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盆栽の施肥

施肥

五葉松をはじめとする松柏類では痩せ作りといって、枝の太りを押えたり葉を短くするために水や肥料をほとんど与えない培養法があります。

痩せ作りは短葉法の1つとして知られていますが、植物にとってはギリギリの栄養状態のため管理が難しいのです。

また芽摘みや葉刈りなど樹勢が付いていなければできない作業もあるため、日頃から元気な樹を育てることは樹形作りの上でとても大事なことです。

盆栽は限られた疑似自然の中で生きていますが、盆栽で使う用土には栄養分は入っていません。

必要な栄養素は施肥によって補う必要があります。

1. なぜ肥料は必要なの?

植物体を構成している成分には、50種類以上の元素が関わっていると考えられています。

さらにその中でも生育に不可欠とされる元素は次の16元素で、必須元素と呼ばれています。

多量に必要な9元素

炭素(C)、酸素(O)、水素(H)、チッ素(N)、リン(P)、カリウム(K)、硫黄(S)、カルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)

微量に必要な7元素

鉄(Fe)、ホウ素(B)、マンガン(Mn)、銅(Cu)、亜鉛(Zn)、モリブデン(Mo)、塩素(Cl)

これらのうち炭素(C)・酸素(O)・水素(H)の3つは空気中や水中にたくさん含まれていて、呼吸や炭酸同化によって植物へ取り込まれます。

残りの13元素は主に土に存在している水溶性のもので、降雨や灌水になどよって補給され、根から吸収されていきます。

2. 肥料の3大要素

盆栽の三大栄養素

たくさんの栄養素の中でも、肥料の3要素と言われるチッ素(N)リン酸(P)カリウム(K)は植物の主食で、生育上大量に必要です。

肥料はこの3つを「肥料の3大要素」といい、これに次いでカルシウム(Ca)とマグネシウム(Mg)が多く必要になります。

チッ素(N)

チッ素

植物体を構成する主成分であるタンパク質や、葉緑素、酵素、核酸などの構成成分で、植物の生育で重要な要素です。

チッ素分が多い肥料は葉や茎の生育を促進するので、別名「葉肥(はごえ)」といい、常緑樹や葉物などに多く必要です。

チッ素が不足すると植物体が小さくなったり葉全体が黄色くなります。

反対に過剰になると葉が濃緑色になり、軟弱な枝は間延びしたり病気や害虫、季節の温度変化に対する抵抗力が低下することが解っています。

リン酸(P)

リン

チッ素と一緒になって細胞体のタンパク質や酵素を合成したり、エネルギー伝達に重要な役割を果たしています。

花芽分化に影響する「花肥(はなごえ)」「実肥(みごえ)」とも言われ、花物類や実物類に特に多く必要な栄養素です。

小枝や根の分岐を助ける要素で、ミニ盆栽ではしっかり効かせたいところ。

リン酸が不足すると、細胞の増殖が衰え、生育が悪くなり、古い枝から葉色が悪くなり始めます。

反対に過剰になることでの害は見られませんが、過多になりすぎると他の栄養素が吸収されにくくなるという二次的被害が見られます。

カリウム(K)

