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盆栽がほしい

盆栽の種木や道具などの入手方法はいろいろあります。

盆栽用の種木でなくても、身近な樹や草などの植物を鉢にいれて育てれば立派な素材になります。

高価なものでなくてもいいので、近くの売り場へ出かけてお気に入りの草木を探してみて下さい。

よい素材の探し方

まずは実生(みしょう)から

自分でいい素材を見つけて仕立てるのは、素材を見る目や手入れの技術も要しますからちょっと難しそうです。

これに対して種蒔きからはじめる実生は気軽で経済的な上、発芽するところや成長の過程をじっくり観察しながら育てることがでます。

実生してそのままでは真っ直ぐに伸びてしまうだけなので、網伏せをして自然な曲を付けたり、軸切り挿し芽ができるようになればさらにいい素材ができます。

お店でいろいろな種類の種を購入することができますが、秋に公園や登山に出かけてモミジやカエデ、ツバキなどの種を拾えばお金をかけずに楽しむことができます。

種木選びのポイント

よい素材を見つけることがよい盆栽を作る上で一番重要なところです。

ものにならない素材から初めても、いつまでもよくならないので種木を購入する時は次のことを踏まえて選んで下さい。

元気がよい
葉色や根の状態など、樹勢のいい状態の種木を見つけてください。極端に枝数が少なかったり病気にかかっているような素材は避けるべきです。
病気を持ち込まないためにも、植え替えや剪定にも耐えられるくらい健康な種木を選んでください。
根張りから立ち上がり部分がよい
どんなに上部の模様のいい種木でも、その後の管理不足や事故などで枝がなくなり樹形が変わる可能性がありますが、根張りや立ち上がりの部分は生涯変わることがありません。
反対に上部が多少気に入らなくても、根元の部分がよければこれからいくらでも作り替えることができます。根張りがよく、立ち上がり部分にいい模様や自然な曲が入っているような素材を選んでください。
性(しょう)がよい
性というのは植物の性質のようなもので、盆栽でよいとされるのは枝の節が短く、葉も小さい小葉性姫性といわれる品種です。
特にモミジはいろいろな品種や性がありますし、五葉松は『ゴヨウの数ほど葉性がある』とも言います。
節が短いとか、花付き実付きの良さも種木によって違うので、実が沢山ついているものを見つけるか、お店の人に確認をしましょう。
丈夫で育てやすい
盆栽にされるような樹種はほとんど丈夫で枯れにくいですが、灌水や剪定など日々の管理で樹勢が弱りやすいものも少なくないです。丈夫で初心者でも枯れにくいような素材からはじめてください。

盆栽種木の樹形作り

盆栽の素材である種木にもそれぞれに個性があって、まっすぐ素直な種木なら直幹や文人木にできますし、最初から曲がっているなら模様木や懸崖などと仕立てる樹形も変わってきます。

針金掛けや剪定でもいろいろな樹形を作ることができますが、もとある種木の性質や個性を活かす樹形作りをすることは、その後の樹の育成にも影響する大事なところです。

実生を楽しむ

黒松とカリンの種

種木から自分で仕立てるのは技術も要しますからちょっと大変かもしれませんが、挑戦してみるのも楽しみの1つです。

中でも種蒔きからはじめる実生は、発芽するところや成長の過程をじっくり観察しながら育てることができるので面白いものです。

実生してそのままでは真っ直ぐに伸びてしまうだけなので、網伏せをして自然な曲を付けたり、軸切り挿し芽ができるようになればさらにいい素材ができます。

種蒔きの適期である春に先立って、盆栽園や園芸店、インターネットでも様々な種類の種が販売されています。

秋に公園などに出かけてモミジやカエデ、ツバキなどの種を拾って取り蒔きしておいたり、保存しておいてもいいです。

種木の種類

実生の種木

ハゼの実生苗

ハゼの実生苗

種から育てた苗木で、黒松や赤松のほかハゼ、モミジやカエデ、ヒメシャラなどの雑木類などの実生2~3年の素材をよく見かけます。

まだ枝数もすくなく幹も細いので寄せ植えにして楽しまれます。

そのまま太らせないように華奢に作って持ち込むのもよいですが、太くなりすぎるとバランスが悪くなるので根鉢を崩して独立させて作り直しすることもできます。

挿し木の種木

常磐満作

挿木の常磐満作(トキワマンサク)

種木の繁殖法の1つに挿木があり、細い枝でも発根するので性のいい親木から沢山の素材を作ることができます。

挿木により根張りもよくなり、腰の低い盆栽向きの素材が簡単にできるので生産業者の間でも一般的な方法の1つです。

実生で作るより幹が太く根張りがいいのが特徴で、種木素材としてよいものです。

挿木は松類やナラ類などは難しいですが、カエデやモミジなどの雑木類は活着しやすいので、挿木用の親木を見つけて自分で増やすのも楽しいです。

取り木の種木

取木も挿木と同じく繁殖法の1つで、親木の幹や枝の一部を環状剥皮して根を出させ、そこから切り離して増やします。

挿木に比べ太い幹でも高い確率で発根するので、よい場所で取木ができれば完成樹に近い状態の種木を得ることができます。

松類やブナ、梅、桜などは難しいですが、中には発根するものもあります。

接木の種木

近縁種を台木にして、実付きや花付き、葉性のいい枝を継いだ種木があります。

 

