchannさんへ
こんにちは~。さっそくですが...
①硫黄剤の使用は有効か
硫黄剤と石灰硫黄合剤の成分はまったく違うもので、石灰硫黄合剤の主成分は硫化カルシウムでそれが白くなるわけなのですが、硫黄剤でも一部の作物の消毒に使われている例もありますし悪くはないかも。こちらも匂い強そうですが。

②石灰硫黄合剤に代わる良い薬剤はあるか
盆栽の数が少ないなら、他に市販されている殺菌剤や殺虫剤でもいいです。わたしは試しに木酢液も使っています。石灰硫黄合剤をまったく使わない愛好家さんも結構います。数が多く、冬の間はムロに詰め込む人の場合はやはりこの薬を使ったほうが楽?というか。

それで神舎利ですが、さすがに白く化粧するには必要です。
ただ単に腐らせない目的であるなら墨汁を塗っておくだけでも効果あるみたいです。
その白さが不自然と思う人もいて、ブラシで磨いて自然の風合いとするのもアリだと思います。
吉野 克裕 さん 2019年06月09日19時53分
はじめまして。父の残したシンパクで五鉢ほど有りますが、春から、バラバラとまばらに茶色に葉が枯れだし、植え替え、殺菌剤の消毒と試しましたが、効果が有りません。原因として何が考えられるでしょうか?植え替え時に根食い虫を疑いましたが見つかりません。日光も十分当たり、水やりも欠かさず、周りの松や紅葉の盆栽は元気です。ご教授宜しくお願い致します。
きみ さん 2019年06月09日21時17分
吉野 克裕 さんへ
シンパクは成長期と秋頃にこういう古葉(塒←トヤ)がでますので問題ないです。
触れると簡単にとれるので、綺麗に掃除して内部の風通しと日当たりをよくしてあげてください。
だいぶ古い樹でしょうね、整枝したらとてもいい樹になると思います。こういう樹をみるとウズウズしますね~
吉野 克裕 さん 2019年06月11日19時58分
早速のお返事、ありがとうございました。安心しました。埼玉ですが、他の盆栽も冬越しで失敗し、枯らせてしまったものてすから、心配してました。剪定や整枝をすれば良いのですが、失敗が怖くて、手付かずてす。
吴芝伟 さん 2019年07月05日15時12分
こんにちは先生、これらのヒバは高い山から掘られて、天然のサリーを持っていますが、しかし根を掘り出しにくくて、生きにくい、どんな方法が彼らを成功させることができますか?ありがとうございます
きみ さん 2019年07月06日08時43分
吴芝伟 さんへ
以前zhiweiwu さんから質問がありましたが山取りシンパクをオークションに出されているのでしょうか
とても素晴らしい樹ですが、根がまったくないですね...
(わたしは先生ではありません^^;)