カリウム

光合成で合成された糖の貯蔵や輸送、植物体内の浸透圧調整などに重要な役割を果たしていて、肥料成分の中で最も多く吸収される成分です。

主に根の発育を促進する「根肥(ねごえ)」といわれる成分で、免疫力が向上し病気にかかりにくくなると言われています。

カリウムは不足すると水分の調節ができなくなり蒸散作用が進んで全体がしおれていきます。

また抵抗力も低下し、寒さや病害虫への耐性も落ちてしまいます。カリウム不足になると、葉の中心部が暗緑色に変色し、次第に先端や葉の縁が黄変して枯れてしまいます。

欠乏が酷い部分と健全な部分の境界がはっきりしているのが特徴で、下枝や古葉から症状が現れます。

反対に過剰になることでの被害は見られませんが、過多になりすぎるとカルシウムやマグネシウムなどが吸収されにくくなってしまいます。

3. 樹種別の肥料の必要量

肥料は樹種や成長段階よって、その必要量が異なります。

自生地をみたときに、肥沃な土壌に自生する樹と痩せ地で剛健に生きる樹があるように、多くの肥料を必要とするものとそれほど必要としないものがあるのが解ります。

また仕立て段階の若木では成長のため多くの養分を必要としますが、樹齢を重ねるにつれて必要な肥料の量も少なく済むようになります。

一般的に肥料を欲しがる樹種には実物や花物類の他、落ち葉が堆積した腐葉土がある一部の針葉樹などが上げられます。

そして肥料をあまり必要としない樹種には、岩場や荒れ地などの痩せ地で育つ黒松や赤松、五葉松などの松柏類が代表的です。

◆特に肥料を好む樹種

実物花物類:姫林檎、海棠、梅、皐月、山査子(サンザシ)、木瓜、長寿梅、木通(アケビ)、真弓、梅擬(ウメモドキ)、金豆、石榴(ザクロ)、梔子、百日紅、椿、茱萸など
一部の雑木類:銀杏、ブナ、欅(ケヤキ)、錦木など
一部の松柏類:杉、檜などの針葉樹

◆普通に肥料を好む樹種

実物花物類:桜(根焼けを起こしやすい)、藤、馬酔木(アセビ)、蝋梅(ロウバイ)、花梨、ロウヤ柿
一部の雑木類:モミジ、楓、四手類、櫨(ハゼ)、蔦
一部の松柏類:唐松、蝦夷松、錦松など

◆肥料があまりいらない樹種

一部の松柏類:黒松、赤松、五葉松、真柏、杜松など

4. 肥料の種類

盆栽に使われている肥料には、天然由来の有機肥料無機肥料(化学肥料)があります。

その中でも広く使われているのは有機肥料で、なたね油かすや堆肥、米ぬかなどに知られる植物性のものと、骨粉や鶏糞などの動物性のものがあります。

化学肥料に知られる無機肥料は盆栽にはあまり使われていませんでしたが、化学肥料に肥料の3要素や有機物を配合した有機化学合成肥料が開発され、その使い勝手の良さもあり使用頻度が高くなっています。

