フジ(藤)の育て方

投稿日:2015/05/21 更新日:2023/05/10(3)

フジ(藤)の育て方

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フジ(藤、学名:Wisteria floribunda、別名:ノダフジ)はマメ科フジ属の蔓性落葉木本。

5月を彩る蔓もの盆栽の代表的な樹種で、観賞期を迎える4月頃から園芸店にも多くの鉢植えが出回っています。

丈夫な性質で根の成長も早く、しばらく植え替えしないと鉢を割る程です。

花付きよくコンパクトにまとまる一才フジや、白花品種も人気で、ヨーロッパ原産でマメ科キングサリ属のキングサリ(キバナフジ)もあります。

フジの花によく似たニワフジ(庭藤、学名:Indigofera decora)は、コマツナギの仲間。同じマメ科樹種ですが、蔓は伸びずコンパクトにまとまります。

1.フジの培養の基本

フジの管理場所

日本固有種のフジ(ノダフジとヤマフジの2種)は本州から四国・九州の温暖な地域に分布していて、日当たりのいい山野の川辺や雑木林など湿気のある場所に自生している姿を見ます。

日陰でも芽生えれば周囲の草木にツルを絡ませながら日当たりの良い場所を求めて枝を伸ばし、他の樹への日照を妨害して枯らせてしまうほど旺盛に枝葉を広げます。

フジはとても日照を好む樹ですから、盆栽として育てる場合も年間を通じて日当たりのいい場所に置くのが理想的です。

夏の強光にももろともしない性質ですが、小さく持ち込んでいるものは水切れしやすく葉を傷めることがあるので、盛夏期は半日陰(直射日光を避けた木漏れ日のような日差し)で管理した方が安心です。

寒さにも強く特別な保護は必要ありませんが、冬の乾燥した外気に当たらないように棚下やムロ内で管理してください。

フジの灌水

フジの水やりは腰水で水切れ防止

藤の灌水は腰水で

フジを始め水辺に自生がある樹種は、水切れのリスクを考えると腰水が楽。夏場はボウフラが湧くこともあるので、数日に1回は入れ替えをするのをお勧めします。

水をたいへん好み、水のやり過ぎで根腐れを起すこともないので、とにかく水を切らさないように管理してください。

葉が展開してきてからは特に乾きが早いので、新芽が開いてから9月一杯までは腰水管理が安心です。

腰水のやりかたは、鉢の下1/4くらいが水に浸かるように受け皿に水を張り、毎日の灌水はこの水が干上がる前に上からたっぷり与えます。

水を充分にやることで水分を求めて根を伸ばす必要がなくなり、その結果、枝の徒長も抑えられて花芽を多く付けさせることに繋がります。

フジの施肥

肥料をとても好むので、生育期間中はしっかり肥料を効かせることが花付きをよくするコツの1つです。

花後新芽が伸びてくる4月下旬頃から6月頃までは肥料を切らさないようにして、夏場は追肥を一旦止め、8月下旬頃から10月いっぱいまで秋肥をやや控え目に与えてください。

夏の土用(7月中旬~)以降の肥料が多いと、花芽を作ることより枝葉の充実に力を使うようになってしまうので、花を見る段階のものは注意しましょう。

花後の植替えをしたものも直後から施肥ができるので、花芽分化の7月中旬頃までにしっかり肥料を効かせてください。植替え後1ヶ月~1ヶ月半の肥培が、来年の花付きに大きく影響します。

フジのようなマメ科の樹種は根粒菌の働きによって空気中からもチッ素を吸収しているので、チッ素過多にならないようにリン酸やカリウムの割合が多めの肥料を与えることもポイント。

常用の油かす肥料にリンカリ追肥するのでもいいですが、リン酸分の多い花もの向けの肥料を使うのが簡単です。時には液肥も併用して、葉色を維持してください。

生長期に葉が黄変するようなことがあれば、肥料不足(特にカルシウム)が原因です。カルシウム欠乏は苦土石灰で改善しますが、与えすぎるとマグネシウムやカリウム・リン酸など他の栄養素の吸収を阻害するので、年1回程度与えるくらいにしておきましょう。

2.フジの苗木の入手と繁殖法

フジは園芸的に楽しまれる樹種でもあるので、苗木は園芸店でもいいものを見つけることができます。

観賞期になれば多くの接木ものの苗木が出回るので、花芽のついているものを買って盆栽に仕立てると良いでしょう。

紫花系統の一般的な園芸品種の他、小品盆栽向きの一才フジや白花品種、八房種、房の短い達磨フジなどもありますから、花付きの良さもチェックして買い求めてください。

ツル物樹種は人工的に整枝をしなくても不思議と形ができやすいものです。むしろ他の盆栽では嫌味になりそうなナベヅル的な整枝をしても、ツル物樹種になると気にならなくなったりします。

高接ぎしてあるものは継いである場所から枝を下げて懸崖風にしてもよいですし、接木や挿木、取木でも改作や繁殖が可能ですから、花芸や見所を見つけて選んでください。

芽動き前の3月頃に、花付きのいい枝を継げば、花を見ながら枝を作っていく楽しみも味わえます。

実生も可能で、網伏せなどでは立ち上がりが極端に太った、面白い幹模様の盆栽ができます。花芽が付くまでには最低でも5~6年を要しますが、接木や挿木とは格別のものができるのでお勧めです。

フジのサヤと中の種

フジの種は扁平で、ビロード状の毛に覆われた固いサヤに入っている。種が熟する秋頃にペンチなどでサヤを割り、取り播きすれば春には発芽します。

3.フジの病害虫と対策

接木苗

一般的な接木苗の状態。このような苗を購入する際は、接ぎ口の位置や傷の大きさ、台木と接ぎ穂のバランス、樹液が染み出していないかをチェックしておきたい。

フジノキクイムシ、マメコガネ、マメドクガ、ミノガ類、カイガラムシ類、ハゴロモ類、カメムシなどフジに付く害虫は存在しますが、不思議と盆樹ではほとんど見られません。

定期的な消毒と肥培管理で樹勢が維持できていれば、病害虫は付きにくい丈夫な樹種です。

まれに幹枝にコブができる「コブ病」と呼ばれる細菌性の病気がありますが、日当たりや風通しなどの培養環境が整っていれば発生することはありません。

接木傷が侵入口となって根頭癌腫病にかかるものも稀にあるので、癌腫が疑われるコブがあれば綺麗に切除し、マイシン系の殺菌剤を定期散布して被害の拡大を防いで下さい。

接木素材を購入する際は、接木箇所から樹液が滲み出ているものは避け、傷口がしっかり塞がっているものを選びましょう。

4.フジの適期作業

フジの作業カレンダー

植替え(3月中~下旬、花後)