https://bonsai.shinto-kimiko.com/sodatekata/syouhaku/hinoki.htm#comment
↑こちらにコメントを残しています。
りょう さん 2019年08月11日12時24分
初めて投稿させて頂きます。よろしくお願いします。沖縄宮古島在住ですが4~5年前に糸魚川しんぱくを6鉢程ネットで購入しましたが一年半程で全て枯れてしまいました。(盆栽は初めてのど素人です。)宮古島の盆栽展示会ではしんぱくは見たことないです。宮古島では無理なのかと思い、購入先に相談したところ、はっきりは言えないですが台湾でも愛好家はたくさんいますよ?多分沖縄でも大丈夫だと思います。とのことでした。やはりしんぱく盆栽への魅力が忘れられず3日前に再度購入しました。(樹高16センチ程の若木です。)今は肥料は与えずに午前中のみ日に当たる状態です。4~5年前のしんぱく管理状態は(5月頃購入)、午前中のみ日にあたる(午後から日陰になります。)水やりは朝の一回、肥料は油かす(骨粉入り)を多めに(小鉢に大粒5~6個)と液肥(あげすぎによる根やけ?)、11月頃に薔薇用の防虫スプレーをしました(葉が白くなっていました)今回は絶対に枯らしたくないので水やり以外怖くてまだ何もしてないです。肥料のあげすぎでしょうか?防虫スプレー?水やり?1年くらいは肥料はあげずに水やりだけしようか悩んでいます。肥料はあげなくても大丈夫なんでしょうか?どうか教えて頂けますでしょうか、お願い致します。長文ですいません。
きみ さん 2019年08月11日15時59分
りょうさんへ
6鉢全部枯れるとはなにかあったんでしょうね。
たしかに暑さには強い樹なので宮古島でも生きてはいけますが糸魚川ですから仕入れ先の地域によって環境になれるまで時間はかかるんではないでしょうか。
枯れる原因としては、高温多湿で病気が蔓延したとか、おっしゃるように多肥多水による根腐れです。
今時期、水は朝夕に2回やってます。昼はだいぶ乾いています。
その液肥の濃さや、やるタイミング(乾いている時にいきなり高濃度の液肥だと焼けてしまいます)にもよりますね。。充分日に当たってさえいれば、肥料はあまりやらなくていいです。私は6月に固形、あとは秋に少し、あまりやってなくて、時々規定より倍近くうすめたハイポネックスで葉水するくらいでも効果があるように思います。
最後に薔薇用(←?)のスプレーですが、これはなんのために使ったのですか?虫がいたとか?
浸透性の低いマラソンとか殺菌剤を新芽の頃、秋に散布するくらいで充分です。
小林一二三 さん 2020年01月17日19時43分
 今晩はど多忙中の所ご返事ありがとうございました。何時になく暖冬で今日は真柏の植え替えをしました。例年であれば3月の作業なのですが、今の時期植え替え良いのでしょうか。
きみ さん 2020年01月19日08時49分
小林一二三 さんへ
(※コメントの内容を該当ページに移動しました)
ご存じのように真柏の植え替えは春や秋に行うのが通例ですが、人によって時期はいろいろで、冬に植え替えする人もいます。
春に植え替えした場合はその後の根や枝の伸びが強くなる傾向があり、杉葉がでやすいとか言われます。それを利用し幼木を太らせる目的で敢えて春先に植え替えたりします。
1番いいのは秋で、冬になる前に新しい根がある程度伸びている状態がよく、杉葉も出にくいので完成に近い樹はこの時期がいいと言う考えです。
真柏は特に、愛好家がおおいだけに最適とされる培養方法もいろいろなので、参考程度にお考えください。成長段階や、培養地域、目的により実行する時期が違うのでそれを頭にいれてやるといいと思います。
小林一二三 さん 2020年01月24日11時44分
 今日はお忙しい所御親切ご回答ありがとうございました。メール欄にご返事が無い為勝手に何回もメールして嫌われたのかと思っていました。貴方様のホームページを開いていたら偶然にも私の名前があり、回答頂いている事に感謝致しました。これからも何かとご相談したいと思いますが、ご迷惑で無ければよろしくお願い致します。
きみ さん 2020年01月24日17時31分
小林一二三 さんへ
いつも返事が遅くなってしまってすみません。嫌うとかとんでもないです、いつもお礼のメールまで丁寧に返してくださってありがとうございます励みになります。
参考程度のコメントしかできませんが、自分なりに真剣に書きますのでいつでもご質問ください。
小林一二三 さん 2020年01月25日20時01分
今晩はお忙しいのに丁重にご返事頂き感謝に絶えません。
、私事ですが、私の盆栽の始まりは私が19歳の時母親が59歳で他界し、父親が沈んでいるので何か好きな事は無いかと訪ねたら庭が好きだとか盆栽が好きだとか言いますので、庭を作ったり山から苗木採集したりして父親を慰めるつもりが、私自身がはまって、22歳の頃さつきブームでまだ新幹線の無い時代に友と夜行列車で鹿沼に通った事か、何年前から小品盆栽やミニ盆栽に趣味を変えて今日に至ります。毎年各種の種子マキ、挿木、取木をし数が多くなり、オークションに出したりしています今現在趣味と実益を考えこの間の私なり物で商売をしょうと、樹峰園の店名で始めたのですが、自然豊かな山の中で中々お客も来ず、子供ら家族には趣味か商売かとタメ口を叩かれ何か良いアイデアはないものでしょうか。誠に勝手なご質問で呆れるでしょうがよろしくお願いします
きみ さん 2020年01月26日09時31分
小林一二三 さんへ
さすがに盆栽園の経営については到底力及ばずで....
繁盛している盆栽園はあまり多くないと聞きますが、面白い素材が沢山あれば遠方でも出かけますし、教室をやって生徒さんをお持ちの盆栽園とか、展示会をやったりとか、いろいろと工夫しているところがありますよね。
人に教えるのが苦手でなければ、ぜひそういうのもやってみてはどうでしょうか
あとこの時代、ホームページとか、インターネットでの発信も大事と思います。
なんでも継続することが信用につながり、それが仕事になってくると思います。私はプログラミングの勉強を含め、センスは別として、このサイトを始めてもう10年近くなりますが、最初はだれも知らない個人ブログが今はいろんな人に見てもらえるようになり、時には一人歩きして、私のお尻を叩きます(もっとガンバレと)。
盆栽歴は私よりも長く、培養もお上手だと思います。お子さんや奥様の圧に負けず、実生や挿木のいい素材を沢山扱う個性のある園作りを楽しんでいただきたいです。
かなり生意気なことを書いてしまってすみませんが、心底応援しております。
小林一二三 さん 2020年01月26日19時17分
今晩は何て心優しお方なのでしょうか、くだらないご質問に真っ向から前向きにご返事頂き感謝の限りです、貴方様の誠実,心根の優しさ手に取るように私の心に浸透いたします。貴方様の心優しい人柄に甘えて此れからもご質問を受けて頂けるでしょうか、懲りずに此れからもご指導ご鞭撻お願いします。
ゆき さん 2020年03月16日14時18分
いつも勉強させていただいております有難うございます。
2018年春に父の残した真柏の植え替えのことで質問させていただきました。三回忌を過ぎまして
何とか元気?に育っております。2018年春の植え替えの時も恐々植え替えたもので、幹の根本は釘も通らないように硬くなっております。今年は、カチカチになった根本を崩して水はけを良くしたいと思います。ネットで検索して見たのですが理解出来るような方法が見つからずにおります。