これらの肥料は固形、粉末、液体などいろいろな形状のものがあります。

固形・顆粒肥料

固形や顆粒状の肥料には有機肥料と化学肥料があります。

有機固形肥料は速効性こそありませんが、化学肥料よりも効果が長期間かつ緩やかに分解され、夏場は約10日間、冬場だと約20日間かけて分解されていきます。

化学固形肥料は水に溶けやすく速効性が高いものですが、現在では緩効性のものも改良され使いやすくなっています。

液体肥料

水肥

水肥は油かす1に対して水10を加えてよくかき回し、ポリ容器に密閉して発酵させたものを、灌水を兼ねて施すものです。

発酵時間は夏で15~30日、冬では2~3か月で長いほどよいと言われています。

施肥するときは上澄み液を取って、さらに10倍ほどの水で薄めたものを使ってください。樹種によっては骨粉や魚糞などを混ぜて使うこともあります。

化学液体肥料

化学液体肥料はほとんど既成のものを希釈して施すもので、水肥に対して液肥と言い分けられます。

この場合はそれぞれ規定の倍率かそれ以上薄めて希釈したものを、灌水を兼ねて施すか、小さな盆栽であれば鉢ごと希釈液に2~3度ドブ浸けします。

水肥は灌水と同じで、1度に1回だけで終わらず数回にわけて施すようにしてください。

施肥は最初から高濃度・多量に与えず、できるだけ薄い濃度・少ない量の肥料から与えて、徐々に多くしていきます。

多量の肥料を1度与えるよりも、少ない量を回数多く施したほうが負担も少なく、効果があります。

5. 肥料の効き方

有機肥料と科学肥料の効き方には違いがあり、速効性肥料(すぐに効き目が出る肥料)と緩効性肥料(緩やかな効き目が期待できる肥料)に分けることができます。

速効性肥料

化学合成肥料や液肥などは速効性肥料です。

液肥の場合は、有機固形肥料に比べて速効性がありますが持続性はありません。

芽切りの前の樹勢つけなど、短期間で効果を上げたい時や、休眠に入るムロ入れの前などの補助肥料として使用するようにしましょう。

緩効性肥料

油かすなどの有機固形肥料は、施した後もすぐには水に溶けず、土中の微生物によって徐々に分解されながら溶け込み、吸収されていきます。

有機固形肥料には化学肥料のような速効性はありませんが、効果が長く持続し盆栽植物に適しています。

6. 盆栽で使う肥料

水やりのコツをつかむのに3年かかるということわざがありますが、施肥はそれ以上の難しさがありベテランの人でも悩むところのようです。

盆栽の肥料は油かすのような有機固形肥料を主体に、不足栄養分を補うために補助肥料を併用してください。

夏は薄い液肥や活性剤、秋には骨粉を多めに、植え替えの際には元肥として緩効性肥料を使います。

一般にはたくさんの種類の肥料が出回っていますし、どの肥料がいいのかを判断するのは難しいですが、効き方や配合などいくつかの種類の肥料を揃えておきましょう。

有機固形肥料(固形肥料)

油かす(使用度★★★)

油かす

なたね油かす、落花生かす、大豆かすなどいろいろありますが、盆栽にはなたね油かすが多く使用されます。

なたね油かすは、肥料の3要素(チッソ、リン、カリウム)が適度に含まれていて、チッ素に関しては40%以上あります。

松柏類や葉物盆栽には単用して使われますが、花物や実物盆栽にはこれに骨粉などを混ぜて、リンやカリウムを補います。

沢山の商品があり安価でどこでも入手できますが、大切な盆栽に使うものですから使いやすく質のいいものを選んでください。

東商の超発酵油かすは発酵菌により臭いやカビ、虫がつきにくくお勧めです。

菜種油や大豆粕を種原料にした油かすに魚粉や米ぬかなど数種類の有機質原料が配合されたもので、土壌有効微生物の働きにより、土壌の改良や根の生育を促進します。

値段も手頃で、大粒、中粒、顆粒サイズがありますが、小品盆栽なら中粒~顆粒くらいが使いやすいです。

グリーンキング【天然動物性有機肥料】(使用度★★☆)

グリーンキング

ペレット状の固形肥料で、天然動物性有機質を90%以上含んでいてチッ素・リン・カリウムや不足しがちな他の微量な栄養素もバランスよく入っています。

酵母菌の活動により、土が酸性になりにくく、根の活力増加や葉色が良くなるなどの効果が期待できます。

ペレット状で使いやすく、少量で効果がでますから盆栽愛好家の間でも広く愛用されている肥料です。

多少虫がよりやすく、匂いもややあります。水を含むと膨らんで表土を覆ってしまうので少なめに与えてください。

バイオゴールド(使用度★★★)

バイオゴールド

チッ素、リン酸、カリウムを中心に、熟成された天然成分で作られた固形肥料です。

水に溶けやすく、水肥としても使用できます。

海藻や魚粉、油かす、鶏糞、骨粉、穀物などが入っていて、そのほかの微量な成分も補うことができます。

グリーンキングや他の油かすに比べ、虫が付きにくいのもいいところ。

少し高価ではありますが、効き目がよく信頼のおける肥料の1つと感じます。

※ただし、小さい鉢に入った樹にバイオゴールドをたくさん使うと根腐れを起こしやすいので、水肥にするか、液肥やグリーンキング、油かすなどを使うといいと思います。

骨粉(使用度★★☆)

骨粉

家畜動物の生骨を高熱処理して粉末や固形状にしたもので、チッ素のほかに特にリン(17~24%くらい)を多く含んでます。

リンは土壌に固定されにくい物質なので、分解を早めるために窒素分も必要です。

花物や実物類には欠かすことのできない肥料で、特に秋はしっかり与えて下さい。

鶏糞(使用度★☆☆)

鶏糞

リンが多く含まれていて、油かすと一緒に花物や実物盆栽に使用されます。

高温処理で滅菌されてますので、においもなく使いやすいものです。

魚かすはチッ素分も多く、特に実物盆栽に使用するといいようです。

草木灰(使用度★☆☆)

