盆栽用語(た行)
- 台木(だいぎ)
- 接ぎ木で、土台となる木。
根を持ち穂木を接がれる木。
葉性のいいものや実成りのいいものなど、増やしたい性の枝を接いで増やす繁殖法の1つです。
台木となる素材は実生後数年たった、接ぐ枝と性質の似たものが好ましいです。
- 対性(たいせい、ついせい)
- 枝が1カ所から対照に2本でる性質。
葉も同様に対になってつきます。
対性の枝は若木の時は向きあって出ますが、古木になるにつれ通風や採光などが影響して弱い枝は枯れ、互生に近づいてきます。 - 立ち上がり(たちあがり)
- 根元から一の枝までの部分。
観賞の上で重要な部分で、力強く自然で美しい曲線のあるものがよいとされています。 - 立ち性(たちせい)
- 幹や枝が立ち上がる性質。
立性(りっせい)、木立ち性ともいいます。
横に張るよりも上に伸びる性質の強い樹を「立ち性○○」などといいます。
カエデやカマツカ、ベニシタンなどの立ち性の樹種は、針金で枝を下げるか外芽残しの剪定をして樹形を作っていきます。
- 棚場(たなば)
- 盆栽を置いて育てる場所。
マンションのベランダやバルコニーなど、限られたスペースでも工夫を凝らした棚場作りがなされます。
盆栽を並べた時の見た目が美しく、日当たりや風通しがよく、灌水など日々の管理に便利のよい作りであることが大切です。 - 種木(たねぎ)
- 盆栽の素材となる木のこと。
実生のほか挿木、取木などで作ってあり、たいていはポットや仕立て鉢に植えられた状態で販売されています。
古くから盆栽は「種木7割」といわれていて、盆栽のできは70%が素材の善し悪しに掛かっていると言われています。
悪い素材にいくら手を入れても、いつまでも良くならず徒労に終わることにもなります。
根張りや立ち上がり、幹模様、枝数や出る枝の位置などがよく、かつ健全で元気のいい種木を選ぶことが大切です。 - 短果枝(たんかし)
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- 短葉法(たんようほう、たんばほう)
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- 頂芽優性(ちょうめゆうせい)
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- 直幹(ちょっかん)
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- 追肥(ついひ)
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- 接木(つぎき)
- 2個以上の植物体を人為的に作った切断面で接着して1つの植物体にすること。
- 摘心(てきしん)
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- 胴吹き(どうぶき)
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- 展着剤(てんちゃくざい)
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- 添配(てんぱい)
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- 徒長枝(とちょうし)
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- 土払い(どばらい)
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- どぶ漬け(どぶづけ)
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- 取木(とりき)
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葉が対性のサルスベリ
幹模様も作ってあり、枝数もある
ゴヨウマツの実生種木
コメント
- ナガタ さん 2019年10月26日12時29分
- キミさんこんにちは
何度か質問させて頂いてるナガタです。
また質問させてください。
今年の梅雨時に取り木をかけたマユミと獅子頭が無事根を出してるようなので、安心しているとこですが、いつ切り離せば良いでしょうか?ネットで調べても、取り木の方法はよく見つけるのですが、切り離しについてはあまり情報が得られませんでした。樹種によって適期があるでしょうか?また、切り離し時の注意事項等有れば教えてください。例えば、土に植える側の切り口はカットパスターとか塗った方がいいのか?
よろしくお願いします。 - きみ さん 2019年10月27日08時16分
- ナガタ さん
こんにちは!
根が出ているなら今のうちに切り離して大丈夫です。10月一杯まではいけます。
根が出ずカルスだけの場合でも、8月~9月頃に切り離せば一気に根が出たりします(取木挿し)。
松などは根が出ても2~3年そのままにしています。
カットパスターを使うこともありますが、こういう時には使いづらいので私は傷口の殺菌のためにトップジンを薄く塗って終わりです。