花を見ない養成木は、芽動き前の2月下旬~3月中旬頃が植替え適期です。

観賞出来るようになったものは、開花前に植替えをすると花が萎縮してしまうことがあるので、花後に剪定と葉刈り(葉すかし)を伴わせて根の整理をした方が安全です。

あまり遅くまで観賞していると植替え適期を逃してしまうので、樹勢維持のためにも7~8分咲きくらいで花ガラを摘むようにしましょう。

花が咲く頃にはすでに葉もしっかり展開しているので、根を切る際は枝葉も相当整理して、地下部の水の吸い上げと地上部の蒸散量のバランスを取らなければいけません。

花付きを良くする工夫―太根は残して締めて植え付ける

根の張りは旺盛ですが、強く切り込むと花付きが悪くなり、樹勢もかなり落としてしまうので要注意。

マメ科の樹種に共通して言えることですが、特に太い根は吸い上げに大きく影響しているのでむやみに切り詰めるようなことはしないで、できるだけ生きている白い根や細根を多く残すようにしましょう。

植替え頻度は3~4年に1度で充分。根の生長は早いのですが、頻繁に植替えると根が勢いよく伸びて花付きが悪くなるので注意してください。

花芽を付けさせるためには根の生長を抑え枝を徒長させないほうがいいので、鉢もあまり緩めない方がよいでしょう。長い根は無理に切らずに残してありますから、グルグルまいて鉢に押し込んでやってください。

フジの場合、根詰りで心配なのは水切れ(通常の灌水では中まで水が通らない)ですが、フジは過水にしても根腐れを起こさないので、そのような意味でも腰水管理をお勧めします。

用土は花付きをよくするために荒木田土で固く植え付ける方法が知られていますが、鉢を締めていれば赤玉単用で充分です。

鉢は、花姿とのバランスを取る意味でもやや深めの鉢を選びましょう。ゴロ土を敷くと根が余計に走ってしまうので、基本用土だけで植え付けるようにしてください。

芽摘み(5月~6月)

フジの場合の芽摘みは主にツルを切ることで、時期的には花後の剪定と重なります。

フジの花芽は早いものでは6月~7月中旬頃に分化するので、芽摘みや剪定は花後の6月上旬頃までに終わらせ、夏以降に伸びる枝は残すようにしてください。

芽摘みの基本フォームは、新芽が伸びて本葉が4~5枚ほどに伸びてきたら1~2芽または2~3芽残して摘みます。

花の付け根に葉芽があるので葉芽を残して花柄を切り取ります

フジは葉がついていない枝元にも芽がついているので、枝元の芽も数にいれて短く切り詰めます。花が咲いた元の部分にも葉芽がついていますから、観賞が終わったら葉芽を残して花がらを取っておきましょう。

フジの葉は、羽状の小葉が互生に付く性質(奇数羽状複葉)で、勢いのある長い蔓には20枚近い小葉を付けます。

このような伸びる蔓(徒長枝)には花はつかず、伸長生長に力をとられて姿が崩れてしまうので、強くのびるものは摘んで節の短い小枝を充実させるようにしましょう。

ただし、伸びるからとやたらに摘むと周りの枝が伸び出してしまうこともあります。花を期待しない養成木ならどんどん摘んでいいのですが、鑑賞段階のものは樹勢の調節も考えた芽摘みが必要になります。

短枝も十分で、蔓が1~2本という状態の場合は、敢えて蔓を犠牲枝として残すか、邪魔になるなら先端だけ摘んで、力の分散を抑えておきましょう。

夏を過ぎれば花芽も確定して伸長生長も落ち着きますから、必要な所まで切り戻しておいてください。

フジの芽摘み

フジの芽摘み:伸びる蔓は節間が間延びしないうちに2~3節で摘む。元にも芽があるのでそこから数えます

樹形を変えたくない場合は芽元の1節を残して切ることもできますが、この場合は枝数は増えませんから注意してください。

なかにはあまり伸びない枝もありますから、6月頃まで待って伸びが完全に止まるようならそのままにします。この段階で樹形を乱すようなら、必要なだけ残して先端を摘めておいてください。

養成木の場合、太らせるために伸ばしたい枝でも、間延びさせてしまうとその間の枝ができず、結局使えない枝になってしまうので芽摘みは欠かせない作業です。一気に伸さず適宜摘んで、「今年はここまで、来年はここまで」という風に徐々に枝を作るようにしたほうが枝数も増え、コケ順も自然になります。

フジは落葉後の姿はあまり見られたものではないと言われますが、古くなれば幹肌も荒れてきますから、夏のうちにしっかり芽摘みをしていれば枝も充実し、冬の姿も愉しめると思います。

剪定(11月~3月)

整枝のための剪定は休眠に入る晩秋~芽出し前に行います。

夏の間に芽摘みや枝の整理ができているものは、冬の剪定はほとんど必要ありませんが、樹形を乱す不要な枝や間伸びした枝があれば整理してください。

太枝の剪定も安心してできますが、切り口から灼け込むことがあるので必ず癒合材を塗っておきましょう。

芽出し前には花芽と葉芽の区別もはっきり分かるので、花芽を残して不要な枝や伸びすぎた枝を整理して観賞に備えてください。

針金かけ(7月~8月上旬)

フジのようなツル物樹種は、人工的な整枝をしなくても自然に姿が出来てしまうので、針金掛けはあまり必要ないのですが、若木のうちの幹模様のしつけや、枝向きの矯正なら7月~8月上旬頃が適期です。