普通の鉢植えの植木を植え替えるように、ある程度は根本の土をほぐして良いのでしょうか?
たっぷりの水で洗うように丁寧にほぐさないと駄目だと思いますが、そのようにして良いのでしょうか?
針金で固定はするべきでしょうか?ご指導を宜しくお願いします。

お忙しいところ申し訳ありませんが宜しくお願い致します。
きみ さん 2020年03月17日11時46分
ゆき さんへ

古い樹なら植替えは3~4年に1回くらいになりますね、根詰まりしているようなので植替え時だと思います。古い樹はあまり強く根を切ると若返って杉葉がでたりしますから、下根から1/3くらいを限界にしたほうが良いと思います。根元はあまりいじれないですが、周りから崩ぜば結構古土は落ちると思います。ほぐし方はやりやすいようにしていいですが、水つ使うと手に土がまとわりついて反って作業しづらいですよ。やや乾かし気味にしたほうが楽です。
酸性土を嫌うので、木炭とか竹炭の砕いたのをゴロ土につかうといいですよ
あと固定は必ずやってください根が動かなくなってしいますからね。


頑張ってください!
ゆき さん 2020年03月17日13時46分
早速のご返信を有難うございました。
何分、初心者なので根本を崩す際に根の皮を傷つけてしまいそうで怖いのです。
ゆっくりと丁寧に一日、一鉢のつもりで挑戦してみます。感謝です。
きみ さん 2020年03月22日09時34分
ゆき さんへ
多少傷がついても回復する力はありますから丁寧にやれれば大丈夫ですよ!植替えたあとは湿度を保ってあげれば回復も早いです。
頑張ってください!
ホアー さん 2020年05月04日13時55分
初めまして、盆栽の初心者です。
盆栽の知識、育て方などをまとめていただき、ありがとうございます。勉強しています。
ネットで糸魚川真柏の苗(樹高:約10cm)を2本買って、届いた一本は杉葉が出ています。新苗なので、原因は日照不足、水不足でしょうか。半日陰のところで置いたほうがいいでしょうか。
ミニ盆栽をやりたいので、この苗をすぐに小さい鉢(鉢径:6.3cm 高さ:5.3cm)に植え替えてもいいでしょうか。よくない場合は何号の鉢にすればいいか教えていただきたいです。

よろしくお願いいたします。
きみ さん 2020年05月05日11時23分
ホアー さんへ
こんにちは。杉葉がでるのは植替えの時期や程度、肥料過多、強剪定などが原因です。
杉葉を元に戻すのは早くても1年はかかりますが、その間はよく陽にあててやることです。肥料はあげないで、太陽光を水だけで管理してください。半日陰は間違いです。
植替えはいつやっても枯れたりはしないですが、杉葉が出にくいのは秋だと思います。
どういう状況か分かりませんが、入るなら小さい鉢にいれてもいいですよ
ホアー さん 2020年05月05日12時57分
きみさんへ
教示いただき、ありがとうございます。
安芸の国人 さん 2020年07月06日22時38分
実家の生け垣に植えてあるカイズカイブキの枝を挿し木して素材造りをしようと思っています。
カイズカイブキと真柏は同じものですか?
ぱっと見た目は同じように思えますが。。。。
きみ さん 2020年07月07日08時29分
安行の国人さんへ
貝塚イブキと深山ビャクシン(真柏)は植物学上は同じと思います。貝塚イブキは俗称で、園芸用に作られた栽培種です。
深山ビャクシンは元は葉性のいいものを山から取ってきたもので、取り尽くされて今は天然ものはほとんどないと思います。
真柏は葉性の細かいものが好まれて、糸魚川産のものが最高といわれますが同じ糸魚川真柏でも葉性がかなり違います。
ぱっと見は確かに同じに見えるかもしれませんが、実際に貝塚イブキと糸魚川真柏を並べてみたら、紐葉の細かさとか色味の違いが瞭然に分かると思います。人によっては「真柏は糸魚川でないと価値がない」みたいなことをいいますが、わたしは紀州も好きですし
どれをよしとするかは正解ないと思うので、作ってみてもいいのではないでしょうか
ただ、葉性はやや粗いので、ミニ仕立てにするのは見せ方とか技術がいると思います
安芸の国人 さん 2020年07月07日17時06分
ありがとうございました。
おっしゃる通り,紐葉の細かさとか色味が違うようですね。
この時期,色んな樹種の挿し穂が取れる時期なので,挿し床を造って,唐楓,宮様楓,匂い楓,さつき類,斑入り欅などを挿し木をしています。カイズカイブキの新芽で葉性が良いものを選んで挿し木をしてみようと思います。
本澤 貴 さん 2021年01月11日18時02分
突然の連絡で大変申し訳ありません。去年、11月末に道の駅で盆栽を購入。枝振りがとても気に入っての購入。まったくの初心者です。店の方にしんぱくと教えてもらい、ネットで育て方を調べて2日から3日に1回の水やりと1日に4時間程は太陽の光を浴びせてきました。当初から少し緑の色が薄いように思いました。外で日光浴させたあとは店のなかにいれてお客様に観ていただきました。葉の色を心配したお客様がなるべく風通しの良い場所においた方がよいというので半日から一日中、外に置くようもしているのですが、どんどん葉の色が悪くなって、今にも枯れそうです。すぐにでも根の手入れをした方が良いでしょうか。どうしたらよいでしょうか。教えてください。お願いいたします!
きみ さん 2021年01月11日18時35分
本澤 貴 さんへ
こんばんはしんとうです。

