茱萸(グミ)の魅力
茱萸(グミ)はグミ科グミ属の常緑低木です。
グミの仲間には交配種や変種が多く、落葉性のものや蔓性のものもあり、それらを総称して「グミ」と言われています。
夏グミ、セイヨウグミ、ツルグミ、ビックリグミなど園芸種が多く、花期や実の時期も異なります。
盆栽では晩秋に開花し冬の間に実が熟す常緑性の「寒グミ(ナワシログミ)」と、秋に丸く赤い実が熟す落葉性の「秋グミ」が使われます。
カスリが入ったような白っぽい楕円の葉も特徴的で、新梢に花が咲きます。
両性花で赤い実は食用にもなりますが、観賞用に作られたものもあります。
グミの特徴
グミの花(寒グミ:10月~11月、秋グミ:6月~7月頃)
寒グミの花(9月下旬:東京)
寒グミの花は秋頃に開花し、冬の間に実が熟していきます。
秋グミの花は初夏頃に開花し、秋に実が熟します。
秋グミも寒グミも花の色形が似ていて、甘い香りとともに黄白色の小さな花を咲かせます。
花は小さく目立ちませんが、斑点の入った黄色~クリーム色の鐘形で、長めの花柄の先に花弁が4枚裂開します。
雌雄同花で自家受精するものもありますが、1株だけだと実付きが悪いので交配用の樹を用意しておくと確実です。
花弁が硬い上に、雌しべが奥にあるので刷毛を使って花粉をつけてください。
交配用の花粉がない場合はジベレリンやトマトトーン(寒グミ)でも結実させることができます。
グミの実(寒グミ:3月~4月、秋グミ:10月~11月頃)
寒グミの実(3月:東京)
寒グミの果実は秋に結実し、冬を越してから3月~4月になると次第に楕円形の実が赤く熟してきます。
秋グミの果実は初夏に開花結実し、秋に赤く熟します。
実の表面は、葉と同じくカスリが入っていて、ザラザラとした印象です。
秋グミの実(11月:東京)
秋グミの実は形がサクランボに似ていて、寒グミに比べて小さく丸い形。
どちらも食べることができますが、秋グミはタンニンを多く含んでいるので渋みが強いそうです。
グミの繁殖法
グミの種木は挿木や取木、接ぎ木などでよく増えます。
グミの主な樹形
芽摘みや剪定で枝が出来やすい樹種です。
模様木、斜幹、懸崖などいろいろな樹形に作ることができます。
病気・害虫
病気にはかかりにくい。
カイガラムシや、新葉にハマキムシが付くことがあります。
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