盛んに伸長成長をしていた枝は、土用を過ぎると固まる時期なので効きもよくなります。

若い枝は曲げやすいのですが、太枝を曲げる場合は引っ張りや枝吊りも合わせて行うと無理がありません。

できるだけ樹の流れや花姿を意識した矯正を心がけてください。

5.関連ページ

フジ(藤)の魅力

フジは温暖な地域の日当たりのいい肥沃な湿地に自生が多く、長く伸びる地上部と同じく根も相当に長く地中を這う性質があります。その根は空気を多く含む構造を持っていて、……

コメント

こまめ さん 2017年04月04日21時16分
初めまして。
キミさんのサイトは、わかりやすくて楽しさが伝わってきますので愛読させて頂いております。
最近ヤマフジ盆栽を購入したのですが、フジ盆栽を初めて育てますのでご質問させてください。

①ノダフジとヤマフジは育て方が同じでしょうか?
②植え替え用土の配合を詳しく知りたいです。
③植え替え時、根を切らない方が良いと言われていますが、全く切ってはいけないのでしょうか?(植え替え時、同じ鉢を使用したいのですが、根を切らないので次は大きめの鉢に変えなければいけない??)
④フジ盆栽に合っている固形肥料と液肥のメーカーを知りたいです。

長々と申し訳ありません。
お答え出来る範囲で結構ですので宜しくお願い致します。
きみ さん 2017年04月04日22時29分
こまめさん
初めまして、コメントありがとうございます

①2つとも好日性の比較的暖かい山地や林に自生している植物なので、育て方は同じでいいと思います。
②土は赤玉単用でも育ちますが、詳しい配合はこちらに明記して降ります。
https://bonsai.shinto-kimiko.com/kiso/tuchi.htm
③直根が伸びやすいので、これを切ると枯れることがよくあります。芽出し前だったら多少無理をしても回復しますが、あまり短く切りつめては駄目です。本来は出来るだけ根を巻き込んで収めるのがよいです。根をよく見て、分岐があればその先で切ることは出来ます。
④こちらも詳しくは他のページに書いています。
https://bonsai.shinto-kimiko.com/kanri/sehi/sehi_hanamono.htm
このページの「樹種別の施肥(花物類)」の箇所を読んでみてください。

また分からないことがあったら、教えてください<(_ _)>
為房寛治 さん 2018年05月27日09時00分
どうかよろしくお願いします。白長フジの盆栽を育てています。去年花が咲きました。
花後葉っぱを4枚ほど残して豆が付かないように切りました。今現在わ新芽も伸びて
これからも楽しみです、いまのところ葉芽になるか花芽になるかわかりませんが、日当たりをよくするために、日当たりをよくするため上部の葉っぱをカットして、少しでも太陽
当たるようにしています。水わ乾いたらやるようにしています・以上です。
  
  何かアドバイスがあればよろしくお願いします。失礼します。
きみ さん 2018年05月27日09時58分
為房寛治さん
こんにちは。
フジは季節感があっていいですね。
管理は問題ないと思いますが水切れさせたら大変なので、これからは腰水でもいいかもしれません。
日よけの準備もしておいたほうがいいですよ
為房寛治 さん 2018年05月27日13時14分
為房です、早速のコメント有難うございます。腰水は夏はどのくらいつければよいですか。初めての者でよろしくお願いします。それからもう1件ですが、庭に野田フジを、
植えてますが、去年は花が咲きましたが今年花が咲かないのわ、蔓とか葉っぱが伸び
過ぎて、日が当たらなかったせいでしょうか。今年わ春の剪定で小枝がたくさん出来、上の葉っぱを短くし、太陽が当たるようにしました。そして花芽に変る蕾みがたくさんありますが、それわ花芽文化時期まで待てばいいでしょうか。詳しいアドバイス
  よろしくお願いします。でわ失礼します。
きみ さん 2018年05月27日13時35分
為房寛治 さん
腰水は朝浸った状態の水が夕方にはほとんど無くなっているくらいの量です。


あと花芽は伸びる蔓にはつきませんから強くのびるのは間延びするまえに芽摘みをしておきます。花芽形成は6月ぐらいなのでそれ以降はやたらに剪定しないほうがいいと思います。

「そして花芽に変る蕾みがたくさんありますが、それわ花芽文化時期まで待てばいいでしょうか。」→花芽あるということですよね?花芽分化までまつとはどういう意味でしょうか
為房寛治 さん 2018年05月27日14時51分
お世話になります。例の花芽分化時期とわ、6月から8月の期間のことですよね。
こ間に蕾の状態から花芽に代わることでしょうか。私もネットでいろいろ勉強中
なもので、今後とも色々フジ花に関するアドバイスを教えてください。ーーー
今わ新芽の伸びが勢いが良いですね。お忙しいところ有難うございました。
為房寛治 さん 2018年05月28日08時18分
おはようございます。為房です。たびたび詳しいアドバイス有難うございます。
5月27日の件ですが、フジの蕾がたくさんあるといいましたが、花芽わ今から
付くわけ話ないですね。花芽の付く頃の7月頃まで楽しみに待つことにします。
 大変失礼しました。--今後ともよろしくお願いします。
きみ さん 2018年05月29日12時59分
為房寛治さん
お返事が遅くなってしまいすみません。
為房さんのおっしゃる蕾というのは芽の事だったんですね。芽には花芽と葉芽があり、花芽が膨らんで蕾になります。
花芽が分かるようになるのは秋頃なので、分化期ではまだはっきりわかりません。
これからは伸びる枝以外の剪定を控えてくださいね
為房寛治 さん 2018年06月01日16時49分
為房です。ご返事が遅くなってすみません。アドバイス有難うございました。花の
分化期まで、剪定しないように花芽の付くのお楽しみにしたいと思います。ほんとに
有難うございました。
          