全貌が見えませんが、道の駅にあった樹にしては立派な感じがしますね!
たしかに葉色はあまり良くないようですが、我が家のシンパクはそれどころじゃないというか、茶色(褐葉)なので冬だからちょっと色が悪くなるというのはあります。あとは肥料不足、日照不足、水切れによる根痛みなどが原因になります。

水やりは2~3日に1回と決めずに、乾いたらやるような感じがよいです。たまたまこの樹は、乾燥にも強いので枯れずに済んでいます。
あとはやはり置き場所です。観賞するためにちょっと室内におくのはいいですが、基本は外の日当たりの良いところで育てないといけません。

今は冬の保護期間中なので、ずっと室内で甘やかしていた樹を外にだす訳にはいきませんが、来年からは基本外で育ててあげてください。冷房や暖房の効いた部屋に置かないでくださいね。
そうすると葉色も良くなるし、葉が短くなって良い樹になります。
盆栽は観葉植物ではないので、時々お店においてお客様に見せてあげるような感じが良いですね。

秋に肥料はあげましたか?今はいらないですが、4月とか5月くらいから油かす肥料をやってください。植替えも今はできません。やるなら3月になってからが良いです。
今やることは、掃除ですね。雑草も生えているし、土の表面もゴミがあって、幹もやジンも汚れているので、掃除して歯ブラシとかで磨いてあげたいところです。
正直預かって直してあげたいところが沢山ありますが、まずは冬を越えさせて、来年からがんばりましょう。
本澤貴 さん 2021年01月13日02時21分
昨日、メールを送信したあと、何かしなければ手遅れになってしまうのかという恐怖に襲われ、葉の色が悪いのも根づまりが原因と思い、植え替えを決意。時期が悪くてもこのままにしておくよりもましと思い、ネットで検索し、針金等も用意して、なんとか出来そうだとわかってやっと落ち着きました。時間がかかったので夜の営業は中止。かたずけなど仕事を始めた7時頃、胸にさわぐものがあって携帯を開くと私のメールがアップされていて、しんとうさんからの返事がありました。ものすごく、嬉しかったです。少し、安心しました。少しというのは、自分の知識がまだまだ足りないからです。でも、しんとうさんの記事を良く読んで実践していきます。更に樹勢を弱めてしまうところでした。助けていただき、大変ありがとうございました‼️ 11月に購入して以来、水以外何も与えていませんでした。ハイポネックスとメネデールが買ってあったので2日前にメネデールを100倍位に薄めて100ml位与えました。すぐにジョウロで水を与えたのでもっと薄くなったとおもいます。薄めた液が100ml程残っているので次回与えようとおもいます。2月にもこれ位与えてもよいでしょうか。草はすぐに取ります。苔はそのままでもよいですか。購入した時から気になってはいたのですが、針金が枝に食い込んだところがあるのですが取った方が良いですか。朝、外に出して夜、エアコンを止めてから店に入れます。春からは外に置くようにします。これからも何か気になることができたら、連絡を取らせてください。お願いいたします。
きみ さん 2021年01月13日11時05分
本澤貴 さんへ

樹が心配になって、ああでもないこうでもないと頑張るのは愛情があるからですね。
植替えが吉とでるか凶とでるかは様子見ですが、樹勢が落ちているときに根を切ったのでだいぶ弱ってますから、冬は寒さにさらさないように、あたたかい日中は陽にあって、夜間は玄関に取り込んだりして風にあてないようにしてあげてください。

ハイポネックス100倍はちょっと濃いですね、2000倍くらいがよいです。
やりかたも、上からちょっとやるのではなく、たぶん根詰りして中まで水が通りにくくなってますから、洗面器とか大きな容器に鉢ごと沈めてあげるようにしてください。