草木灰

草や木を燃やした後の灰のことで、日本では鎌倉時代から使用されている肥料です。主にカリウム石灰分を含み、なたね油かすなどと混合して与えます。

強いアルカリ性なので鉢土が酸性になるのを防いでくれる働きがありますが、使いすぎはよくありません。

盆栽は施肥によって用土が徐々に酸性化してしまうので、特に2年以上植え替えをしていないものなどには使うといいようです。

 

化学合成肥料(固形・液体肥料)

化学合成肥料は、2種類以上の原料を科学的に結合させて成形したものと、配合肥料を固形にしたものがあります。

有機肥料の補助肥料として有効と思われるものをご紹介します。

プロミック(使用度★★★)

チッ素、リン酸、カリウムにマグネシウム、マンガン、カルシウム、ホウ素が含まれた固形肥料です。

緩効性成分も入っていて効果が約1ヶ月持続し、臭いもなく使いやすいです。

特に花物類や実物類に使うと効果的です。

形が崩れてきたら新しいものを交換してください。

ハイポネックス(使用度★★★)

ハイポネックス

チッ素、リン、カリウムの他15種類の微量要素を強化し、植木や花、盆栽にも使用される液体肥料です。

原液を水で希釈し、1週間から10日に1回のペースで与えます。

灌水代わりに与えることができるので、使い勝手がよく、手に入りやすいので小品盆栽でもよく使われるものです。

メネデール(使用度★★★)

メネデール

盆栽だけでなく植木や苗木、切り花や挿し木の際の活力剤として使われる液体肥料です。

肥料というよりは、樹自体の活動を促進させる活力剤として使用されます。

鉄イオンを含んだ水溶液で吸収が早く、根の生長や養分の吸収力を高め光合成を活発にする働きがあります。

植え替え直後や夏場に樹勢が弱ってしまった盆栽など、さまざまな時に効き目が期待できます。

原液を100倍希釈し、挿し木を浸したり灌水に使ったりします。

緩効性化学合成肥料(固形肥料)

固形の化成肥料は、液体肥料や配合肥料よりも緩効性で肥効も長く続きます。

種類も豊富にありますが、盆栽用に適していると思われるものをご紹介します。

マグアンプK(使用度★★★)

粒状肥料マグアンプ

アメリカで開発された顆粒状の化学肥料で、用土に混ぜて元肥として使用することができます。

チッ素、リン、カリウムの他にマグネシウムが豊富に含まれています。

植物の初期生育を促進する即効成分と緩効性成分を含んでいて、いろいろな植物の植え付けや植え替え時に土に混ぜるだけで長期間ゆっくりと効果が持続します。

肥料ヤケによる根の傷みの心配も少ないので利用率の高い肥料です。

粒径も何種類かありますから、自分の盆栽のサイズにあったものを選びます(小品盆栽なら小粒のほうが使いやすいです)。

IB化成肥料(使用度★☆☆)