 今後ともよろしくお願いします。  失礼します。
為房です。 さん 2018年06月06日16時39分
為房です。たびたびお世話になります。シロナガフジの盆栽の件でお尋ねしたいんですが、蕾の上に新芽が伸びていて、その蕾が日に当たらないようであれば、新芽と葉っぱ
も選定していいでしょうか。
それから、庭フジを植えておりますが、つると葉っぱが伸びてまして、その蕾に日が
当たらないので、今6月であれば軽く選定してもよいでしょうか。以上の件
アドバイスをよろしくお願いします。それでわこれにて失礼します。
きみ さん 2018年06月06日18時17分
為房さん
蕾=芽の事と理解してお返事しますね。
長く伸びる蔓には花芽つきませんので、2~3節ほどのこして先を切ってください。
いまくいけば残した葉腋から短枝が伸びて翌年の花芽がつきます。
ただし小品盆栽での話なので、庭木なら4~5節でもいいと思います。
採光をよくしたい場合、枝先だけ軽く剪定してもあまり意味がないので、枝が込んでいれば不要な枝は元から間引きます。
これは6月までの作業です。
為房です さん 2018年06月06日19時24分
アドバイス大変参考になりました。今後念を入れて、剪定をしたいと思います。
ほんとに有難うございました。でわ失礼します。
為房です。 さん 2018年07月05日14時21分
今日は、たびたびお世話になります。フジの狂い咲きの事でおたずねいたします。
くるい咲きわだいたい7月の半ばころでしょうか。それとも下旬ころでしょうか
楽しみにも、しているのでアドバイスの程よろしくお願いします。
フジの事に関して他のアドバイスがあれば何でも結構です。よろしくお願いします。
    それでわ失礼します。
きみ さん 2018年07月05日14時44分
為房さん
こんにちは、ご訪問ありがとうございます。
すみませんが、フジの狂い咲きについてよく知りません。狂い咲きというのは、季節外れに花が咲くことをいいますが、何かが原因で植物に異常がでて、自分が枯れる前になんとか子孫を残そうとする現象だと聞きました。
本来咲くはずのない時期にいくつも花が咲いたり、花芽しか出ないようになれば枯れる前兆と捉えると、狂い咲きはしないに越したことないと思います。
為房です。 さん 2018年08月01日08時37分
今日わ為房です、お世話になります。庭フジも、盆栽フジもお彼岸ころにリン酸を
含んだ肥料をやればよいでしょうか。そして花芽が付く秋ごろ待てばよいでしょうか。
そしてフジの狂い咲きわ。今わないですが、狂い咲きわ気にしなくてもよいですか。
アドバイスお願いします。
きみ さん 2018年08月03日22時43分
為房さん
肥料は夏は控えます与えるなら規定より薄めた液肥で充分です。
チッ素が多いものは花付きに影響するので花物用のプロミックを試してもいいと思います。使いやすいですよ。
狂い咲きは普通ない現象ですから、今はないならなにも問題ないと思います。
為房寛治 さん 2018年08月08日13時04分
こんにちわ為房です。ご返事が大変遅くなり申し訳ありません。早速
プロミックを試してみます。アドバイスを有難うございました
                          失礼します。
洋司 さん 2018年08月27日14時48分
きみさん

ご無沙汰しております。
また、1点お教えください。

藤の盆栽なんですが、最近下の枝先の葉が枯れたような色になり、少しづつ散っています。

これは、正常な落葉なのでしょうか?

落葉には少し早い気がしますが、この藤は4月初めに開花したので、それを考えるとこのくらいなのかなぁと思ってしまいます。

アドバイスをお願いいたします。
きみ さん 2018年08月28日15時09分
洋司 さん
葉が部分的に枯れる原因はいろいろあると思いますが、水切れさせるとこういう状態になります。心当たりはないでしょうか。
猛暑が続きますし、特に藤は水が好きなので、しっかり水やりしてあげてください。
洋司 さん 2018年08月28日16時20分
きみさん

早速のアドバイスありがとうございます。

水切れの可能性が大きいのですね。
水は、朝と夕方にたっぷりとやっているのですが、
この鉢は、水はけが悪いので鉢底までたっぷりと
水がいかなかったのかもしれないですね。

暑さもマシになってきていますが、当面『腰水』を
してやった方が良いのでしょうか?
取り敢えず腰水をやってみます。

またアドバイスをよろしくお願いいたします。
きみ さん 2018年08月28日16時26分
洋司 さん
藤は植え替えを何年もしていないと今の様な状態になってしまいますからね
来年は植え替えしてあげてください。
腰水管理もいいですが、夕方には水が乾いているような状態がいいです
いつまでもヒタヒタだと逆に根腐れしてしまいます。
日陰しばらく管理したほうが良さそうです。
洋司 さん 2018年08月28日16時34分
きみさん

追加で教えて下さい。

今の状況で肥料(活力剤等)はあげるべきでは
ないのでしょうか?

弱っているときに肥料はやっぱりダメですかねぇ?

素人の質問で申し訳ないですが、よろしくお願い
いたします。
きみ さん 2018年08月28日18時44分
洋司 さん
肥料は「くれない害」より「くれる害」の方が大きいです。弱って入る樹はもちろんですが猛暑の頃は植物も生長が止まります。根の活動も低下するので多肥による害が出やすく、無理に施肥する必要ありません。
葉に薄めたメネデールやハイポネックスを散布するのはいいと思います。まじない程度と聞いていますが効果はあるように思います。
洋司 さん 2018年08月28日23時37分
きみさん

ありがとうございます。
良く分かりました。

当面。日陰で腰水をして様子を見るようにします。
肥料は、くれない害よりくれる害の方が大きい!
なるほど、理解いたしました。

お忙しい中アドバイスありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。
関根 さん 2018年09月24日13時47分
こんにちは。関根と申します 初めましてすいません突然の質問お許しください

