ミセバヤ(見せばや)の魅力

ミセバヤはベンケイソウ科キリンソウ属の多年草です。

ミセバヤ

江戸時代から鉢花として流通している古典園芸植物の1つで、玉緒(たまのを)とも呼ばれます。

ミセバヤという和名は、高野山の法師が詠んだ和歌にちなみ、「見せたい」という意味の古語が変形したものと言われ、多肉質で優しい色合いの葉と美しい花は古くから観賞用に栽培されてきました。

他肉質で緑白色の葉は3枚輪生し、茎は長く垂れ下がります。

花期は10月~11月。

伸びた茎先に淡紅色の花が球状に咲きます。

鉢で育てると小型化し、春に摘心すれば草丈を抑えられます。

植え替えは2~3年に1回を基本として、植え替えの時の株分けや摘心した穂を挿し芽して増やすことができます。

浅鉢植えや石付け、寄せ植えなどが似合います。

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