石斛(セッコク)の魅力

投稿日:2017/05/10 更新日:2020/06/27

石斛(達磨)

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石斛(セッコク)はラン科セッコク属の落葉性多年草。別名を長生蘭(ちょうせいらん)。

中国では昔から漢方薬にもされることから、記紀神話の中では医療神の少彦名命(すくなひこなのみこと)の名前にちなんで「少彦薬根(すくなひこなのくすね)」という古名も持っています。

日本では岩手県以南から四国、九州の山林の岩上や大木に着生する着生植物で、節のある茎が特徴。各節からでる葉は細い楕円形で厚みがありやや艶があります。

達磨石斛

達磨石斛

品種が多く花の色や形もたくさんあり、石鎚達磨や姫達磨など茎が丸っこく小型のものや、葉にねじれのあるもの、斑入り種などがあります。また、同じラン科にはマメヅタラン属のムギランやミヤマムギランがあり、山野草として流通しています。

新しく伸びた茎の根元から根が伸びて新しい個体が増えていくので、これを取って小さい鉢に植え付けることで増やすことができます。

小さい鉢に入れているうちは花は咲きにくいですが、5月頃に淡いピンクや黄色、白色の可憐なランの花を咲かせます。

江戸時代から愛されてきた古典園芸植物の1つですが、本種や近似種は乱獲の被害で減少が激しく、自生している個体をほとんど見ることができなくなりました。

オキナワセッコクやキバナノセッコクは絶滅危惧IB類(EN)に指定されていて、現在では人工繁殖させた個体のみの販売が許されています。

石斛の育て方

石斛のような着生植物は、過湿を嫌う性格なので、自生の姿を考えて石付や流木に着生させて培養すると元気に育ちます。

置き場所は明るい日陰~半日陰。夏は蒸れて溶けてしまうことがあるので、涼しく風通しのいい場所を確保してあげましょう。

冬は落葉して水分を失ったようになりますが、霜や乾燥した風に当てないようにすれば問題なく越冬します。

小鉢で管理する場合は過水に注意し、代わりに葉水を多く与えるようにしてください。

肥料は特別に必要ありませんが、葉水にごく薄めた液肥(ハイポネックス等)を混ぜて与えると葉色も艶もよく元気に育ちます。

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