今年の6月ごろに 小ぶりのフジの花の鉢植えを購入しました
夏に出かけた為 水やりが出来ず葉が枯れていましたが どうにか持ち直して
蔓が伸びてきています この蔓の手入れと鉢替えをどうしたら良いのかが判りません
お忙しい所すいませんが教えて頂けると有り難いのですが宜しくお願いします 
きみ さん 2018年09月25日17時47分
関根 さん
お写真もありがとうございます。持ち直してよかったですね。
長く伸びた蔓は今、1~2節のところで短く剪定してくださいね。
植え替えは、春の芽出し前です。2月下旬~3月頃かな。マメ科の樹なので、強い根処理すると枯れることがあります。新しい根は出来るだけそのままに、整理できそうな古い根だけを切ってくださいね。細根が出ている部分はその分岐の先で強い根の方を切ります。そうでないものは出来るだけきらずにクルクルと巻き込むように根に収めてください。
ナガタ さん 2019年03月21日17時12分
キミさんこんにちは。
園芸店で、一才藤というものが売っていたので買ってみました。ネットで見るような盆栽に仕立てられればいいのですが(^^;
とりあえず、まだ殆どの芽がまだ膨らんでなさそうなので、自分なりに剪定してみました。切り口にはカットパスターを塗っときましたが、こんな感じで大丈夫でしょうか?何かアドバイスあればお願いします。
きみ さん 2019年03月21日20時53分
ナガタ さん
いいとおもいます^^
盆栽としては、一の枝からの距離が遠いし真っ直ぐなのでどうかなと思いますが、鉢植えとして楽しんでいいと思います。
あまりミニで作りにくい樹です。
花を毎年楽しめる好樹だと思います。
ヒロ さん 2019年04月26日12時45分
はじめまして、ヒロと申します。
去年、実家に放置されていた藤の実を撒いた所、発芽をしてくれたので、盆栽にチャレンジしてみようと思い色々調べていた最中こちらに辿り着きました。

発芽した藤についてお伺いしたいのですが、ツル性の植物、と言うイメージから支柱が必要なのかと考えているのですが、どのように立てたら良いものか、あまり情報が見当たらず行き詰まってしまっております。
また、最初の剪定もどの位のタイミングで、どの様に行っていいものか検討が付けられず…。
仕立て方としては立木仕立て、という樹形に挑戦をしてみたいと考えております。
どうか、ご助言頂けますでしょうか。。。
きみ さん 2019年04月26日17時26分
ヒロ さんへ
実生をやったことないので詳しくないですが、他の樹種なら枝を伸ばすと幹も太るのですが蔓性のものは蔓を伸ばしたところで幹が太るわけでもない(チリメンもそうです)ので、出た蔓は短く切りながら、水と肥料を切らさないことです。
写真がないのでわからないですが、まだ若い芽でしょうから割り箸か何かで最初のうちは支えを作って、一年はそのままにするか、蔓が伸びたら切ってください。
そのくらいしかアドバイスできませんが、太幹の藤は枝継ぎで作られていて立派ですが、挿木や根伏せも面白いものができますし、実生は貴重です。
実生は根元がよく太るので、掘り出してみて直根があったら詰めておくといいと思います。
丈夫なので長く育てていくうちに段々と分かることもあります。
ヒロ さん 2019年04月29日17時27分
お返事遅くなってしまい、申し訳ございません。
早速のご返答ありがとうございます!

ご助言、とても参考になります。
支えの割り箸、早速立ててみました!
丈夫との事ですので、愛を持ちつつ、色々トライしてみようと思います。
また行き詰まった際にはぜひお力添え頂ければ幸いです!
みえ さん 2021年03月25日20時10分
きみさん、

こんばんは、桜でお世話になりましたみえです。

実はずっと欲しかった「一才藤」を本日ゲットしました。

何せ全く初めてなので、きみさんに教えて頂きたいのですが、プラ鉢に入っていてあまりきれいじゃなかったので、鉢も一緒に購入しましたが、この状態で今、植え替えは可能でしょうか?
注意点や育て方で要注意点がありましたら、お教え頂けたら嬉しいです。

宜しくお願い致します。
きみ さん 2021年03月26日18時09分
みえ さんへ
お返事が遅くなり申し訳ありません。
植替えは花後の剪定と一緒に行ったらいいと思います。フジの場合は花前に植替えると花が萎縮してしまうことがあります。
根の生長が旺盛ですが、太い根をあまりバツバツ切ると樹勢が弱ります。若い根を残して、古い根から整理するくらいでいいと思います。根分かれがあればその上で切ってください。
近くこのページは書き直してよりいいものにしようと思います、フジの時期きますからね^^
みえ さん 2021年03月26日21時38分
きみさん、

ありがとうございます<m(__)m>

ではこのまま初めての一才藤を楽しみたいと思います!
また花後に剪定位置を教えて頂けたら嬉しいです。
みえ さん 2021年05月03日14時52分
桜でお世話になりました、みえです。

藤でも教えて頂きたく、どうぞ宜しくお願い致します<m(__)m>


初めての一才藤を楽しみ、花後の花柄だけを切りました。
開花の様子と現在の様子です。(1枚目)

花後の剪定は2節で全部の葉を切る感じで良いでしょうか?2節の数え方はこんな感じでしょうか?(2枚目)

まだ髭の様な蔓は出ていません。
それから枯れているような枝がぐるっと主幹に巻き付いているようですが、支えになっているようにも見えるので、枯れていてもこのまま残して良いのでしょうか?

植え替えもこの後にしてしまって良いですか?
またその場合桜の植え替えの時の様に「ヤシマストマイ」等で消毒はした方が良いでしょうか?

お手数をお掛け致しますが、宜しくお願い致します。
きみ さん 2021年05月04日07時36分
みえ さんへ

<<花後の剪定は2節で全部の葉を切る感じで良いでしょうか?2節の数え方はこんな感じでしょうか?(2枚目)

この切り方は剪定ではなく「葉切り」ですね。フジの葉は「複葉」といって、小さい葉っぱが羽状になったもので一枚です。
この樹は一才性でそもそもツルは伸びにくいので、基本的には芽摘みの必要はないと思います。
このあと何カ所かツルのように長く伸び来る枝もあると思いますが、それは葉を2~3枚残して切るといいです。

<<それから枯れているような枝がぐるっと主幹に巻き付いているようですが、支えになっているようにも見えるので、枯れていてもこのまま残して良いのでしょうか?

嫌味でなければそのままでいいと思います。

<<植え替えもこの後にしてしまって良いですか?

フジはそんなに頻繁に植替えなくてもいい樹です。ヘタに植替えると花付きが悪くなります。
植替えの適期は春の芽出し前なので、植替えるとしたら来年ですね。
花後の植替えは葉刈りも相当しないと行けないし、そうなると花芽ができなくなるのでやめた方がいいかなと思います。

<<またその場合桜の植え替えの時の様に「ヤシマストマイ」等で消毒はした方が良いでしょうか?

