キミの盆栽びより > 管理の基本 > 水やり(灌水)の基本 > 花物類の灌水
花物類は一般に水切れに弱い樹種です。
水切れを起こすと春の成長や夏の開花に影響しますので、注意が必要となります。
とくに気をつけなければいけないのが、冬の乾燥期の水切れです。
逆に過湿になると根が凍り、木が弱ってしまって春に蕾がつかなくなってしまいます。
夏になると、花をつけさせることを念頭においてこの時期に成長を抑えるという管理が必要になります。
一般的には1回の灌水量を少なくしたり、灌水量を少なくする方法がとられます。
午前中のうちにたっぷり灌水しておき、午後からは用土の乾き具合をみて灌水量を調節してください。
樹 種 | 灌 水 量 |
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サツキ | 夏に灌水を抑えて樹勢を調節します。
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ウメ | 土が乾いたら灌水、夏は控えめにして花芽をつけさせるようにします。
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サクラ | 土が乾いたら灌水するように。
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ボケ | 水を好むので水切れを起こさないよう十分な灌水を。
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カイドウ | 夏場と開花中の灌水をしっかり行います。
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オウバイ | 水切れに弱いので早め早めの灌水を。
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ツツジ | 樹勢を抑えるために控えめの灌水を。
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フジ | 普通の葉物類への灌水よりは控えめにします。
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ザクロ | 樹勢を抑えるために控えめの灌水を。
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