IB化成肥料

緩効性のチッ素入り化学合成肥料です。

IBというのは石油化学製品のイソプチルアルデヒドのことです。

これを尿素と反応させて合成した有機化合物に、チッ素・リン・カリウムの3大栄養素を配合して固形にしたものです。

始めに速効性のある3大栄養素が効き始め、そのあとIB態のチッ素がじわじわ効果を及ぼしますので、油かすに無機化学肥料を混ぜたような肥効が期待できます。

7. 肥料の施し方

盆栽の成長は季節により盛んなときと、そうでないときがあるのは想像がつきます。

常緑樹や落葉樹はもちろん、花物や実物盆栽でもその時期が異なってきますから、それぞれの樹種に適した施肥をしないといけません。

施肥は控えめを心がけてください。

一度に沢山の量を施すと徒長枝や葉が大きくなり樹形を乱す原因にもなりますし、根が弱って逆効果となります。

元肥

元肥

植え替えの時に予め用土中に入れておく肥料です。

マグアンプKや元肥用として市販されている緩効性肥料を使います。

植え替え直後は根が傷んでいるので、最低でも2週間は濃い肥料や速効性肥料を与えてはいけません。

置肥

置き肥

油かすを主体とした固形肥料は、昔から盆栽の最適肥料として用いられています。

その施し方は、直接土の上に配置するので置き肥といいます。

置き肥は持続性はありますが、雨や灌水によって溶け出して初めて効果が出るので、乾いている時は肥効は望めません。

肥料を効かせたい程度によって、半分植え込んだり土中に埋めたりして調節してください。

置き肥の場合は灌水や雨風によって肥料が転げてなくなってしまうことがあるので、肥料を固定する工夫が必要です。

針金固定でもいいのですが、肥料はそのうち崩れるものなので持続性に欠けます。

特にちいさい盆栽では肥料を置くスペースが狭いので、肥料コンテナ(肥料ケース)が便利です。

肥料コンテナを使用することにより、害獣による被害や降雨・灌水時の落下防止、肥料による苔や土の汚れ防止、古い肥料による根詰まりなどを防ぐことができます。

球形で上部から肥料を入れるタイプや、蓋付きのボックス型など形がいくつかあります。

肥料固定用コンテナで、「プチドーム」という商品です。

肥料を入れて土に挿し込むもので、灌水の度に成分が用土に溶け出します。

サイズはSとLがありますが、小品盆栽ならSサイズで充分な大きさです。

※商品リンクは参考です。個数、サイズを確認してください。

追肥

梅雨と夏を除く生育期間中に継続的に与える肥料で、緩効性肥料と速効性肥料を併用するとなお効果的です。

置肥を基本として、液体肥料を補助的に与えもいいです。

お礼肥

花物類や実物類は、花や実をつけるために多くの力を消耗します。

そこで、花後や摘果後に、液体肥料などの速効性肥料を施すことがあります。

樹勢の回復を図ることが目的ですが、綺麗な花や実を見せてくれたお礼のつもりで与えることからお礼肥と言われます。

寒肥

多くの植物が休眠期に入る寒中(1月頃)に与える肥料です。

春からの活動に向けて与えるもので、おもに有機固形肥料や薄い液体肥料を使います。

8. 肥料を与えてはいけない時期

施肥は本来の植物の成長を補助するためのものですから、施肥は基本的に控えめにするのがいいのですが、特に控えるべき時期があります。

1、梅雨期

梅雨の時期など、雨が長く振る期間はせっかく施した肥料が流出してしまいますし、枝も徒長しやすい時期ですから施肥を避けます。

2、冬期と真夏

冬の間は植物の成長はほどんどなく、休眠している状態ですので、施肥の必要はありません。

また、真夏は成長盛んと思いがちですが、成長自体はあまりなく、栄養の吸収力も低い時期ですので、持続性のある置き肥は控え、活力低下予防の意味で速効性のある液肥を使うことがあります。

3、花芽分化期(7月下旬~8月頃)

いたずらな枝の徒長を防ぎ、植物自体の光合成を盛んにし、新梢を充実させる時期ですので施肥は控えます。

4、植え替え直後

植え替えした直後は根が痛んでいて、樹勢も弱っていますので施肥を避けます。

原則的には発根が確信できたら施しますが、期間にしてはだいたい1ヶ月以上あとになります。

さらに注意すべきは、肥料は樹勢が弱って入るときに与えると逆効果になるということです。

葉色や水の吸いが悪かったりしたら、まずは用土や灌水の仕方、日当たりなどを改善し、植物自身の活力を回復させないといけません。

施肥は重要な作業の1つではありますが、まずは灌水や日照管理など日頃の管理がしっかりできていないといけません。

コメント

中田晃生 さん 2017年02月14日17時30分
お伺いします
国内の盆栽人口はどのくらいですか
マニアの方の肥料は
ホームセンター購入でしょうか
教えていただければ幸いです
きみ さん 2017年02月14日17時42分
中田晃生さん
液肥や骨粉、くん炭などホームセンターで買えるものは買ってます。
発酵油かすやバイオなどはネットや盆栽園など決まったところで買います。