植替えの時に消毒をするのは、根頭癌腫病予防のためです。
フジもかからないことはないですが、特別消毒をする必要もないと思っています。
気になるなら、やっても害はないですよ。

※本ページは近日中に情報を更新する予定です。
 また分からないことがありましたら覗きにいらしてくださいね。
みえ さん 2021年05月04日13時04分
きみさん、

教えてくださり、ありがとうございます!

藤は初めてですので、全く分からずに不安でした。
園芸店でも「藤は絶対に大きくなっちゃうし、管理が難しいから桜にしたらどうですか?」と言われていたので、きみさんに教えて頂けて嬉しいです。

暫くこのままで様子を見て、長く伸びる蔓が出たら切るようにします。

いつもありがとうございます<m(__)m>
ゆめ さん 2021年06月13日20時26分
きみさん
深山カイドウと姫りんごではお世話になりました。
藤についてもご相談していいでしょうか?

①藤は日光が好きとのことですが夏もずっとひなたでいいでしょうか?
よく夏場は半日陰が良いと書かれてるので、他の子たち(松、紅葉、楓、桜、梅、皐月、木瓜、カイドウ、りんご、紅紫檀)は半日陰(葦簀の下)に置いてます。
(↑初心者のくせに一気に集めすぎました^^;)
②幹自体は40cmくらいなのですが葉っぱが茂って全体では60cmくらいあります。この時期は剪定は当面しないでいいのでしょうか?

この子も最近入手したばかりで他の子たちよりだいぶ大きく(他は皆30cm以下)どうしたらよいかわからず、アドバイスを頂ければ幸いです。
きみ さん 2021年06月14日10時08分
ゆめ さんへ
フジは夏の日差しに直にあてても葉焼けしないし、自然に生えているものは日照をもとめて周りの樹を伝ってどんどん上にいく樹です。
葉っぱが茂るので影になる根はそんなに暑くならず、ぜんぜん平気です。
ただ乾きやすいので、注意してくださいね^^

その樹は、大きいからといって今切ると、せっかく止まっている枝がまた伸び出して花の付きにくい徒長枝になりやすいです。
この枝は要らないとか、込み合っていて抜きたいとか、伸びすぎだから下の枝まで短くしようとか、そういう枝があれば切ってよいですが、生長期はだいたいこんな感じで葉幅を取るのでしょうがないところがあります。
ゆめ さん 2021年06月14日19時29分
きみさん
いろいろありがとうございます。
この子だけは真夏でも日光の下で育てます。
(他の子たちは皆半日陰でいいですよね?)
長くても今は切らないで見守っておきます。
きみ さん 2021年06月15日08時48分
ゆめ さんへ

マツ以外は、半日陰でもよいと思いますよ^^
ゆめ さん 2021年06月16日20時36分
きみさん
なるほど。松も強いんですね。
いろいろとアドバイス頂きありがとうございました。
また困ったらご相談に乗ってくださいませ。
ナオト さん 2022年02月20日11時03分
キミさん こんにちは
2019年に見ていただいた藤です。
去年取り木をしてこのようになっています。少しは盆栽らしくなったかなと、こっそり思っているところです。
緑の丸の枝は枯れが入っているので、裏にある青の丸の芽が育ったら、切り詰める予定です。
取り木をするために枝は下げてませんでした。樹形を整えるために針金をかけていますが、ここから枝を下げていくにはどのようにしていけばよいでしょうか?この木ならどう下げますか?教えてください。
去年取り木をして秋に鉢に植えたのですが、もう底から根が出てきています。今年は植え替えるつもりは無かったのですが、植え替えた方が良いのでしょうか?
よろしくお願いします。
きみ さん 2022年02月20日17時10分
ナオト さんへ

こんにちは(*^-^*)
取木、成功しましたね~さすがフジ!
枝を下げたいということなんですが、フジの枝は折れやすいですし、花姿を考えてもある程度の樹高が必要なので、無理に下げよう下げようとしないで、これから伸びてくる蔓を「ひっぱり」とかで下げるくらいにしておいてください。
どちらかに流したほうが、花が咲いた時に綺麗に観られると思います。

傾きを変えて懸崖風にもできますし。

植替えは、毎年やらないで大丈夫ですよ。そのサイズなら2~3年に1回でもいいかもしれません。根腐れしない樹種ですし、写真の感じなら問題ないです。あんまり堅くなると今度は植替えが大変になるので、私は2年に1回、軽めに切り込んでいますが、多少締めておいた方がが花付きもよくなります。

あと、針金は絶対にクロスしないこと!です
趣味ですから、うるさく言いたくないんですがこれだけはダメなんですよ。
見た目わるいだけじゃなく、これが喰い込むと吸い上げ線が分断されて負担になるし、力の加わり方が分散して針金かけの意味がなくなっています(曲がらないでしょう?)。
針金は曲げたい方向に巻く(左流れなら左巻き)ことで効果を発揮するので、これではどっちに曲げたいのか分からない状態です。
太さも足りてないみたいなので、太い針金を買うか、2~3重に巻いてください~
ナオト さん 2022年02月20日19時00分
キミさんこんばんは

いつもありがとうございます。
根詰まりを心配しましたが、安心しました。今年は植替えせずに様子を見たいと思います。

針金クロスは絶対ダメなんですね。今はまだ形を整えるつもりだけだったのでだいぶ緩めに巻いているのですが、アドバイスもいただいたので、巻き直して形を作っていこうと思います。
素人が一人だとこういう間違いに気づけないので、こういった指摘は本当にありがたいです。
ありがとうございました。
きんじろぅ さん 2022年04月30日15時24分
はじめまして。きんじろぅと申します。
盆栽を始めてまだ1年に満たないものですが、藤の実生に挑戦し、今年無事に発芽しました。
種をまとめて植えたので、4本ほど発芽して元気に芽が伸びてきたところでだいぶ鉢が込み合ってきたように感じます。
これからの成長に伴い、少し芽を剪定した方が良いのか、それぞれ別の鉢に移した方が良いのか、あるいは今のまましばらく見守っていた方が良いのかと迷っています。
お忙しいとは思いますが、アドバイス頂ければ幸いです。よろしくお願いします。
きみ さん 2022年05月02日10時13分
きんじろぅ さんへ

