蒲公英(タンポポ)の魅力
更新日:2018/11/27
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タンポポはキク科タンポポ属の落葉生多年草。
ユーラシア大陸に分布し、日本にも北海道から九州と広い範囲に自生しています。
アスファルトの裂け目や踏みしめられた硬い地面など、他の植物が生息できないような過酷な環境でも生きていける丈夫な草で、江戸時代から既に園芸化されている古典園芸植物の1つ。
いくつかの品種がありますが、日本には古来からの在来種と、「セイヨウタンポポ」のような海外から持ち込まれた外来種のタンポポに分かれます。
夕張タンポポの花
花期は3月~5月。在来種の花期は春の短い期間ですが、外来種のタンポポは夏の間も花を咲かせます。
盆栽の草としては茎が短く花も小ぶりな在来種のタンポポが人気で、北海道の固有種で高山性の「夕張タンポポ」や「日高タンポポ」「利尻タンポポ」が定番。
ただし北海道固有種のタンポポは夏の蒸れに弱く溶けてしまうので、夏の強い日差しは避け、半日陰~明るい日陰で涼しく過ごさせることがポイントです。
小さい鉢で長年持ち込めば葉も小さくなります。
子株が増えることはないので、繁殖は実生で。 植え替えは2~3年に1回くらいでよく、鉢がきつくなったらで構いません。
直根性で、根を切ると枯れてしまうので根は切らずに古土を更新する程度にしておきましょう。
肥料もほとんど必要ありませんが、時々薄めたハイポネックスを水やり代わりにやると葉色がよくなります。
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