螺旋藺(ラセンイ)の魅力

螺旋藺(ラセンイ)の魅力

螺旋藺(ラセンイ)はイグサ科の常緑多年草。

畳の材料で知られるイグサの園芸品種で、古くから観賞用に栽培されてきました。

葉は退化し、棒状の茎が螺旋状に伸びる面白い草で、水辺の風景を再現するビオトープとしても人気。

螺旋藺の花

花期は5月~6月頃。

茎の途中から先端に茶褐色の小さい花が房状につき、その後8月~9月頃に穂が実りますがほとんど目立たちません。

日当たりのいい水辺に自生している植物なので、水切れには十分注意が必要です。

一度の水切れで枯れてしまうので、日頃から水を張った浅い受け皿などで腰水にして管理してください。

肥料は5月~6月頃に小さくした油かすなどの固形肥料を置き肥します。

株によっては螺旋状にならない茎もあるので、真っ直ぐなものは切り取って整理してください。

植え替えは根の詰まり具合をみて行いますが、数年持ち込むことで締った草になりますから毎年行う必要はありません。

植え替えの時に株分けをして増やすことができます。

コメント

この記事へのコメントはまだありません。