こんにちはコメントありがとうございます!
フジだけにブジ発芽してよかったですね

フジはこれから葉っぱがどんどん増えてこれよりかなり込み合ってきますので、できれば今の段階で別々にしたほうがよいだろうと思います。

この時太い直根があるようだったら、小根のあるところで切っておいた方が盆栽として育てる際に都合がいいです。

実生からですと、条件がよければだいたい5~6年で花が咲くものが多いです。
かなり太りが早いですから、太らせるまでは蔓は伸ばし気味にして、希望の太さになったら今度は蔓は切るようにしてください。
きんじろぅ さん 2022年05月02日23時31分
きみさん
質問への返信ありがとうございます。

葉の剪定より別々に植えた方が良いということで、さっそく引越し準備したいと思います。

植え替えの際、太い直根は切った方が良いとのことですが、ある程度育って花芽がつくようになった木は太い根は残した方が良くて、実生して今くらいの大きさであれば直根は切ってしまっても大丈夫ということでしょうか?(今の段階だとまだ土の中に元気玉が残っているから?)
重ね重ねの質問失礼しました。

フジゆう無く花が咲かせられるよう大事に育てていきたいものです…(。-人-。)
金児栄一 さん 2023年05月20日22時09分
キミさんユーチューブではよく拝見して勉強させて頂いています。盆栽歴25年になりますが仲間から、藤(樹齢)60年以上
但し本人病気療養の為3年〜4年手入れ無し、去年、今年と2年花は咲きませんでした。本人と話しが出来る状態では有りません。私も藤は初めてなのでまず植え替えの段階で戸惑っています。鉢は真っ二つに割れています、(今は針金でガッチリ縛ってあります)色々調べてみましたが植え替えは2~3月が適期になってます。今年の暑さでは5月の植え替えは無理でしょうか、鉢は根に負担が掛からないよう一回り緩めるつもりです。どうかよろしく御指導下さい。
愛称 ネコでお願いします。
きみ さん 2023年05月22日17時40分
ネコ さんへ

お返事が遅くなってしまって申し訳ありませんでした。
動画も観てくださっているということでありがとうございます!

盆栽25年以上となれば私のだい大先輩ですので、アドバイスできるとこもなさそうですが,,,

花が咲かなかったのは肥料の影響もありそうですが、鉢が割れているということなら植替えですね。
花後の植替えもできますし、緩めるということですから、時期的にもできると思います。
ただ緩め過ぎると若返ってしまうかもしれませんので、ちょっとだけですかね。
水もち重視ですので、土も小さめのもの(極小粒~細粒)を使うといいと思います。


樹齢60年の藤、さぞかし立派なものだろうと思います。
私はそこまで古い樹は到底もてませんが、丈夫な樹ですし水切れさえさせなければ枯らす方が難しいと思っています。
ネコ さん 2023年06月01日21時27分
ご指導頂きながらお返事遅くなり申し訳けありません。植え替えは終了しましたが根本が虫にやられ幹にも大分その影響が出ていましたので、ほうってもおけないのでワイヤーブラシで削って、松柏類なら舎利、藤の場合はサバですかね。この後ですが一ヶ月後に玉肥、半月毎にHB101で行きたいと思いますがどうでしょうか?グリーンキングもあります。それと一つ不思議なのは二年花も咲かなかったそうですが葉は青青していているわりには、蔓らしいものが全然見られません。やっぱり肥料、水不足だったんでしょうか。また活着後のご指導宜しくお願いします。今はキミさんと、ヒルマさん、籠池さんのミニ盆栽を繰り返し見ながら真柏で挑戦しています。今現在八鉢程出来ました。84歳の手習いです。ただ長野のではなかなか素材が手にはいりません。埼玉在住のキミさんが羨ましい。最後グチってしまいました。今後とも宜しくお願いします。
金児栄一 さん 2023年07月02日21時42分
ネコです過日はご指導有難う御座いました。おかげさまで5月の藤の古木無事活着し一回目の施肥も済みぼつぼつ半日陰に出してやろうとおもっています。今はクセのない4~5年ぐらいの直幹の真柏を求めミニ盆栽、マメ盆栽に挑戦しています。キミさん、籠池さん、ひるまさん、のYouTubeを頭にいれ思い出し、時には畳み込む時、ポキポキ音をたてますがヒルまず挑んでいます。本題ですがまた藤の古木の植え替えを依頼されたのが、今年の暑さは長野市も異常です(7月1日-31度)お断りした方がいいでしょうか、因みに今年は花は咲かなかったそうです。それと落とした枝で挿し木もしてほしいとのことですが、この二点御明快な御回答お待ちしております。 以下宜しくお願いします。
きみ さん 2023年07月03日08時07分
金児栄一さんへ

フジの調子がよくなってよかったですね^^
そして動画の応援もありがとうございます

フジの古木の植え替えをなさるなら、秋までまったほうがいいかと思います。今は葉もありますし、元気のいいものは7月にもうひと伸びしてきますから、水を吸う根を弄ると萎れてしまうかもしれないです。
今やるリスクの方が大きいように思います。

挿し木や取木は簡単です。
この時も、葉量を減らすことわすれないようにしてくださいね。
水分が多いですし、梅雨時期からの高温多湿では雑菌の繁殖が挿し穂をだめにしてしまうことがあります。発根剤は必須ではないですが、トップジンMペーストやベンレートなどの殺菌剤を切り口に塗ってから挿し木しておくといいかもしれません。
金児栄一 さん 2023年07月03日21時07分
ネコですさっそくの御回答有難う御座いました。依頼主と話し合い植え替えは9月下旬か10月初旬にと言う事で、挿し木だけする事にして、今年の青軸枝と一二年の枝を六本、枝のつけねから葉を8枚ぐらい残して切り切り口をべンレートで消毒(コレはキミさんの回答を参考にさせて戴きました目から鱗です)ルートンを付け、赤玉の極小に差してみました。だいたい何ヶ月ぐらいで根が出てきますかね?それと挿し床も腰水にした方が良いのでしょうか、腰水にする場合最大何日と言うか何ヶ月ぐらいつけっぱなしでも良いものですか。楽しみと不安ですが毎日水?くれに生出します。
きみ さん 2023年07月04日17時11分
金児栄一 さんへ

