蔓蕎(ツルソバ)の魅力

姫蔓蕎

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蔓蕎はタデ科タデ属の匍匐性多年草です。

道路脇や公園、海岸に自生する蔓性の野草で、葉や花が蕎麦に似ているのでその名前が付けられました。

盆栽でいう「ツルソバ」は園芸種の「姫蔓蕎(ヒメツルソバ)」のことを指していて、別名をカンイタドリ、ポリゴナムと言います。

姫蔓蕎はヒマラヤ原産。

明治時代に導入された草で、V字形の斑紋のある葉や茎は赤みを帯びて味のある色調をしています。

姫蔓蕎の花

伸びた茎の先にピンク~白色の金平糖の様な小花が球状に集まって咲きます。

花期は5月~11月と長く、冬の間も少しずつ咲き続け、観賞期が長いもの魅力。

盆栽では匍匐する茎を切り戻しながら培養し、茎の曲がりや紅葉も楽しむことができます。

保ち込み可能で、小鉢に入れて育てれば葉も小さくなり、春から夏に1~2回摘心すれば草丈を抑えることができます。

暑さには強いですが、耐寒性は低いので冬は発砲ケースに入れるなどの防寒保護が必要です。

植え替えは1~2年に1回、秋か春頃が適期。

春~梅雨頃に摘心した穂を挿し芽したり、植え替えの時に株分けをして増やすことができます。

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