盆栽人口はわからないですけど、わたしの近所でも庭やベランダに盆栽並んでいるところ結構ありますし(大きめですけど)、注意してみるとたくさんいる気がします。
新家滝男 さん 2018年04月22日23時15分
盆栽愛好家さんは、ほとんど市販の肥料を(化学肥料含む)使用されていると思いますが。
宮内庁盆栽 日本盆栽協会から出展される貴重古木盆栽独自の製法(あるメーカ肥料会社)無添加肥料と思れますが、いかがでしょうか、よろしくお願い致します。
今食品添加物も人に問題、盆栽、樹木にも。
きみ さん 2018年04月23日16時58分
新家滝男さん

はずかしながら私は市販の肥料しか使ったことがありません。
手作り肥料を使っている方いますし、一度はやろうと思っていますが。
化学肥料と有機肥料どちらも長所短所あるのでどれをどのくらい使うかは個人の判断だと思っています。「貴重古木盆栽独自の製法(あるメーカ肥料会社)無添加肥料」とはどのようなものなんでしょうか。よければご教授頂きたいです。
小林一二三 さん 2020年01月30日20時35分
今晩は大変多忙な中度々ご返事ありがとうございます。肥料作りとメールに有りましたが、私は今までグリーキングを使用していましたが、高価なため考えていたところ、友人がボカシ肥料使っているとの事、一つお伺い致しますが、グリーキングの代用として差し支えはないのでしょうか、余り頻繁にメールしてすみませんでした、何時も丁重にご返信頂き感謝ています。当分は貴方様のメールは控える事に致します。
きみ さん 2020年01月31日08時40分
小林一二三 さんへ
そのご友人は、盆栽にボカシ肥料を使っておられるのでしょうか?
用土に油かすや米ぬか(粉)などを混ぜるボカシ肥料は、園芸や野菜作りにはいいと思いますが、水はけが大事な盆栽の用土にそれを使うと問題がありそうな気がします。
やはり、水やりの度にゆっくり溶け出すような固形肥料がいいのではないかなと思います。

盆栽用の緩効性肥料は一度発酵させ無機物の状態に近いものを使うので吸収も比較的早いと思いますが、混ぜただけのボカシは吸収されるまでに時間もかかりそうです。

グリーンキングとてもいい肥料です、他の市販肥料も結構優秀なので、配合をチェックしていろいろ試してみてもいいかもしれないですね。
小林一二三 さん 2020年01月31日19時24分
今晩はすみません一つ肥料でお聞きしたい事がありまして、鳴子資料はいかがなんでしょうか、経費の関係でグリーキングに変わるものとしてご意見賜りたい思いましてすみませ何度もメールして。
きみ さん 2020年01月31日20時53分
小林一二三 さんへ
私は化成肥料は補助的につかう程度ですが(なるこ肥料も使ったことないです)試してみてもいいのではないでしょうか。
松柏や葉物に使っている人もいらっしゃいますし、葉色が綺麗になるという話です。
東商の油かすも比較的安いと思います。
一番コストが抑えられるのは、手作りと思いますよ
小林一二三 さん 2020年02月05日20時35分
今晩は早速盆栽世界3月号進藤さんの特集を読ませて頂きました、諸々参考になりました。今日は長寿梅の植え替え作業しました。私は培養土にこだわっていて、松柏類には、赤玉土7割に山砂と川砂3割、雑木類には赤玉土6割川砂、山砂を3割、腐葉土1割、さつき、ツツジ類には、鹿沼土6割、日光砂か硬質鹿沼土1割、川砂、山砂3割と真柏には赤玉土6割蝦夷砂1割、山砂、川砂3割の配合で培養しています。誰に教わった訳でもなく独自の培養ですが全てが元気に育っているので良いのかと自己満足でしかありませんが。
きみ さん 2020年02月06日13時31分
小林一二三 さんへ
買っていただきありがとうございます。
正解がないものですから自分で工夫したほうが楽しいですよね。
小林一二三 さん 2020年02月10日19時38分
今晩はお忙しいのにこまめにご返事頂き有難うございます。雑木類の植え替えしたいのですが、氷点下7度8度の環境日中も1度2度植え替えができませんが、工房に昨年から発泡ヒチロールの大輪ときそう、羽蝶蘭、サギソウを保存していましたので植え替えしたいと思います。お忙しいと思いますが、私は誰かに学んだ事もなく全て書物と実践と理論で今日に至っております。でも盆栽愛好会の仲間や知識人の方々にご指導、ご意見は謙虚にきく耳は持っておりますが、経験もなく、覚えプリで物を言う人が多々ありますが、そう言う方々は評論家として聞く耳を持ち合わせでいません。その意味から、進藤さんは実績の中で意見を述べており尊敬致しでおります。此れからも懲りじにご返事頂ければ幸いです。長くなりましたが、私なりの盆栽、山野草の趣味家としてのスタンスです。此れからも、宜しくお願い致します。私の思いにご返事頂ければ幸いです。
きみ さん 2020年02月11日08時20分
小林一二三 さんへ
いつも熱心にコメントくださいましてありがとうございます。
私はまだまだ経験がたりないですから、あまり過大評価されると心が痛みます。
趣味とはいっても周りの助けや素直さ、人を傷つけない優しさなしでは続けられないことと思います。
小林さんの盆栽への思いは充分に伝わっております、ご自身なりの盆栽どうぞこれからも楽しんでください。
小林一二三 さん 2020年02月17日20時08分
今晩は公子さんのご要望に従いまして、関連するアドレスをクリックしたのですが、ガイテイのソールクライアントが正しくインスールされていないためこのあ操作を実行できないとコメントが出ます。私としてはご迷惑で無ければ末永く、公子さんのご指導得たいと思っています。盆栽の奥く深き事でいくら探求しても奥の深さ学ぶべき事は数知れずです。これからもご指導ご鞭撻をお願い致します。
きみ さん 2020年02月18日08時44分
小林一二三様