種木が手に入るところ

盆栽園や盆栽ギャラリー

各地の盆栽園や盆栽を取り扱うお店では、それぞれ小品から大物までいろいろなサイズの盆栽や種木や鉢、道具などが揃っていて購入も可能です。

樹を管理している園主から育て方やコツなどを直接聞くことができるので安心です。

お近くの盆栽園の所在については全国の盆栽園

各イベントの販売コーナー

大宮盆栽祭り

大宮盆栽祭りの即売

各地で開催される展示会や大市などのイベントでは、手頃な価格で初心者でも気軽に盆栽や道具を購入できるコーナーが設置してあります。

培養者から直接育て方などを聞くことができ、情報交換や掘り出し物が見つかるいい機会です。

各地の盆栽園が出店しているので、気に入ったところがあれば後日直接出向いてじっくり樹を見せてもらうこともできます。

各地の盆栽展示会の情報については盆栽展の案内

園芸店

ホームセンターで売られるボケや梅や草花

お近くのホームセンターの園芸コーナーや、園芸店にも盆栽の種木になるような素材があります。

盆栽といえばまず松柏類を思い浮かべる人も多いと思いますが、バラや梅などの園芸品種は花付きがよく、草や多肉、果樹などのいろんな植物が盆栽にできます。

園芸店では豊富な種類の植物を取り扱ってるので、面白い素材がみつかるかもしれません。

インターネット

お近くに園芸店や盆栽園がどうしてもなかったり、何らかの事情で外出が困難な場合もあります。

盆栽園や園芸店でもオンラインで注文したものを郵送してくれるところもあると思いますが

インターネットの盆栽関連サイトでも自分の好みにあった盆栽を探して購入することができます。

兼進

盆栽道具の兼進

盆栽道具が豊富なサイトです。
モニター制度や、アウトレット等、初めての方も安心して購入できます。 店長の西村さんがとても親切にアドバイスしてくれます。 リンク集の盆栽ブログでは、超ミニ盆栽鉢同好会のメンバーのブログもたくさん紹介されています。
株式会社喜久和

(株式会社)喜久和

盆栽の手入れ道具の専門店。
盆栽家や盆栽愛好家の要望に応えた新商品を毎年開発して発売しています。初心者でも使いやすい商品が揃っています。また、盆栽道具生産地(新潟三条)ならではの訳ありアウトレット商品でも、掘り出し物がみつかるかも

盆栽ネットワークジャパン

盆栽ネットワーク・ジャパン

盆栽に関するあらゆる商品やサービスを提供しています。
盆栽用具、鉢、卓などあらゆる盆栽関連商品の販売。オーナーの中水氏は、盆栽学校やワークショップ、盆栽ツアーなども運営しています。
こちらのサイトでは、日本最古で最高級の盆栽道具として知られる昌国の剪定道具等も取り扱っています。

garden

盆栽・ミニ盆栽専門店
ガーデン×ガーデン

初心者でも安心して盆栽を始められるように、いろいろな盆栽や盆栽道具もちろん、苔玉や小物、参考書など、盆栽に関するものならなんでもサポートできるようになっています。盆栽を購入すると育て方の説明書や肥料がついていたりします。
amazon

amazon

言わずと知れたオンラインネットスーパー。いろいろなものを購入できますが、私は用土や針金、薬剤などはこちらで購入する機会が多いです。
中には苗木も出店されています。送料が無料だったり、園芸店では手に入らないような逸品もまたに見つけることができます。

盆栽仲間

盆栽を始める楽しみのひとつには、盆栽仲間同士でいろいろな情報交換をしたりお互いの盆栽を見せ合ったり交換したりして親睦を深めるというのもあると思います。

盆栽展や教室にいけば、そのような人と出会う機会も増えます。

各地には盆栽協会や愛好会などの盆栽趣味者の集まりがあり、定期的な勉強会や展示会、交換会、種木探しツアーなどの活動が盛んです。

また、ブログやSNSでコミュニティをつくって楽しんでいる人もいます。

自分から積極的に交流をもって盆栽仲間をつくれば世界が広がって楽しめると思います。

東京都世田谷区在住の盆栽趣味者。
自宅ルーフバルコニーで小さい盆栽や草を弄っています。
初代愛猫『アロ』は天国へ行ってしまいましたが、現在は2代目ネコ2匹を迎えて盆栽ライフを楽しんでいます。

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