千成酸漿(センナリホオズキ)の魅力

千成ホオズキ

千成ホオズキはナス科ホオズキ属の1年草です。

南アメリカが原産で、江戸時代に日本に持ち込まれたものが野生化した帰化植物の1つで、食用や鑑賞用として古くから親しまれています。

夏に涼を呼ぶ植物として栽培され、お盆には精霊馬と一緒に灯籠の代わりとして精霊棚に供える習慣があります。

千成ホオズキの花

千成ホオズキの花

千成りホオズキは7月~9月に淡い青色の小さい朝顔のような合弁花を咲かせ、結実すると袋状の萼に包まれた小さく丸い果実(液果)ができます。

一般に知られる食用のホオズキのように赤くならず、小指の先ほどの小さな緑色のホオズキが沢山つきます。

千成りホオズキの種

千成ホオズキの種

実なりはよいですが1年草なので毎年種を蒔く必要があります。

熟した実の中に種が出来ているものがあるので、果肉を指で潰して洗い、冷蔵庫で保存して翌春4月頃に播いて下さい。

取り蒔きでもいいです。

コメント

ロコ さん 2016年09月20日00時55分
千成ほおずき
甘くて美味しいですよ
江戸時代のほうずき市では
食用として販売されていたそうです
きみ さん 2016年09月20日09時16分
ロコさん
貴重なコメントありがとうございました。

てっきり食べられないと思っていたけど食べられるみたいですね。しかも甘くて美味しいとは。お恥ずかしいです。
今花がきてるので、今年は食べてみることにします。
寄田雅彦 さん 2018年04月15日17時37分
小学生の頃、祖父母の家の周りに自然に生えていて、黄色くなったのは甘いと言われていたのに、まだ緑っぽいのまで取って、酸っぱい思いをしたけど勿体ないから飲み込んだりした事を思い出しました。
結構、沢山成ってましたね(やっぱりそれで千成!って言う事ですか⁈)。