発根は正確には言えませんが成功すれば秋までには張るのではないかと思います。
あまり挿し穂を欲張って大きいものを挿すとしおれやすいですから、現在進行形で動いている頂芽があれば詰めておき、葉量も適度に減らしてくださいね


挿し床は腰水できるのでしたらやったほうがいいかもしれませんが、水切れないように管理できれば普通の挿木の要領でも大丈夫です。
私は個別に硬質ミニプラポットに挿し木しますが、大きい挿し穂よりも小さく充実した芽を挿した方がつきました。大きい(太い)枝は取木の方がいいでしょうね

何事も経験愉しみながら頑張ってください^^
金児栄一 さん 2023年07月08日20時59分
何時もご指導有難う御座います。私の処は以外と真柏の挿し木の確率が低くて、その原因をキミさんのYouTubeで拝見した、挿し木前の小刀を研ぐとか、切り口を消毒するとか、私はしてませんでした 。メネデール液に2〜3時間つけルートンで、用土は赤玉の細粒を使用しています。ただメネデール液を最初に作ってから同じ液を二ヶ月近く使用していました、空ける時少し色が変色してました。これらが原因ですね! 本題です、キミさんの処では真柏の挿し木して3~4年のまだクセの付いていない直幹の勿論ポット入りで結構です。譲っていたたけないでしょうか長野市近辺には盆栽店はありますが、完成品はありますが此方の希望する幼木は殆んど手に入りません。埼玉の盆栽町辺りに(祭り)一度行ってみたいと思いますが、女房も娘も、免許証返納の年齢(84才)になって何言ってるの、それよりぼつぼつ数を減らす事を考えたらと逆襲されてしまう始末。ヤフーオークションとか出来れば良いのですが全くそちらの方はオンチでただ見るだけです。
金児栄一 さん 2023年07月08日21時13分
スイマセンくどくなって、もう今の暑さでは真柏の挿し木は無理でしょうね。もし良ければだけど糸魚川真柏の枝(庭木)を、好きなだけ切って行って良いと言う奇特な人がいるものでから。
きみ さん 2023年07月10日11時47分
金児栄一さんへ

お返事おくれてすみませんでした。
シンパクのまっすぐの挿し木素材は自分でつくりたい分しかやっていなくて、お譲りするほどもっていないのです...申しわけありません。

ちょっと曲げられたような素材はあるけど、真っ直ぐの素材って意外とないのですよね。
シンパク素材を通販で取り扱っている盆栽園もありますから、問い合わせてみるものいいかもしれません。

私は秋本園芸(埼玉県川口市)さんでまとめて買ったことがあります。
https://afleadjapan.wixsite.com/akimoto-engei



挿し木はシンパクはつきやすいので、綺麗に切って動かないようにして挿していけば発根剤なしでも付くと思いますよ。親木があれば量産できていいですね
金児栄一 さん 2023年07月10日21時14分
真柏の件御無理言って申し訳有りませんでした。良くわかりました。再々の質問で申し訳ありません真柏の挿し木の件ですが
例年なら、7月も適期かと思おれますが、今年の暑さは異常です 今年は挿し木にはどうなんでしょう、?又秋は挿し木に向いた適期と言えるのでしょうか。スイマセンいつも25年もやっていながら、挿し木はまだやっと去年から初めた若葉?マークなものですから今後とも宜しくお願いします。をへ
きみ さん 2023年07月11日18時28分
金児栄一 さんへ

シンパクの挿し木はいつでもできると思いますが、夏挿しするのであれば半日陰管理(なんでもですが)で翌春には根っこが数本伸びている感じだと思います。

枝がたくさんあると萎れてしまうので、1/3くらいは葉を減らし、大きくても10~12cmくらいの長さに挿し穂に調整したほうがいいかと思います。
下枝や芽摘みで葉が詰まったような枝よりも、徒長枝を挿したほうが伸び(太り)もいいですし、いい素材になると思います。


わたしは剪定した枝で挿し木によさそうなものがあれば、春~冬いつでも挿し木していて、どれもつきますので、案ずるよりなんとかで、チャレンジチャレンジでどんどんやってみるといいかと思いますよ。

ただし、挿木用に販売されている市販の用土には、鹿沼細粒やピートモスなど酸性よりのものが入っていて、酸性土壌を嫌うシンパクだと根付いても芽が伸びてこないので、赤玉メインの用土を使ったほうがいいと思います。
金児栄一 さん 2023年07月11日21時27分
有難う御座居ました。あす明日にでも早速挿し木してみます。
木が好きですねん さん 2024年04月09日15時09分
こんにちは。
いつも きみさんのサイトやYoutubeで勉強させてもらっています。
本日は、我が家の藤についてアドバイスおねがいします。
数年(10年くらいになるかなぁ)前に、通販で購入した一才藤ですが
①花がたくさん付いてますが、いつもはその翌年には花が少なくなるか咲きません。
どう対応したらうまくいくでしょうか?
※写真も花芽を三分の一ほど落とした結果です。
②花が見たくて植え替え適期?を逃してしまいました。
何年も植え替えてなくて、用土の表面にも根が見え隠れしてきてます。
今年こそ植え替えしたいのですが、タイミングと注意点を教えてほしいです。
ちなみに今の鉢は7か8号くらいの大きさで、この鉢のままで行きたいのです…。
また添付画像をご覧になって、他にもアドバイスありましたら是非頂戴したいです。

どうかよろしくお願いします!!
きみ さん 2024年04月17日09時59分
木が好きですねん さんへ

お返事おくれてすみませんでした
藤は多少根詰まり状態のほうが花がさきますが、毎年たくさん花を咲かせるには体力を消耗してしまうものです。

公園の藤棚にも裏年があり、去年はたくさん咲いたけど今年は全然さいていないね?ということありますよね?
樹がそうしているので、そんなものだと思います。

肥料がしっかり効いているかも関係していると思います。

植替えはさずがにそろそろやらないと、今後は鉢が割れるかもしれません。水も通らなくなるので今年の秋か来年の春に植替えしてください。

結構鉢が大きく難儀ですね。
ひさしぶりの植替えなので少し大がかりになると思うので、適期はまもったほうが安心と思います。