フジの剪定

本ページに記載の商品・サービスは広告を含むことがあります。

フジは蔓性なので、剪定と言えば徒長枝にあたる蔓を切ることが主な意味合いになります。

マメ科のフジは開花するとすぐ結実しますが、樹勢が弱るのでできるだけ果実は付けないほうがいいでしょう。

フジの種木の剪定

種木時代は樹形作りが剪定の目的の主なものになります。

蔓と長く伸ばしてから切り詰めると、節目の長いものになってしまいますから、出来るだけ短いうちに切り詰めて次に出る枝の間隔が短くなるようにするといいでしょう。

枝数を増やしたい時には2~3芽残して先を切ります。

早く花をみたい場合は、花付きのいい枝を3月頃に接木して作れば花を見ながら樹形作りを楽しむことができます。

フジの完成樹の剪定

春から伸びる蔓は2~3芽を残して切り取ります。徒長枝である蔓には花は咲きませんから、1芽残して剪定するのがいいです。

フジの花芽は6月頃にできますから、7月~8月以降に延びる枝は切らずに大切してください。

開花後は花房を切り取るか、できるだけ少ない数だけ残し、観賞後は早めに摘果してください。

秋以降になれば花芽が膨らんでくるので、花芽を残して残りの枝を整理します。

フジは前年に伸びた枝を切り戻しても芽が吹いてきますので、切り込んで全体の姿をすっきりさせておきます。

コメント

為房です さん 2018年09月08日14時03分
今日わ、いろいろと教えて頂いてありがとうございます。庭フジも、盆栽フジも、
6月頃から蔓がよくのびますが、葉の落葉後、剪定まで蔓わ伸ばしたままいいですか、
お尋ねします。どうかよろしくお願いします。でわ失礼します。
きみ さん 2018年09月08日14時54分
為房です さん
花をみたいならそろそろ花芽がわかる頃です。
丸みのある芽が花芽なので、花芽を残して伸びた枝を切るといいと思います。
短く切りすぎると二番芽が出てしまうので、軽くです。
画像がないのでどんな状態かわかりませんが、あまり伸びすぎている枝には花芽つきませんので、邪魔にならないように切ってもいいと思います。