ソロの剪定

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ソロはアカシデという盆栽樹種のことで、芽が赤みを帯びていることに由来しています。
同属(クマシデ属)にはイヌシデやイワシデがあり、これらもソロ類として楽しまれています。

特徴は暗い灰白色で滑らかな幹肌で、老樹になると筋状のくぼみが出てきます。

ソロの枝は全体的に柔らかい印象になるように作りますから、あまり伸びる枝だけ先を摘む程度でいいです。

ソロは花も観賞されます。

その年に伸びた枝に房状の花がつきますから、春から伸びた枝はそのままにしておいて、5月頃に花芽がわかったら花を残して剪定しておけばいいです。

ソロの種木の剪定

ソロの種木は実生が多いようです。

実生したばかりのものは、そのまま2~3年は伸ばして幹を太らせます。

作りたい太さまで主幹となる枝が伸びたら、切り戻して芯を作ります。枝も必要な長さを戻して切り戻し、春の芽出しから伸びてくる芽摘みで枝作りをしてください。

基本的な剪定はケヤキと同じと考えていいです。芽摘みは9月中旬頃まで2~3回行うことができますので、基本的には2節残して剪定します。

下枝は上枝よりも長めに(3~4節)残して剪定し、秋には全体のバランスをみて樹形を整えます。

ソロの完成樹の剪定

春から伸びた枝は5月頃まで伸ばしたままにして、花芽が確認できるようになったら花芽を残して先を剪定します。

その後も枝が伸びてきますから、あまり伸びるものは2~3節残して先を剪定してください。

全体の剪定は、新芽の動き出す春の植え替えの前に行います。
この時に不要枝の剪定や間引き剪定をしてください。

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