>ガイテイ(→規定)のソール(→メール)クライアントが正しくインスールされていないためこのあ操作を実行できないとコメントが出ます

アラームの文章で検索すればその対処法を解説しているサイトがいくつかでるので調べてみてください。
(参考)
https://121ware.com/qasearch/1007/app/servlet/relatedqa?QID=018747
Jordan さん 2020年02月23日15時44分
Hello!

Please help me with my fertilizing schedule for my bonsai!

I will use either バイオゴールド -or- 東商 超醗酵油かすおまかせ fertilizers. Which one is better for my trees in your opinion??

I have 4 trees:

1. Kuromatsu (old age and large size)
2. Goyomatsu (small)
3. Ume (small)
4. Kiyohime Maple (small size)

These are the months (I think...) I should give fertilizer:

Kuromatsu & Goyomatsu:
March, April, May, September, October, November

Maple:
May, June, October, November

Ume:
April, May, September

Does this seem okay? Would you recommend changes to this schedule? Thank you!
kimi さん 2020年02月23日16時15分
こんにちは、ジョーダンさん。

The fertilizer you plan to use is very nice.

Many people use fertilizers sparingly in the spring so that sprout does not grow too much. And give a lot in the fall.
In a month, your plan is almost correct.

Kuromatsu picks and prunes, so it is necessary to pour plenty of water on the sun with plenty of fertilizer and plenty of water. Since the tree is active in winter, autumn fertilization can be done until late. You are correct.

However, Goyomatsu is an alpine tree, so it is more suitable for the same environment as maple. Fertilizer does not need more than Kuromatsu.

In plums, during the flower bud differentiation period (early summer to summer), flower buds may become leaf buds if there is a large amount of nitrogen.
Modest is safe.
April to June and September to October are main.

Flowering ones are fed from thin fertilizers to restore fatigue after flowering and fruiting.

都内のベランダから盆栽を始め、現在は盆栽のために郊外に土地を得て暮らしています。小さい盆栽を中心に山野草や鉢作りを楽しんでいます。

動植物好きの猫飼いです。歴代猫は『アロ』『アズロ』。現在は雄のアビシニアンと一緒です。

ほとんど籠って盆栽いじってますが、盆栽教室やミニ盆栽屋「てのひら盆栽しんとう」も定期的に企画、出店しています。

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