苺(イチゴ)の魅力
更新日:2017/06/25
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苺はバラ科イチゴ属の多年草。
盆栽には食用の苺を使うこともありますが、豆盆栽では蛇苺や野苺、冬苺などの実が小さいものが人気です。
日本全土の野原や田畑の周囲に普通に自生している野草で、寒さや暑さに強く育てやすい性格。
水さえ切らさなければ特別な管理のいらない丈夫な植物です。
斑入りや小葉性、白花や黄花など品種が多い苺ですが、盆栽界では這い性で蔓が伸びるものの他、蔓の伸びない性の品種も人気。
「蝦夷蛇苺(エゾヘビイチゴ)」のように蔓が伸びず葉が小さいものは、豆サイズの草物に最適です。
立ち性の蛇苺
花期は4月~6月。花が終わるとだんだん実が膨らんで赤く色づいてきます。
秋には紅葉するので良い添え草にも。
丈夫な草なので多少の乾きなら回復しますが、水切れしやすいので、特に夏場は腰水などで対策をしてください。
肥料は控えめでよく、時々薄めた液肥を水やり代わりに与えて下さい。葉にはハダニやアブラムシが付きやすいので注意してください。
植え替えは基本2年に1回で、植え替えの時に株分けをして増やすことができます。
ランナーが伸びる種類のものは、子株を切り取って植え付けると新しい株ができます。
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