水やりも、同じです。

コケはとらなくてもよいです。
針金はいったん全てとってあげてください。たいぶ喰い込んでいるようだし無理に取ろうとすると、樹皮が傷むので、丁寧に外してくださいね。

わたしに分かることならいつでもコメントくださいお待ちしています。
吉川武雄 さん 2021年02月02日13時49分
庭の片隅にある真柏を鉢上げしようと思いますが、欲しい所に枝が全くありません.幹は手首ぐらいの太さで偏平状の舎利が入っておりその先くねくねと間延しています。40cmぐらいの高さにしたいのですが接木して枝を作ることができますか?またぶつ切りして枝のない状態にしても芽吹きしてきますか?ただ幹は肌が古くツルツルになっています。立ち上がりが気にいっているので何とか盆栽にしたいなと思っております 又出来るとしたらいつ頃がよいか、気を付けなければいけない事があれば教えてほしいです。
よろしくお願いいたします                  
    
きみ さん 2021年02月02日15時02分
吉川武雄 さんへ

まずその樹は本当に接木が必要かをよく見直してみるとよいかもしれません。
立ち上がりの模様がよさそう(板シャリや捻転具合)ですし、思いっきり倒して懸崖にしてみたり正面を変えるだけでも新しい構想を練ることができるかもしれないですよ。

接木はできる樹種ですし、するなら今からが好機です。

畑からあげる場合は、落ち着くまで2年はかかると思います。
枝も接いでからが時間かかりますし、どういう樹形を目指すがきめてからでも遅くないかなと思います。
吉川武雄 さん 2021年02月02日20時18分
 こんばんわ 早速のご返答ありがとうございます。私は70歳を超えた高齢者であり、30代のころから盆栽は、はじめていましたがサツキ専門で真柏は持っていませんでした。それで庭の真柏には興味なかったのですが、ある日草取りをしていた時真柏の根本を見て突然盆栽にしたいなと思ったわけです。

アドバイス頂いた通りゆっくり焦らず長所を見つけ出して大事に作っていきたいと思って思っております ありがとうございました。又このコーナーに投稿してみたいと思います。 
fred さん 2021年09月22日19時11分
こんにちはまたキミ

先生もクラブもいないので大丈夫だといいのですがたくさん質問します

私は私が取り組んでいる2つの中国のジュニパーを持っています。シャリを作るのにふさわしい時期ではないことは知っていますが、将来シャリをどこに置くかを計画するのを手伝ってくれませんか。また、どうすれば木を改善できるかについて他の考えがありますか。

もう一度キミありがとうございますあなたの助けはかけがえのないものです

悪いグーグル翻訳でごめんなさい
Pierre さん 2021年09月25日23時50分
Guten Tag, ich bin froh deine Seite gefunden zu haben. Sie ist, wie deine Videos sehr informativ. Ich habe verstanden das es besser ist im Herbst umzutopfen. Muss der itoigawa dann frostfrei überwintern?
きみ さん 2021年09月26日07時16分
fred さんへ

すみません、pngデータは閲覧できないようです。
ジンシャリのデザインは、難しいのでアドバイスできるかわかりません。
よろしければ形式を変えてまたお送りください。
kimi さん 2021年09月26日07時21分
Pierre さんへ

Shinpaku ist kältebeständig, daher denke ich, dass es am besten ist, es nicht zu stark zu schützen. Ich weiß nicht, wie der Winter in Ihrem Land ist, aber in Japan wird Ihnen gesagt, dass Sie ein paar Mal frieren sollen. Shinpaku kann sich nicht auf den Winter vorbereiten, ohne die Kälte zu erleben. Und wenn Sie ihn der Außenluft aussetzen und ihm mäßigen Stress aussetzen, wird der Baum verbessert. Bei Frost verfärben sich die Blätter braun. Im Frühjahr ist es wieder soweit.
Pierre さん 2021年09月26日19時03分
Hallo Kimi,Danke für die Antwort. Meine Frage war, wenn ich im September umtopfe,darf der shinpaku starke Kälte mit minus 10 Grad ertragen? Oder besser vor starken Frost schützen?

Gruß pierre
fred さん 2021年09月26日19時13分
ありがとうキミ私はもう一度やり直します私はそれがうまくいくことを願っています

メッセージ

こんにちはキミちゃん

先生もクラブもいないので、たくさん質問しても大丈夫だと思います

私は私が取り組んでいる2つのジュニパーを持っています。シャリを作るのは今が適切な時期ではないことは知っていますが、将来シャリをどこに置くかを計画するのを手伝ってくれませんか?また、ツリーを改善する方法について他に何かアイデアはありますか?

