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シデ(四手)、ソロの魅力

シデはカバノキ科の落葉高木で、日本の山野の川沿いや雑木林などに自生する欅(ケヤキ)に似た木です。

シデ「四手」とは神社の玉串や注連縄に付ける紙で作った飾りのことで、果実につく葉状の果苞の形が似ていることからその名前が付けられました。

盆栽ではアカシデが多く作られていて、別名をソロ(ソロノキ)といいます。

同属にイヌシデやイワシデ(朝鮮ソロ・コシデ)、クマシデ(カナシデ)などがあり、これらのシデ類を総称してソロと呼ぶこともあります。

花期は4月~5月で葉をまとったミノムシのような特徴的な花が垂れ下がり、8月~9月に熟します。

小さめの鉢に入れ根詰まりさせると花芽を持ちやすいですが、小さいうちから花を良く付ける一才カナシデも人気です。

紅葉はもちろんですが、春の芽出しもよく、また変わった花や果実を楽しむことができるところがシデの魅力です。

シデの特徴

シデの葉

アカシデの果苞

カナシデの葉

シデの葉は先の尖った卵形をしていて、縁は二重の鋸歯になっています。

小葉で、側脈は平行に伸びています。

秋には淡黄色に色付き綺麗です。

中でもアカシデの新芽は「赤芽のソロ」と呼ばれるように淡赤色をしていて美しいです。

シデの花

花期は4月~5月頃。

緑の葉のように見える雌花は緑の葉を綴ったミノムシのように垂れ下がり、果苞で風に揺れる姿が見られます。

受粉するとこの中に種子ができ、8月~9月頃に熟します。

シデの繁殖法

挿木や取木の他、秋に種を採取して蒔くと実生苗をつくることができます。

シデの主な樹形

カナシデ

カナシデの小品盆栽

苗木のうちから幹模様を作っておけば、いろんな樹形に仕立てることができます。

直幹や斜幹、双幹、模様木、株立ち、石付きのほか寄せ植えにして眺めるのもよいです。

枝が徒長しやすいので、5月~9月に勢いよく伸びる徒長枝は整理し、細やかで優しい枝作りにしてください。

シデの日頃の管理

置き場所

日当たりと風通しのいい場所に置きます。

夏は西日を避けて葉焼けを防ぎ、冬は保護が必要になります。

用土

赤玉土を単用します。

灌水

根が細く弱いので、水切れしないように気を付けてください。

春は1日1~2回、夏場は1日2~3回、冬は2~3日に1回を目安としてください。

夏の間は夕方の葉水も樹勢維持に効果的です。

肥料

4月~6月と、9月~10月の間に油かすなどの固形肥料を月1回与えます。

多肥になると枝は間延びして樹形が乱れるので気を付けてください。

病気・害虫

アブラムシやカイガラムシ、ハマキムシがつくことがあります。

梅雨時期はうどんこ病にかかりやすいので注意してください。

コメント

ベー次郎 さん 2020年11月14日16時13分
おはようございます。
朝鮮ソロは韓国の盆栽人なら必ず育てている木で、雑木盆栽を育てる定石だと知られています。
"ソサの木"と呼ばれていますが、小さなシデという意味です。
日本ではどんなに人気があるのか知りたいです。
きみ さん 2020年11月15日06時48分
ベー次郎 さんへ
古いままのページにお越し下さって恐縮です。
このページも早急に直していかないとダメですね。

日本ではカナシデ、イワシデ、クマシデなんかが盆栽にされます。
作りやすいのが良いところですよね、花が咲きやすい一才カナシデも結構あります。

雑木盆栽ならみなさんやはりモミジで、シデというのは盆栽をしていないと知らない人もおおいいたいです。入手し易いので経験のある人ならこちらでも必ず作っていると思います。