蔦(ツタ)の葉刈り
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蔦の葉刈りは、葉の大きさのバランスが悪い時や葉焼けして美しい紅葉が望めない時、蔓を伸ばして全体に流れが欲しいときなどに行います。
丈夫な樹なので、思い切って葉刈りしてください。
蔦の葉刈り
葉刈りの適期は、新葉の組織が固まる6月~7月上旬頃です。
蔦の葉刈りは部分葉刈りが基本で、外側の大きな葉を葉柄の付け根の部分で切り取ってください。
もみじや楓などは葉刈りすると葉柄の部分が自然に落ちますが、蔦はそのまま残ってしまうので出来るだけ根元で切っておきましょう。
元気な樹なら全ての葉を切り取っても問題ありませんが、弱い枝に付く葉は小さいので葉切りする必要はありません。
秋になったら不要な蔓や枯れ枝、大きな葉を整理して観賞に備えてください。
部分葉刈りをすると次に出る葉が格段に小さくなり、蔓(シュート)が伸びて蔦らしい姿になります。また、葉の組織が新しくなるので紅葉も美しくなります。
ただし鬼蔦やオカメ蔦などのもともと葉が大きいのもや、樹姿が出来上がっているものは、そのものの良さがあるので葉刈りしないほうがいい事もあります。
蔓を伸ばすと反って樹の良さを損ねてしまうことがあるので、蔦なら全て葉刈りするのではなく、どのように作れば飾ったときに映えるかを考えて作業してください。
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