あなたの助けはかけがえのないものであるためにもう一度ありがとう

悪いグーグル翻訳でごめんなさい
kimi さん 2021年09月27日06時59分
Pierre さんへ

Wenn es um -10 Grad ist, ist es ein Baum, der standhält, aber es ist möglicherweise nicht möglich, ihn umzupflanzen. Auch wenn sie im Oktober neu gepflanzt wurde, scheint es ein wenig schade zu sein, zu überwintern, obwohl sie noch nicht ausreichend verwurzelt ist. Betrachten Sie die Umgebung, in der Ihr Baum gewachsen ist. Natürlich braucht es Winterschutz. Eine Beheizung ist nicht erforderlich, aber bereiten Sie bitte einen Schutzraum vor, der das Eindringen von Außenluft verhindert.
kimi さん 2021年09月27日07時10分
fred さんへ

すみません、pngデータは閲覧できないようです。
ジンシャリのデザインは、難しいのでアドバイスできるかわかりません。
よろしければ形式を変えてまたお送りください。

Your comments have already arrived. You have to change the photo format from png to jpeg. I can't view the photos. Jin and syari's design is difficult to teach only with photography ... but the basic idea is the same.
First, the trunk has fibrous streaks, so peel along that line. The water-sucking line can express the flow by showing and hiding the front and back.
Ultimately he can live with even the slightest lines of water sucking. However, if you peel off a wide area at once, the branches will die, so design it little by little over the years. You don't have to rush. This task is not too late even after gaining experience. You don't have to be technical. First of all, please grow the tree vigorously for 2 to 3 years. It's a long time for humans, but for plants it's finally possible to become an environment. After that, there is something you can see.
fred さん 2021年09月27日08時00分
こんにちはキミ

ごめんなさい

これは良いですか
きみ さん 2021年09月27日08時51分
fred さんへ

I was able to see ^^ You have already peeled. For the time being, there seems to be no immediate action. The first tree will be a good tree if carved well ^^ The second tree may be a thorn leaf if it has also been replanted.
fred さん 2021年09月27日18時48分
ありがとうキミ

去年植え替えた最初の写真

今年の春先に植え替えた2枚目の写真。それは醜い石に植えられた石だったのでそれを取り除いた

両方の房で私は2か月ごとに枝を切り、樹液の流れのために上部を残しました
それから今月私はトップに立ってジンを作りました

シャリも作りたいけどどこでどれくらい待つのかわからない

申し訳ありませんが、以前の投稿で誤ってフルネームを使用してしまいました。
竹ジン さん 2021年10月14日14時07分
キミさま
初めて連絡を差し上げます。一昨年、狭い庭の片隅にどこかから種が飛んできたと思われる実生のモミジ(イロハモミジ?)を見つけて、なんとなく鉢に植えておいたところ、そのモミジは2度冬を越し、幹が少し太くなり立派に育ったことから盆栽全般に興味を持ち始めた初心者です。

その後、ネットで盆栽関連のサイトやYOUTUBEを調べている中でキミさんのサイトにたどり着きました。内容が充実しているのとスケッチが判りやすいので非常に参考になります。 

さて本題ですが、数か月前からシャリとジンの面白さに惹かれ真柏に興味を持ちはじめ、春先にメルカリ経由で真柏を購入し、キミさんのカレンダーを見ながら秋ごろに剪定や針金掛け、植替えを計画し、先日ようやく実行に移しました。 写真がBEFORE AFTERです。

と、ところが私の軽率さもあり、植替えと強い剪定を同時にやらないほうが良いという注意書きを見落としていたことに後で気が付きました。

杉葉が出るとすれば、来春でしょうか? 杉葉が出ないことを祈りながら来春を待ちます。
キミさんの経験から、杉葉が出る可能性は如何なものでしょうか?


来春に結果をご報告いたします。
きみ さん 2021年10月14日16時43分
竹ジン さんへ

こんにちはコメントくださってどうもありがとうございます。

>内容が充実しているのとスケッチが判りやすいので非常に参考になります。 

とてもありがたいコメントで励みになります<(_ _)>

写真はpng形式ですと開けないのでできればjpegで頂けるとうれしいです。


さて、たしかに一度に枝の切込みや強い整枝、植替えをするとスギ葉でる可能性はあります。
でも植替えが初めてならそんなにいじめる勇気はないはず(?その逆もある?)ですし、その樹の性や程度によりますのでなんともわかりません、、、

スギ葉がでるとしたら、来年の新芽ですので、すぐにどうなるということはないですね。
時間がたてば元に戻りますので、枯れなければ大丈夫です!冬を安全に過ごさせて来年をお待ちください^^
竹ジン さん 2021年10月14日22時09分
キミさま
お忙しいところ早速の返信をいただき感激しております。
写真をJPEGでお送りしますね。 確かに、Youtubeでの他の方の剪定に比べると、いじめ方が弱いかも。。。。です。 根はかなり混んでいたのでそこそこ切りました。 
南関東ですので、冬も外で育てるつもりです。 
きみ さん 2021年10月15日10時28分
竹ジン さんへ
努力のあとが見てとれて、これからが楽しみですね!
これは糸魚川ですか?ちょっと違うようにも見えますね。

秋に植替えをしたものは、冬までに伸びる新芽が弱いので、
せめて棚下においてあげたほうがよいかもしれません。
寒さはさほどでもなくても、霜や乾燥した風にはあてない方がよいと思います。
竹ジン さん 2021年10月16日15時27分
キミさま
越冬に関しての助言を頂きありがとうございました。棚下に退避させるようにします。
写真の真柏は、売主さんも糸魚川とは言っていませんので、その他の地域の品種だろうと思います。又、別に購入した糸魚川真柏という名前で売られていた個体は、もう少し葉が細く、色が薄めです。
今後とも宜しくお願いします。
竹ジン さん 2021年10月18日15時24分
キミさま

