ロウバイの育て方

ロウバイの作業カレンダー

ロウバイの性質

ロウバイはロウバイ科の落葉低木。

寒中に蝋細工のような半透明の黄色の花を咲かせ、香りが高いので冬の間楽しませてくれます。

病害虫もほとんどなく、丈夫で育てやすい樹種です。

ロウバイの管理場所

日当たりと風通しのよい場所で育てます。

梅雨以降から夏の間は半日陰において西日を避け、葉焼けと水切れのないようにしてください。

真冬に霜にしっかり当てることで、開花が促進されるので花が咲くまでは過保護にしないことです。

開花後は花が霜で傷まないようにムロなどに取り込んでおけば長く観賞することができます。

ロウバイの灌水

水が好きなので水切れのないようにしてください。

春の芽出し頃からは1日1～2回で、夏は1日2～3回、冬は2～3日に1回を目安に、表土が乾いたらたっぷり灌水します。

ロウバイの施肥

4月～6月と、9月～10月の間に月1回、油かすなどの固形肥料を置き肥してください。

ロウバイの作り方

剪定（3月）

花後すぐに芽を1～2芽残して剪定し、新しい枝を伸ばすことで翌年の花数も増えます。

針金かけ（5月～6月）

古い枝は癖がつきにくいので、新しい枝に掛けて下さい。

植替え（3月～4月、10月～11月）

花後か秋に植え替えができます。

若木や小さいものは1～2年に1回植え替えをします。 成木は2年に1回を基本にしてください。

• Tweet
• 

コメント

木が好きですねん さん　2021年05月27日19時01分

きみさん　いつも教えていただきありがとうございます。
今年のはじめに素心蝋梅の苗を購入したのですが
盆栽用じゃ無かったみたいで30cmくらいのヒョロヒョロの棒でした。
庭植えにして大きく育てるには良さそうですが
盆栽にしたかったのです。
現在は先っぽから立派な葉が出てますが、葉の重みで幹が曲がってきてヘンテコな樹形です。
途中でぶった切って上下2つに分けたり出来ないでしょうか？
見た感じでは接ぎ木ではなく実生だと思われます。
ちなみに裾のほうに2つだけ葉が出始めてます。
どうしたもんでしょうか？
盆栽はあきらめた方が良いですか？
アドバイスよろしくお願いします。

きみ さん　2021年05月28日09時54分

木が好きですねん さんへ
素朴な疑問が湧くのですが、思っていたのと違ったというのは詳細説明や写真がないお店で苗をお買いになったとか？
ギャンブル性の高い買い物ですね＾＾；
私もネットで苗を買うことがありますが、だいたい盆栽用にはできていないので大きかったり間延びしていたりは結構ありますよね。
なので、性で選んで親木として使うことがほとんどで、そのまま盆栽にできそうなものって結構すくないです

下の方の芽は結構しっかり吹きそうなので、その上で切って作ってよさそうです
上は挿して素材になりそうだし、盆栽作りとして楽しめると思いますよ！

いいギャンブルでした。

木が好きですねん さん　2021年05月28日17時28分

きみさんありがとうございます。
そうなんです。ネット購入したものなんです。
やっぱりギャンブル性が高いですよね。
おかげさまで「ぶった切り作戦」を実行する勇気が出ました。
梅雨入りしたので次の休みにでも切断＆挿し木して、なんとか盆栽に見える様に挑戦してみます。
いつも書籍やネットで調べているのですが
自分のケースに合う対策は必ずしも見つかりません。
こちらでいつも教えて頂いてほんとに助かってます。
これからも頼りにさせて頂きます。
ありがとうございました！

ミノル さん　2022年01月28日15時17分

蝋梅の苗木を購入しました
下1／4位で切り詰めようと思い、まず下の枝を剪定しました
上の方が枝ぶりがよく、上を残す方法（取り木など）はありますか？
教えてください

きみ さん　2022年01月29日10時48分

ミノル さんへ
ロウバイは挿木も取木もできますので、チャレンジしてみてください。
挿木は葉が固まってからの方がいいですね。休眠枝を挿したことはないけど、休眠期とはいえ早春に花が咲く樹種は吸い上げしているので、おそらくでるんじゃないでしょうか？

取木のほうがやり直しがききますし、２月頃から取木かけできますよ。添付に印をつけた位置がよさそうですね

ミノル さん　2022年02月01日06時52分

取り木、挿木について回答いただきありがとうございました
試してみます。
取り木の場合黄色ラインの下あたりに根を出させる措置をすることで良いでしょうか？
よろしくお願いします。

きみ さん　2022年02月01日08時58分

ミノル さんへ

>取り木の場合黄色ラインの下あたりに根を出させる措置をすることで良いでしょうか？

そのつもりでラインいれました！
どこで取るかは人それぞれと思いますが、できるだけ腰高にならないことと、枝分かれの近くの方が発根はよいです。

ミノル さん　2022年02月01日17時10分

大変参考になり感謝いたします
花後、施肥し、2月末頃チャレンジしてみます
ありがとうございました