先日コメントを頂いた「糸魚川ですか?」が少し気になり、ネット記事や写真を改めて調べてみました。真柏の分類についてはいろいろな解説があり、初心者の私には見分けが難しいです。

なんとなくですが、お送りした写真の個体は、糸魚川以外の真柏というよりもむしろ、園芸品種と言われる(カイズカ)イブキに近いのかなという気もしています。葉性に個体差があったりすると、よくわからなくなります。盆栽の手入れや剪定の勉強の目的で購入したので、特に構いませんが、キミさんのコメントはそういう意味でしたか?仮に(カイズカ)イブキだとしたら何か注意点はありますでしょうか?

因みに今回参考としてお送りする写真は先日のコメントに書きました葉の色の薄めの個体で黄金糸魚川真柏とのタイトルで購入したものです。これとて本当の素性はよくわかりません。

御参考まで。
きみ さん 2021年10月18日17時50分
竹ジン さんへ

最初のコメントで見た感じだと、糸魚川じゃなくて紀州かな~と思った次第です。
紀州はむしろシンパクほど出回らないので、すこし気になったんですよ~^^

イブキは思ったより枝打ちが荒いし作りにくいです。盆栽やさんで購入したなら尚更貝塚イブキではないと思います。


おっしゃるとおり、シンパクも同じ産地で個体差ありますから、それも個性と思って育てるのが良いですね。育て方は基本的には同じでいいと思いますよ。
てる さん 2021年11月30日10時53分
きみさんこんにちは。
いつも勉強させて頂いております。

樹齢約45年の糸魚川真柏の葉の色が全体的に黄緑色で葉色が悪いと思いハイポネックスを
1000倍希釈で2ヶ月間2週おきにあげていますが一向に葉色が濃い緑に戻りません。葉水も毎日ではないですがあげてます。

ハダニかと思い確認しましたがハダニなどはついていないです。

買った時は気にならなかったのですが、他の真柏と比べると明らかに色が薄いので気になって液肥を始めました。

今月11月初めに買った時からこれくらいの色で植え替えは
販売にする為に9月〜10月くらいに植え替え済みのようです。

写真を添付しますのでアドバイスよろしくお願いします。
きみ さん 2021年11月30日16時00分
てる さんへ

シンパクの葉色は同じ糸魚川系でも個体差があるみたいで、緑っぽいのや黄色っぽいの、白っぽいのなどありますから、心配ないと思います!みたところ枝ガレしているようにも見えませんし,,,

しかしこれは固定はしっかりされていますか?急に薄鉢に収められたのか、上根がけっこう露出していますね。うえかえしたばかりのようなので、用土を少し足してミス苔で保護しておいたほうがいいかもしれません。もう冬もきますからね。


あとハイポネックス1000倍は少し濃いです。水やりしたあとならいいですが、灌水代わりにやるとしたら濃いですね。どちらにしてももう肥料はあまり効きませんから、中止してくださいね
fred さん 2022年04月03日09時21分
こんにちはキミちゃん、もう一つ質問があります。

このしんぱくはコレクターからもらった。健康的ではありませんが、何が悪いのかわかりません。

葉の先端のいくつかは白くて開いています。他の部分は黄変しています。土が悪かったので、手に入れたら緊急に植え替えました。冬の間も消毒してみました。いくつかのヒントも明るい緑色なので、まだ成長していると思います。

どう思いますか?

ありがとうありがとうありがとう
きみ さん 2022年04月03日11時18分
fred さんへ

こんにちは❗先端の白いものは花です。
本当は摘み取るほうがいいのですが、数が多いのでそのままにしても問題ないと思います。

葉の色がよくないのは、長年植替えをしていなくて土が悪いか、日照不足か、水切れか、栄養不足か、いろんな原因があるでしょう。個体差もあります。
元気になるまでは、無理な手入れはしないで、よく日の当たる場所で育ててみてください
葉水は最高^^
シンパクは葉や幹からも水を吸うので、たくさん薄めた液体肥料や活性剤を混ぜたものを散布すると元気になると思います
ホアー さん 2022年11月28日11時09分
糸魚川真柏の苗木(挿し木)を2年前に入手して、Protoleafの盆栽の土、テラコッタ鉢で植えて、南向きの庭に置いていますが、あまり成長が出ていないようです。成長時期に新芽があまり出なくて、幹も大きくなっていません。改善方法をアドバイスしていただけませんか。
宜しくお願い致します。
きみ さん 2022年11月28日16時46分
ホアー さんへ

2年前に挿し木したものがあまり伸びてこないのですか?Protoleafの盆栽の土を使ったことがなくてよくしならかったのですが、粒径は極小くらいでしょうか。
生育が悪い原因は水はけが悪いとか、日当たりがわるいとかあるのですが、考えられることは土の配合です。

Protoleafの挿し木用の土には、鹿沼土やピートモスが混ざっているので、アルカリ土壌を好むシンパクには向きません。枯れはしませんが、生育がとても悪いです。
盆栽の土の配合もさっき調べてみましたが、やはり鹿沼土も配合されているようなので、シンパクには向かないのではないかと思います。
ホアー さん 2022年11月28日17時03分
キミさん
こんにちは。回答ありがとうございます。非常に勉強になりました。
Protoleafの盆栽の土は極小の粒径で、鹿沼土も入っていますね。
真柏の用土は赤玉の小粒+桐生砂でよろしいでしょうか。11月末になってしまったので、植え替えしないほうがいいですか。又、植え替えて、室内で保管すればいいでしょうか。
宜しくお願い致します。
きみ さん 2022年11月28日17時27分
ホアー さんへ

サツキ以外の用土は赤玉と桐生と日向土をまぜて使っています(鹿沼を入れないだけで特にこれでなくちゃ!ということではないです)。粒径は細粒で、シンパクの場合は竹炭も混ぜ、ゼオライトをゴロ土に使用しています。

シンパクの植替え時期は春、6月、秋、休眠期(冬)がいいなど、人によって違うのですよね。結局、きちんと管理できればいつでもできてしまうので、たぶん問題は用土の配合だと思うし、土を更新するつもりで根を切らずに植え直すのはアリかと感じます。シンパクは根洗いもできます。
よくない土に植えたまま春まで待つのも気になるでしょうし。それはご自身の判断にお任せします。ただ、最適期ではないのでご心配なら、2月頃までまってもいいかもしれないです。
室内管理の必要はないですが、もう12月になるし早めにムロにいれてあげてください。
ホアー さん 2022年11月28日17時52分
了解しました。ありがとうございます。
勉強になりました。
あけ さん 2023年10月01日19時10分
こんにちわ。
真柏のシャリ、ジンについてなのですが、石灰硫黄合剤は彫刻してすぐに塗ったほうがいいのでしょうか?それとも何日かたってからの方がいいんでしょうか?
教えてください〜
きみ さん 2023年10月02日18時17分
あけ さんへ

お返事がおくれてすみません

ジンなら、枯れている枝ですし本体に影響することは少ないですからすぐに石灰硫黄合剤を塗ることができます。でも、傷口に薬剤が浸みて周りの枝に影響することもあるので、保護剤を塗ってから硫黄合剤を塗るか、浸みないように枝元には塗らないようにしておいてください。

シャリの場合はボディにも浸みやすいですから、半年~1年くらいそのままにして肉が巻いてから塗るといいですよ。そんなに慌てて塗らなくてもすぐ腐るとかはないです。

人によるかもしれませんが、ジンもシャリも1年くらい風化させてから塗ることが多いです。
ひらく さん 2024年02月09日23時00分
きみ さん
YouTubeも併せていつも勉強させていただいています。
作業の適期ということもあり、立春盆栽大市で真柏の素材を購入しようかと考えています。高くても数千円程度の小品のポット素材を想定しています。
そこで質問なのですが、真柏の剪定、針金かけ(曲付け)、植え替え(素材次第ですが多少は根を切ることを想定しています)といった作業を同時にやっても問題ないでしょうか。
真柏は強い樹種だとは思いますが、同日に全てやるよりも剪定+針金かけ(曲付け)と植え替え(多少の根捌き)の2段階に分けて1ヶ月ほど間隔を設ける方が無難でしょうか。
あと、少し外れた質問になりますが、松柏類ではやはり真柏が1番植え替えに強い樹種でしょうか。
可能なら1日のうちに全ての作業をしてしまいたいと考えています。
何か知見等がございましたら教えていただきたく思います。
きみ さん 2024年02月10日09時50分
ひらく さんへ

こんにちは、動画も応援くださりありがとうございます。

シンパクは植替えと強い整枝を同時になるとスギ葉がでるということで、同時は避ける人が多いです。
軽い整枝くらいならなんでもないですが、枝をたくさん切ったり、幹を思いっきり曲げる作業と、植替えは別の適期に行った方が失敗ないと思います。


時期をずらすとしても1ヶ月そこらでは余り意味がないというか、植物の回復は人間が思っているよりもだいぶゆっくりですので、2月に整枝したら、秋か翌年の適期に植替えするくらいが安心です。

植替え自体は強い樹種で、挿木も簡単なので根がでてくれます。たただくさん切ると枝に勢いがついてスギ葉になり、しばらく触れないうちに枝がとんでもなく間伸びして、小さく作り直すのがちょっと大変になってしまうかな、と思います。

松柏類で植替えに強いのはシンパク、杜松の若い樹ですね。若い木でも半分くらいは切れます。古い樹なら1/3くらい目安。走り根などを処理しながら、細根に切り替える感じです。

根に面白いところがあれば、地上部にだして使うこともあります。